日本の聖地

 パワースポットと呼ばれる場所はあちこちにありますが、有名なパワースポットにいざ行ってはみたものの、あまりパワフルさを感じなかったり、それほど惹かれなかったりすることもたまにあります。場所が放つエネルギーもそれぞれなので、その時の自分の波長によって、反応する場合としない場合があるのだと思います。ある人にとっては聖地であっても、別の人にとっては近づきたくない場所だったりもすることもあります。

 

 私が愛してやまないパワースポットは、千葉県浦安市にある、言わずと知れたあの有名テーマパークです。あの場所に行くと、毎回エネルギーをチャージされるような感じがします。不思議なのですが、あのテーマパークのゲートの中と外は、確実に波動が違うなといつも感じます。ゲートをくぐると、まるで魔法がかかったかのような高いエネルギーの場になり、帰る時にまたゲートをくぐって外に出ると、急にいつもの現実世界に戻るのです。

 

 中には様々なアトラクションがありますが、特に好きなのが『イッツ・ア・スモールワールド』です。私はあの場所を個人的に”心の洗車場”と呼んでいるのですが、入る度に、文字通り心が浄化されます。

 先日遊びに行った際、入口でスタッフの人がパンフレットを配っていました。それによると、『イッツ・ア・スモールワールド』は、今年で記念すべき50周年を迎えるのだそうです。誕生したのは、ディズニーワールドではなく、1964年に開幕したニューヨーク世界博覧会だったそうです。そこで多くの入場者を誇り、後々ロサンゼルスのディズニーランドに移設されたとのこと。そこでのとっても素敵なエピソードが載っていました。

 

 『セレモニーには世界中の子どもたちが招待され、それぞれの国の海や川から持ち寄られた水がアトラクションの水路に注がれたのです。』

 

 なんと粋な計らいでしょうか。ウォルト・ディズニー氏は、水の持つパワーを知っていたのだろうかと思いました。世界各地を流れ、その場所のエネルギーを吸収した水が、一か所に集められ、融合する・・あのアトラクションの究極のテーマにも繋がっています。『イッツ・ア・スモールワールド』の最後のシーンでは、世界中の子どもたちが純白(純粋・偏見のなさを意味する)の衣装に身を包み、手を取り合って楽しそうに遊んでいます。ウォルト・ディズニー氏が夢見た世界観なのでしょう。

 

いつも大きなメッセージを受け取って帰ってきます。