天使を呼ぶエッセンス

 先日、自分が何かに惹かれる感覚には意味があるという話をしましたが、アロマやフラワーエッセンスの世界でも、自分が「好き」と感じるものは自分が必要としているもの、という考え方があります。

 

 例えばアロマセラピーにおいて、数ある精油の中から自分が嗅いでみて「あ、これいいにおいだな」と感じるものがあったら、それはその時に心や体が必要としている成分が入っていたりするのです。クラリセージの精油は、ホルモンバランスを整えてくれる働きがあるので、生理不順やPMS、更年期障害等によく用いられます。クラリセージの香りは、生理前でホルモンバランスが乱れている女性が嗅ぐと”良い香り”と感じるのに、その時期が過ぎるとあまり良い香りと感じなくなる、ということがよくあります。

 

 またフラワーエッセンスでも、エッセンスが作られた花の写真をたくさん並べて、「自分が好きだと感じるお花はどれですか」という質問をすると、大抵その時の状態にぴったりの花を選びます(私自身、その時その時で”惹かれる”お花は異なります)。直観力の優れている子どもは、自分にとって必要な花を「パッと見」で選ぶので、いつも本当に驚かされます。

 

 私がいつも「良い香りだな~」とうっとりしてしまう、アロマの精油入りフラワーエッセンススプレーがあります。それは、アラスカンの"Calling All Angels"(天使の召喚)です。ラベンダーやカーネーション、ピンクグレープフルーツ、ローズオットーなどの精油に、アラスカのお花やジェム(鉱物)エッセンス等が入っています。このスプレーをお部屋にシュッシュして回ると、アロマの芳香とフラワーエッセンスの癒しの波動が部屋中に行き渡り、何とも言えない穏やかな、暖かい、守られているような空気になります。

 お客様がいらっしゃる前によくスプレーするのですが、部屋に入って来られた方が口ぐちに「この部屋に入ると癒される」とおっしゃってくださるのは、このスプレーのおかげもあるかもしれません。

 

*"Calling All Angels"は飲むタイプもあります。スプレーもエッセンスもサロンうぶすなでお取扱いがございますので、購入のみの方もお気軽にお問合せください^^

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「好き」という感覚が教えてくれること

 今でこそ、フラワーエッセンスやアロマといったハーブ療法にどっぷり浸っている私ですが、数年前までは正直に言うとハーブにほとんど興味がありませんでした。時々良い香りのするアロマを嗅いだりすると「あ、いい香りだな」と思うことはありましたが、自分であれこれ精油を揃えるほどの情熱は湧いてきませんでした。試してみたいという思いよりも、『めんどくさい』という思いが先立っていたのです。

 

 ハーブティも、実は1年程前までは味があまり好きではありませんでした。今では大好きなジャーマンカモミールも、少し前までは飲んで「?」という感じで、これを毎日飲もうなどとは全く考えませんでした。

 

 それから、私が今一番好きな花は何と言っても薔薇なのですが、この薔薇も昔はどちらかというと苦手でした。見て『美しい』と感じるより、不思議ですが『怖い』という感覚があったのです。

 

 それが今では、アロマにハーブティ、薔薇関連のグッズになぜかとても惹かれ、あれこれ集めつつ、本を読んだり講座に通ったり日々使ったりしながら、その世界に深くはまっています。学べば学ぶ程深い世界なのですが、学ぶことがまったく苦にならず、楽しくて仕方がありません。ただ情熱の赴くまま、自分が好きでたまらないと思うものを探求しているだけなので、勉強しているといっても”苦”ではなく、”楽”という方がしっくりきています。

 

 この「好き」という感覚が、人間の何よりの原動力になるものなのではないかと思います。好きではないことを嫌々やるほど辛いことはありません。逆に、好きなことをやっていると時間を忘れますし、生き生きとしてきて、人生が楽しくなってきます。何か夢中になれるものがあると、相乗効果でそれ以外のことや、人間関係もうまく回っていったりします。ワクワクする生活を送っていると波動が上がるので、それに引き寄せられて良い出来事も引き寄せられてきます。

 

 そして、自分が「好き」「やっていて楽しい」という感覚を抱くものが、今自分が最も優先させてやるべきことなのではないかとも思います。今までのことを思い返してみても、その時なぜだかわからないけれどもとても惹かれ、夢中になって関わっていたことというのは、後々の自分にとってなくてはならない経験だったりスキルだったりしています。その時に「好き」という感覚を抱いていたことも、全て起こるべくして起こっていたのだと今では思います。

 

 数年前、私はハーブにもアロマにもフラワーエッセンスにも全く惹かれていませんでした。それは、その時はまだ学ぶ時期ではなかったからなのだろうと思います。今、こうして何よりも情熱を注ぐことができているのは、今がまさに学ぶ時期だからなのでしょう。

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自然療法

 我が家ではここ数年、病院のお世話にほとんどなっていません。特に最近、ハーブ療法や食事療法を実践するようになってからは、家族に風邪などの症状がほとんど出ないか、出たとしてもすぐに鎮静化するようになりました。偏食家の息子が一番体調を崩す回数が多いので、食事が体調に大きく関係しているのだろうと思います。娘はハーブティが大好きで毎日飲んでいるのですが、学校でどんなに風邪やインフルエンザが流行っていても、体調を崩すことがなくなりました。

 

 一昨日、その息子が夕方に喉が痛いと言いだし、熱を測ると37.5度。普段からあまり野菜を食べたがらない息子ですが、ここ数日は外食が続き、特に動物性蛋白質ばかり摂っていた状態でした。疲れもあって、体の免疫機能が弱っているところに喉をばい菌にやられ、そのために体が反応して熱を出しているのだろうと思いました。

 

 大森一慧著『からだの自然治癒力をひきだす食事と手当』によると、動物性蛋白質を取り過ぎると血液が粘ってしまい、腎機能の低下やウイルス感染、アトピーなどが引き起こされることがあるとのこと。

 そうした時にとてもいいのは、大根。大根は、血液を粘らせている過剰なたんぱくを分解・消化する酵素があるので、腎臓の機能が正常に戻り、またビタミンCが豊富なので排尿も促進、また毒素を吸着してくれるので解毒効果も高いそうです。

 

 早速息子に、大根おろしの絞り汁と生姜(消炎、殺菌、発汗作用)の絞り汁にお湯を注ぎ、はちみつ(強力な殺菌効果)を入れた飲み物を飲ませました。「からい」と言ってあまり飲みたがらなかったのですが、「のどのばい菌をやっつけてくれるお薬だよ」というと、しぶしぶ飲んでくれました。

 そして、喉の症状にとっても良いとされるユーカリローズマリーの精油をカメリアオイルに数滴垂らし、喉から胸、そして鼻の周辺にかけて塗りこみました。また、体調不良の時用にブレンドしてある「緊急用」のフラワーエッセンスをスポーツドリンクに入れて飲ませ、気功を施して体のエネルギーを上げると同時に邪気を外に出しました。

 

 そんなことをしているうちに喉の痛みも引いたようで、咳の数も一気に減りました。夜寝る頃にはほぼ平熱に戻り、次の日の朝はすっかり元気になって幼稚園にも行くことができました。

 

 今日はだいぶ喉の痛みは引いていたようですが、念のためタイム、リコリス、エルダーフラワー、フェンネルのハーブティを煎じ、そこに免疫力アップのエキナセアチンキ剤とはちみつを入れた飲み物を半分飲ませ、後の半分でうがいをさせました。息子は、ハーブティを普段は飲みたがらないのですが、こういう時には割と素直に飲んでくれます。おそらく、飲むと楽になるという自覚があるのでしょう。

 

 こんな感じで、初期症状には特に、こうしたハーブ療法や食事療法が即効的に効くように思います。こうした自然療法の良いところは、副作用がないところ。そして、症状を無理やり抑えるのではなくて、体が元々持っている自然治癒力を高めるように作用してくれるという特徴があります。

 

 子どもに何か異変があったらすぐ病院に行ってお薬、という習慣が当たり前の世の中ですが、ちょっとした体調不良程度だったら、様子を見ながら家庭でも処置ができるものなのだなあと、実践しながら思っています。

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寄り道は近道

 上野の国立科学博物館で開催されている『大恐竜展~ゴビ砂漠の脅威』を見に行ってきました。大変な混雑ぶりで、恐竜の骨が入ったショーケースはまともに見ることができないくらいでしたので、主に壁に展示されている説明用のパネルを見て回っていました。

 それによると、ゴビ砂漠で最初に恐竜の骨を発掘したのは、アメリカ人の「ロイ・チャップマン・アンドリュース(1884年1月26~1960年3月11日)」という探検家で、彼はインディ・ジョーンズのモデルにもなった人物なのだそうです。

 興味深かったのは、アンドリュース隊が後に有名になる発掘現場を見つけたのは、ゴビ砂漠から北京へ帰る途中のことで、道に迷った時に偶然巡り合ったのだそうです。この際、「道に迷った」という事象は一見ネガティブなことのように思われますが、結果として大きな発見に結び付いたのですから、本当の意味ではポジティブな出来事だったと言えます。

 

 こうしたことは、日常でもよく起こることだなあと感じました。私は自他共に認める大変な方向音痴なのですが、実はこの方向音痴のおかげで、今までたくさんの「偶然による発見」に出会っています。近所を自転車で走っていても、本当にしょっちゅう、「あれ、ここどこだろう」という状況に陥るのですが、たいていそんな時は直観を頼りに思うがまま動くことにしています。そうすると、今まで気づかなかった新しいお店ができていたり、自分が参考にしたいような素敵な玄関のディスプレイをされているお家を見つけたり、気持ちが癒されるような美しいお庭を見ることができたり・・

 最短経路で一番効率的なルートばかりを通っていたら、このような出会いはなかったわけですから、方向音痴も悪くないな、と思います。

 

 数年前の出来事ですが、今より幼かった子ども2人を連れて、ある場所から駅まで行かなければならないことがありました。大人の足でも歩いて15分はかかる距離だったので、私はバスを使うか、タクシーを呼ぼうと思っていました。ところが、普段歩きたがらない子ども達がその時に限って、なぜか「お母さん、歩こうよ」と言うのです。しかも、「こっち!こっちの道を行こうよ!」と道まで指定してくるのです。その道は、駅までの道としては遠回りの方向でしたので、「え、こっちに行くと駅が遠くなっちゃうよ」と言うと、「いいの、いいの!こっちこっち」と子ども達は2人そろって、なぜかニコニコしながら言いました。私の手を引っ張りながら、こっちに行くの一点張りです。子どもがここまで言うなんて、きっと何かあるに違いないと思って私は歩くことにしました。

 行く道中、すぐに抱っこをせがむ下の息子もとても楽しそうに、コロコロ笑いながら歩いていました。しばらく行くと、小さな教会の前を通りました。その教会の前には掲示板があって、聖書からの古い言葉が書かれていました。そこには、こうありました。

 

『人が愛し合うのは、神が人を愛するがためである』

 

 しばらくその場にたたずんで、これはどういう意味なんだろう、と考え込んでしまいました。子ども達もおとなしくしています。ああ、この言葉を伝えたかったのだな、と思いました。

 今でもこの言葉の意味が完全に理解できているわけではありませんが、ずっと心の奥に刻み込まれています。この言葉との出会いから、人智を超えた深い愛というものが存在するものなのだな、という感覚を抱くようになったように思います。

 

 自分が本当に求めているものというのは、こちらから探しに行くよりも、向こうからやってくるのを待つ方が、案外簡単に見つかるものなのかもしれません。

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メッセージ

 普段何気なく生活していて、目に入ってくるもの、耳に入ってくるものを特別意識せずにいると、それはそのまま素通りしていきます。

 

 私たちが今生きているこの物質世界では、肉眼で見ることができるものしか、なかなか「存在」を認識できないものです。

 

 でも、少し自分の感覚を鋭くさせ、目に入ってくるもの、耳に入ってくるものを「目」や「耳」ではなく、「感覚」でとらえる訓練をしていくと、それらの裏にある自分へのメッセージに気づく頻度が増えていきます。

 

 例えば、たまたまつけたテレビの番組に、自分が悩んでいたことに対する答えやヒントが隠されていたり、たまたま入ったお店に流れていた音楽の歌詞に注意を向けてみると、その時の自分を励ます内容だったり・・感覚を研ぎ澄ますようになってから、私にはそうしたことがたくさん起こるようになりました。というより、そうしたことに気づくようになりました。今までも、そうした形でのメッセージは受け取っていたのだと思います。ただ、気づかずにいただけで。

 

 少し前ですが、日々忙しく過ごしていた時期があって、心も身体も疲れ気味だったことがありました。主人の運転する車の助手席に座り、「あー、なんか疲れたなあ・・こんなにあくせく動いて、ホントに報われるのかなあ」などとぼんやり考えていたときのこと。隣の車線から、私たちの車の前に割り込んできた車がありました。その車の後部ガラスに書かれた文字がパッと目に入ってきたのですが、そこにはなんと、「神」と書かれてありました。(名前に神がつく畳屋さんの車でした)直観で、「あ、これは”信じなさい”というメッセージだな」とわかりました。私は特に何の宗教にも所属してはいないのですが、自分の信じる道を進むことを、メッセージとして受け取り、励まされたのだろうと思いました。

 

 また別の日ですが、夜駅を歩いていた時、ふと顔を上げて目に入ってきた電子看板に、「弥生↑」と書かれていたことがありました(私の下の名前は”弥生”です)。これには少し笑いましたが、元気が出てきました。その時も、自分が今進んでいる道が果たして本当にいいものかどうか、少し悩んでいたのでした。電子看板は、一瞬で画像が変わりますし、私がその瞬間その場所にいて、そして何気なくパッと顔を上げたことも、全て必然だったのでしょう。

 自分の身に、それまでの価値観を180度覆すような出来事が起こり、自分でも混乱していた時期、目の前を通り過ぎて行ったトラックにでかでかと「Transformation(変容)」と書かれてあったこともありました。「そうか、今は自分が変容を迎える時期なんだな」と、スッと腑に落ちることができました。

 

 またある時は、こうした形で入ってくるメッセージをたくさん受け取るようになって、

「でも本当に、こういうことってメッセージなのだろうか。私の勝手な思い込みかもしれない」などと考えていた時。あるお店に入った時にかかっていたBGMが、松任谷由美さんの『ルージュの伝言』。そして、こんな歌詞が耳に入ってきました。「♪~すべてのことが~メッセージ~♪」・・・これも答えでした。

 

 このようなことは、ここで挙げたらきりがないくらいたくさんあります。ただの偶然で片付けることもできると思いますが、私はこうした出来事に「気づく」ようになってから、自分にとって適切な時期に適切なアドバイスを得られるようになりました。何もこんな遠回しな形で伝えなくてもいいんじゃないかとも思いますが、高次の世界からのメッセージというものは、非常に控えめで、間接的な形をとることが多いものです。

 

 今日この瞬間から、目に入ってくるもの、耳にはいってくるものに、ちょっとだけ意識的になって「感じて」みてください。きっと、自分でも驚くほど、たくさんのメッセージを受け取っていることに気づくと思います。誰が言っているとか、形式は全く関係ありません。その時に直観で「あ、これはメッセージだ!」と感じれば、それがあなたへのメッセージなのです。

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動じない心

 世の中で、自分の夢を達成させている人たちを見ていると、学ばされることが多いです。一流アスリートや一流芸能人と言われる人々、事業を成功させている人などを見ていると、いくつか共通項があることに気づきました。その一つに、「他人の評価に動じていない」ということがあります。

 

 例えば、松田聖子さんやマドンナ、浅田真央選手など、目立って成功を収める人というのは、どうしても他人の嫉妬や羨望・注目の的となり、バッシングの標的にされてしまうことが多いです。大衆の興味をあおるような形で、マスコミがあることないことを報道するからです。

 

 ところが、当の本人たちを見ていると、まるでそうした報道に関心がない様子なのです。自分が面白おかしく書きたてられている事実に気づいていないわけではないと思うのですが、おそらく、気づいていても軽く受け流しているのではないでしょうか。自分のことを悪く書いた記事などにいちいちショックを受けていたら、どんなに心の強い人でもへこたれてしまうでしょう。成功を自分のものにしている人達というのは、そうした批判に反応することなく、サラッと流すことができているのだと思います。

 

 サッカーのデイビッド・ベッカム選手の奥さんであるビクトリア・ベッカム夫人は、元々人気アイドルグループ「スパイスガールズ」出身で、ベッカム選手にプロポーズされて結婚した後、かわいらしい4人の子どもに恵まれ、故郷イギリスのロンドン郊外のお城を買い取って住み、更に以前から興味があったというファッションブランドを立ち上げて成功させるという、まさに絵に描いたようなサクセス・ストーリーを歩んでいらっしゃいます。

 ビクトリア夫人も、成功者のご多分に洩れず、マスコミに面白おかしくゴシップネタを書かれ続けていますが、ご本人は何食わぬ顔をなさっているのが印象的です。先日、そのビクトリア夫人のインタビュー記事を読む機会がありました。彼女はどこにいっても注目の的で、スーパーにお子さんと一緒に買い出しに行くと、まるで『サーカスを見るような目で』他人にジロジロみられるのだそうです。でも、ご本人がおっしゃるには「そんなことは全く気にならないの」とのこと。「レジで、”あなた、ビクトリア・ベッカムそっくりね。彼女ほど感じ悪くはないけど”と言われたの。私こう言ったわ。”ええ、そうね。彼女ったらニコリともしないで、ホントいけすかない女よね!”って(笑)」

 どうでしょう、この余裕。他人にどう思われようが、何を言われようが、まったく気にしていないからこその返しではないでしょうか。

 

 自分の夢を実現させる時に一番の障害となるのは、実は他人ではなく、自分自身の心の持ち様なのではないかと思います。しっかりと目標に向かって歩む強い気持ちと、他人の評価や批判に動じない芯の強さ、それさえあれば怖いものはないはずです。結局何をやっても文句を言ったり批判をする人はいるものなのですから、最初から気にしなければいいだけなのです。

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「インスピレーション」、再び!

 私が一番最初に飲んだフラワーエッセンスは、”アンジェリック”というブランドの、「Inspiration(直観)」というものでした。今からちょうど3年くらい前の話です。

 その時は、お店で店員さんにペンジュラムで選んで頂き、よくわからないまま水に入れて毎日ちょこちょこと飲んでいました。

 

 天使のエッセンスというのは、非常にエネルギーが高いものです。地に足がついていない状態で飲むと、フワフワと意識が「飛んだ」ような状態になってしまうこともあります。

 

 ・・その時の私がちょうどそんな状態でした。

 

 なんだかよくわからないけど夢見がち、天使とつながっているんだけど地球とはちゃんとつながっていないような、中途半端な定まらない状態。上に上にと頭が引っ張られ、この世での生活が億劫に思われ、やがて「なんで自分はここにいるんだろう。本当はこんなところにいたくないのに」と、自分の今いる場所があまり大切に思えなくなってしまったのです。

 

 その時、オラクルカードを毎日引いていたのですが、不思議なくらい何回も同じカードが出てきました。それは、”Ground Youeself"(グラウンディングをしなさい)というカードでした。自分の高次の意識がカードを引かせるのものなのですが、自分自身でちゃんとわかっていたのですね。あまりにも頻繁に引くので、何かの間違いではないかと思ってカードを一度戻し、シャッフルして引き直しても、また同じこのカードが出てきたりしました。よほど強く伝えたかったのでしょう。

 

 さて、ほどなくしてこのエッセンスも飲み終わり、それと同時にこのフワフワした状態はなくなりました。というより、その間に自分自身で様々な「気づき」があり、きちんとグラウンディングをしようと思い至ったのです。

 

 そして、あれから3年たった今。再びこの”Inspiration"を飲むことにしました。次に飲む時は、自分の軸がしっかりと保てるようになってからにしよう、と考えていたのですが、ある時ふと「あ、あれまた飲んでみたいな」という考えが浮かんだのです。

 少しドキドキしながら飲んでみました。3年前に飲んだ時のような、フワフワした状態にはなりませんでした。地上での生活が嫌にもなりませんでした。それどころか、「しっかりとインスピレーションを受け取って、この世で自分の持てる力を最大限に発揮していこう」という気持ちになりました。

 直観力が冴え、インスピレーションをたくさん受け取れるようになり、いろいろなことがスムーズに進むようになりました。このホームページを作ろうと思ったのも、"Inspiration"を飲み始めてからのことです。作っている間に、次から次へとアイディアが湧いてきて、まるで泉から水が湧き出してくるような感覚です。このブログも、パソコンの前に座ると文章が自然に浮かんでくるので、いつも一気に書き上げています。書く前から、テーマや文が浮かんでくることもあります。

 

 インスピレーションを生かすって、こういうことなんだなと思います。誰もがインスピレーションは受け取っています。ただ、それに対する感度が鈍っていたり、気づいてもそれを信用することができないと、インスピレーションを上手く活用することができずに、チャンスを逃してしまうのです。アンジェリックの"Inspiration"は、そうした誰もが元々持っている能力を開花させてくれるものだと思います。

 

 地に足がしっかりとついて、準備ができた方は、ぜひこのエッセンスを試してみてはいかがでしょうか。サロンうぶすなでも、お取扱いがございます♪

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音楽の力

 朝、テレビやラジオのニュースをつけなくなってからだいぶ経ちました。世の中に流れているニュースというのは、たいていネガティブな内容ですから、聞くと落ち込んだり、暗い気持ちになります。

 朝は、その日一日の気分を左右するといってもいいくらい大切な時間帯です。起きがけにこのような波動の荒いニュースに触れると、ネガティブエネルギーの影響を受けて朝から気持ちがネガティブに傾き、その日のスタートが暗いものになってしまうことがわかったのです。

 

 家では、朝はバッハやスカルラッティ、ビバルディ、などのバロック音楽を流すことが多いです。バロックの巨匠たちが残した音楽は、気持ちを静め、落ち着かせてくれる作用があります。特に一週間の始まりの朝などは、無理やり明るい音楽を流すよりも、このような静謐な音楽を流して気持ちをゼロに戻すのがお勧めです。

 

 そして、午前中掃除や家事等をしながらよく聴くのがモーツァルト。モーツァルトの音楽は、アルファ波を出すことで有名ですが、場を浄化するエネルギーもあります。気持ちがささくれ立っている時や、子どもがケンカしている時にもよく流しますが、気分が穏やかになり、ケンカが収まったりします。

 

 お料理をしながらよく流すのは、ジャズです。ジャズは、楽しく創作活動をしたい時におススメの音楽です。お料理も美味しくなるような気がします。

 

 日曜日の朝は、なぜかグレゴリオ聖歌が聴きたくなります。キリスト教では昔から日曜日の朝は礼拝の時間ですが、自分のDNAにもそんな記憶が刻まれているのでしょうか。これを聴いていると、自然と厳かな気持ちになりますし、部屋の空気も変わります。

 

 音も波動なので、人の気分やコンディションに確実に影響を及ぼします。聞いていて嫌な気持ちになるような音はなるべく聞かないようにし、また逆に気分が上がり、穏やかになるような音を積極的に聴くようにすると、ネガティブに傾かずにポジティブな状態をキープできますよ。

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ヒーリングプール

 バッチフラワーの38種類の中で、唯一草花以外から作られるエッセンスがあります。それは、「ロックウォーター(岩清水)」です。岩と岩との間から流れる、綺麗な水から作られています。

 バッチ博士は当初、この水をスイスの知人に頼んで採水してもらっていたそうですが、今ではイギリスのある場所から採水されているとのことです。

 

 ロックウォーターは、『固定のやり方や、自分で自分に課したノルマなどに固執し、融通が効かない』『完全主義でこだわりが強く、完璧にやりこなせない自分が許せない』といった状態の時に用いられます。頑固一徹タイプの人や、ハマるとそれしか見えなくなってしまう時などに良いエッセンスです。元々理想が高く、一つの大きな仕事を最後までやり抜くことができる意思を持った人なのですが、やり過ぎてしまったり、過度にこだわろうとすると、バランスが崩れ、疲れてしまったり、自分や他人を責めてしまうこともあります。ロックウォーターのエッセンスは、そんな頑なな心を優しくほぐし、柔軟で広い視野をもたらし、肩の力を抜いて物事に取り組めるように助けてくれます。

 

 岩と岩との間から流れる綺麗で透き通った岩清水は、地中から地表へ初めて顔を出す、大変ピュアな水です。決まったやり方や考えなどに囚われ、視野が狭くなってしまっている人に、純粋な目と心を思い出させてくれる力があるのもうなずけます。山や清流に行った時、岩清水を見つけたらぜひ飲んでみてください。固定観念に縛られてしまいがちな私たちの心を、優しく解きほぐしてくれることでしょう。

 

 このように、自然に存在している水には人を癒す不思議な力があります。ハワイの海には、「ヒーリングプール」と呼ばれ、中に入っただけで癒しのエネルギーを体に取り込み、海に浄化することができる場所があるそうです。昔からハワイの人は、心のバランスが崩れた時にはこのヒーリングプールに入り、瞑想し、ネガティブエネルギーを解放してきました。

 また、オーストラリアの原住民アボリジニが同じく「ヒーリングプール」と呼んできた泉は、周りがユーカリの樹で覆われているそうです。殺菌・浄化作用の強いユーカリの葉がこの泉にたくさん落ちて、その成分がしみだしているからなのではないかと言われていますが、葉が落ちた水に太陽の光が注ぎ込めば、まさに天然のフラワーエッセンス!この泉に入るということは波動水に浸かるわけですから、癒し効果があるのも納得がいきます。

 

 こうして考えると、日本の温泉も、ヒーリングプールの一種かもしれません。地中で地球エネルギーを蓄えた源泉が地表に湧きだし、そのお湯に浸かるわけです。温泉に浸かった後というのは、心もほぐれ、嫌なことも忘れていることが多いです。体が温まるだけの効果以上のものがありますよね。ネガティブエネルギーが解放されているに違いありません。温泉大国の日本に住んでいる私たちは、癒しのチャンスを自然からたくさん与えられているわけですから、大変恵まれているといえるのではないでしょうか^^

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お風呂にフラワーエッセンス

 フラワーエッセンスは、基本的に飲むことによってエネルギーを取り入れるものですが、他にもいろいろと使用方法はあります。

 

 その一つが、お風呂に入れるという使い方です。方法は飲み方と同じでいたって簡単、湯船に数滴~数十滴垂らすだけです。水に波動が行き渡り、癒しのお湯に早変わり。私は更に、その日の気分に合わせた手づくりアロマバスソルトを入れて、芳香浴も同時に楽しんでいます。

 

 よくお風呂に入れるお気に入りのエッセンスは、コルテPHIの「イルカ」のエッセンス。このエッセンスは、浄化の作用がとても強く、また穏やかで明るく、楽しい気持ちにさせてくれるので、子どもも大好きです。心がほぐれて開放的な気持ちになるのか、普段はあまり話さないようなことも、お風呂に入りながらだとよく話してくれます。

 また、このイルカ風呂に入っていると、イルカのエネルギーとつながるのか、子どもはよくイルカ関連のグッズを引き寄せています。お友達からイルカのぬいぐるみをもらったり、イルカの本がパッと目に入ってきたり。以前はそんなにイルカが好きと!という程でもなかったのに、なぜかイルカの話題を頻繁にするようになりました。

 

 イルカは大変知能が高く、また波動も高い生き物です。一説によると、イルカは地球外生命体で、テレパシーでコミュニケーションを取り合っているのだそうです。試しに、目をつぶってイルカをイメージしてみてください。穏やかで、澄み切った軽い気持ちになってきませんか。そんな時は、もうイルカとテレパシーで交流できているのかもしれません^^

 

♪「イルカ」のエッセンスは、当サロンでも取り扱っております♪

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芸術の力

 若い頃、私は大変悲観的でした。世の中は悪にまみれていて、つらく悲しいことばかり起こり、この先も大して幸せでない人生を送るのだろうなと、そんな風に思って過ごしていました。なぜか幼い頃から悲劇や恐怖のお話に惹かれ、読んで嫌な気分になるのがわかっていても、そんな本を手に取っては読みふけっていましたので、その影響もあるのかもしれません。

 

 大学の卒業を控えた冬、仲の良い友人2人とヨーロッパ旅行に行くことになりました。それまでにがんばってアルバイトをして貯めたお金を使って、3週間くらいかけて6か国を周りました。楽しい旅行でしたが、旅が終わってしまえば就職が待っています。この先出くわすであろう様々な困難を予想して頭の中であれこれと考えてしまい、心の底から楽しめていませんでした。今から思えば大変もったいないことです。

 

 どこか暗い気持ちを引きずったまま、何か国目かでイタリアを訪れることになりました。ガイドブック通りに名所を回り、フィレンツェのウフィッツィ美術館に行った時のこと。

 

 ある大きな絵が目の前に飛び込んできました。その絵は、ヨーロッパ歴代の巨匠達の作品ばかりが並ぶ展示室の中でも、ひときわ存在感があり、異質なエネルギーを放っていました。私はその絵に目が釘付けになり、そこからしばらく動けませんでした。

 

 それは、レオナルド・ダ・ヴィンチの『受胎告知』でした。解説を読むと、なんと若干二十歳そこそこの年齢で描いたとのこと。しかも、その絵を描いた当初は、周囲の評判もあまり良くなかったそうです。

 

 ガーンと何かで頭を殴られたような感覚というか、平手打ちをされてパッと目が覚めたというか、その絵には、私に強烈なパワーでもって、何かを訴えてくる力がありました。それは、とても明るくて力強いエネルギーでした。それまでの悲観的な、人生を嘆くエネルギーとは全く異なるものです。魂の奥の方から、ジワジワと熱いものが湧き起ってくるのが感じられました。涙が出てきました。

 

 そうだ、人間って素晴らしいんだ!

 

その時、生まれて初めて、心の底からそう思いました。こんな絵を産み出せるなんて、人間って本当に素晴らしい。こんなに美しいものを造ることができる人間が、世界が、悪にまみれて不幸に満ちているはずがない。人間は美しい。世界は美しいものなんだ

 

 いくら文章で読んだって、人に言われたって、自分自身が魂の底からそのように感じなければ、本当に理解したことにはなりません。その時の私は、「世界は本当は美しいのだ」ということを、ダヴィンチの絵を見たことによって、頭ではなく魂で理解したのです。その後も、何か嫌なことがあったり、人間不信に陥りそうになった時には、時々このイタリアでの体験がふっと思い出され、「いやそれでも世界は美しいんだ」と思うことができました。

 

 本当に素晴らしい芸術というのは、人の根本的な生き方や考え方を瞬時に変えてしまうくらい、大きなパワーをもっているものなのだなと思います。

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疲れた時には!

 世界中で一番飲まれていて、一番売られているフラワーエッセンスはなんだと思いますか?それは、バッチフラワーの「レスキューレメディ」です。(エインズワース社では、『リカバリーレメディ』と呼んでいます)

 

 クレマチス、ロックローズ、インパチェンス、スターオブベツレヘム、チェリープラムの5種類のレメディが入っています。

 

 エインズワース社が出している「リカバリープラス」には、この5種類に加えて、ホワイトチェストナット、アスペン、ミムラスの3種類が入っていて、パワーアップしています。私はトリートメントボトルにこのリカバリープラスと、更に数種類のレメディを入れ、お守り代わりにいつも持ち歩いています。このエッセンス、普段はショック時や緊張・ストレスが強い時に用いるものですが、実は疲れている時にもとってもいいんです。

 

 朝からバタバタ用事が続いて息つく暇もなく過ごした日など、一日の終わりには「もう何もしたくない・・」という状態になることはありませんか。そんな時にこのエッセンスをお茶やお水などに入れてちょこちょこ飲んでいると、不思議なことに体のどこかからパワーが漲ってきて、どんよりと疲れ切っていたはずの体が、いつの間にかしゃきしゃき動けるようになっているのです。しょぼしょぼしていた目もパッチリ開いてきます。

 

 息子の幼稚園行事のお手伝いをしたときのこと。朝から休むことなく一生懸命お仕事をしてくださったあるお母さんが、イベントが終わった後に気が抜けてしまったのか、床にへたり込んで動けなくなってしまったことがありました。その時に、ふとバッグの中にエッセンスが入っていることを思い出し、その方のペットボトルの中に数滴入れて差し上げました。一体何を入れたのか不思議そうでしたが、何口か飲んでいるうちに、その方はすっくと立ち上がり、またもとのように軽やかに動き出して後片付けをされていました。

 

 レスキューレメディは、バッチ博士が海辺に住んでいたとき、嵐で遭難した船に乗っていた乗組員のために処方したのが始まりだそうです。気絶した船乗りの唇にバッチ博士がレメディを少しつけてあげると、すぐにその船乗りは目を覚ました、と本に書かれています。

 

 疲れている時に無理は禁物ですが、それでもどうしても動かなければいけない時もありますよね。そんな時は、肩を借りるようなつもりで、エッセンスの力に頼ってみても良いと思います^^

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呼吸の話

 私たちは普段、何げなく呼吸をしています。意識をすることはほとんどありません。あまりにも当たり前のように行っている呼吸ですが、実は私たちは呼吸と共にエネルギーの出し入れを行い、同時に感情のバランスもとっているといわれています。

 

 インドの古いヨガの教えに「気(プラーナ)は背中から入り、口から出ていく」というものがあります。”背中がぞくっとした”という表現がありますが、これは、ネガティブなエネルギーが背中から入ってきた時の感覚を言い表したものと思われます。敏感な人は、「あ、今なんか悪いもの受けちゃったな」と感じることもあるでしょう。そんな時は、「フーッ」と大きくゆっくり口から息を吐くと良いです。人混みに行くと、様々なエネルギーを持った人たちがいて、中にはネガティブなエネルギーを放出している方もいます。そんな中に入っていく時には、私はいつも以上に呼吸を意識します。いくらバリアを張っていても、人がたくさんいる場ではどうしてもエネルギーの影響は受けてしまうので、ひたすら「出す」ことを意識するのです。これを行うようになってからは、どんなに混雑している場所に行っても、あまりマイナスエネルギーを自分の中にため込まないようになりました。私が習ったタロットの師匠は、いつもカードをきる前に「吐く息に集中して!」とおっしゃっていました。これも、自分の中にある邪気をいったん口から吐き出して、クリアーな状態になるという意味があったと思われます。

 

 また、呼吸には感情のバランスを保つ役割があると書きましたが、これは、吸う息の時には交感神経が優位になり、吐く息の時には副交感神経が優位になることと関係しています。興奮していたり、緊張していたり、攻撃的な感情に支配されている時というのは、たいてい呼吸が浅く、特に吐く息が短くなっているものです。逆にゆったりリラックスしている時というのは、呼吸が深く、フーッと自然と吐く息が出てきたりします。

 

 もし自分が興奮していたり、カリカリピリピリしているような時は、この呼吸のシステムをうまく使って、フーッと息を吐いてみるといいです。自分の中にある毒々しい感情が口の中から出ていくイメージを持つと、更に効果が上がります。フーッと息を細く長く吐き、思いっきり鼻から空気を吸って体内に酸素を送り込むと、自然と気持ちが落ち着き、ポジティブな状態に切り替わっていきます。副交感神経が優位になって、セロトニンなどの脳内物質も増えるので、リラックスして心も穏やかになります。

 

 旧ソ連時代に国家機密とされた、ロシア軍の「システマ」という訓練法でも、呼吸を用いた「ブリージング」という手法が鍵となっているそうです(北川貴英著『人はなぜ突然怒りだすのか?』参照)。ロシア軍の特殊部隊では、時には命にも関わるような緊迫した事態に直面することがあります。そんな時に、先述したような「息を鼻から思い切り吸って、口からフーッと長く吐く」という呼吸法を行うことで、平常心を保って冷静に行動することができるのだそうです。

 

 たかが呼吸、されど呼吸。自分のエネルギーをポジティブに保つために、お金もかからず、いつでもどこででもできる実践法です。

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フラワーエッセンスの癒しの恩恵

 フラワーエッセンスをとるとどんなことが起こるのでしょうか。いくつか挙げてみます。

 

①楽観的になる

・・・今まで気になっていたことがどうでもよくなったり、いつの間にか気にならなくなっていたり、ポジティブシンキングが増えてきます。「なんとでもなるさ」といったように、人生を気楽に構えられるようになります。

 

②ラッキーなことが増える

・・・これは、フラワーエッセンスを飲むと波動が上がることと関係しています。ポジティブな波長を出すようになり、それに応じてポジティブな事象(人や出来事、情報など)がやってくるというわけです。同じ波長のものは引き寄せあうという法則が働いています。

 

③ネガティブな感情が減ってくる

・・・絶望や怒り、不安、憎しみといったネガティブな感情が次第に湧きあがらなくなってきます。まったくなくなるというわけではありませんが、極端にネガティブな感情に襲われることがなくなりますし、一瞬湧き起ってきたとしても、すぐに去っていくようになります。いつまでも引きずることがありません。

 

④自分を客観的に眺められるようになる

・・・フラワーエッセンスとるようになった方は、皆口を揃えてこのことをおっしゃいます。自分の中に浮かんでは消えていく感情を客観的に眺められるようになり、今までのように感情に呑まれることが減っていきます。例えば、怒りの感情が湧き起ってきたとしても、「あ、今自分の中に怒りがあるな」といったように、どこかその怒りを冷静に眺めている自分がいるのです。感情に”囚われ”なければ、やがてその感情はどこかに去っていきます。

 

⑤自分にとって必要のないものや人が去っていく

・・・フラワーエッセンスは、その人が本来の生き生きした姿でいられる方向に持っていくものです。古いしがらみや、自分らしく生きることの妨げとなっている人や環境が、自然と自分の前からいなくなっていきます。時には、痛みを伴う別れになることがあるかもしれませんが、それは去るべくして去っていったものなので、長い目で見れば抵抗せずに手放すのが良いです。

 

⑥直観力が高まる

・・・人の体には、目に見えないエネルギー(気)の流れというものが存在します。フラワーエッセンスはこの”気”の流れの滞りをなくし、スムーズに流れるお手伝いをしてくれます。宇宙ともつながっている”気”がたくさん自分の中に入ってきますので、閃きやインスピレーションを受け取ることが増え、勘も鋭くなります。また、現世的な欲に囚われなくなってきますので、頭がクリアーになり、自分らしく生きるために必要なことは何かということが明確にわかるようになっていきます。

 

⑦体調がよくなる

・・・フラワーエッセンスは、肉体に直接働きかけるものではありません。でも、心と体はつながっていますので、心が癒されれば自然と体の不調も改善されていきます。バッチ博士は、病気は、その人らしく生きていないという魂からのメッセージだと言っています。つまり、その人らしい人生を歩んでいれば、病気を呼び寄せることもないのです。

 

⑧見る夢が変わる

・・・今まですっかり忘れていた子供の頃の夢をみたり、メッセージ性の強い夢を見たり(明晰夢)することがあります。自分の中でトラウマとなっていることが夢となって出てくることもあり、これは浄化の一種なのではないかと思われます。

 

⑨様々な「気づき」が起こる

・・・普通に生活していても様々な「気づき」はあるものですが、フラワーエッセンスをとっていると、この「気づき」のスピードと回数が一気に増えます。

 

 

 書き出せばいくらでも書けるくらい、フラワーエッセンスの癒しの恩恵はたくさんあります。また思い出したら書いていこうと思います。

 

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行動を起こすということ

 私が今のような仕事をすることになったきっかけは、一つのテレビ番組でした。

 

 下の子が生まれてまもなく、家事や育児に追われて日々を過ごしていたある時。息子のお昼寝中、一息をつけようと何気なくテレビをつけました。すると、アフリカのとある国に暮らす、大変貧しい5歳の女の子が映し出されました。その少女は、父親はおらず、母親も最近病気で亡くなって、なんとたった一人で暮らしていました。家といっても土を盛って固めたような、とても小さい祠のようなものでしたが、彼女はこの家を丁寧に箒で掃いていました。食べるものはどうしていたかというと、隣近所の人がご飯を差し入れてくれていました。といっても、ただで恵んでもらうのではなく、少女は毎日その家族のために、遠く離れた井戸までいって水を汲んでくるのです。大人が持っても重そうな、大きなカメを頭に乗せ、フラフラになりながらも遠い道のりを往復していました。食べるために、そうしなければならないのです。母親ももういないし、誰も助けてくれないのです。少女の目は、悲しみと絶望のせいか、生気がなく、うつろでした。

 

 ちょうどその頃、上の娘が少女と同じくらいの年齢でしたので、私は途中から辛くて見られなくなってしまいました。この少女の亡くなった母親の気持ちも慮れて、涙が出てきました。そして、遠く離れた日本という国で、住む家もあって食べるものも豊富にあって、恵まれた生活をのほほんと送る自分が歯がゆく思えました。家事や育児に大変などといっても、この少女の過酷な生活に比べたら、なんと生ぬるいものでしょう。それに、私がいくらこの少女がかわいそう、なんとかしてあげたい、と思っても、救ってあげられるわけでもないのです。無力です。専業主婦で仕事もしていませんでしたから、寄付をしようといってもたかが知れています。そもそも、この少女のような貧しい環境で過ごす人々は、世界中にごまんといるのです。その一人一人のために、自分に一体何ができるでしょう。

 

 自分に何ができるだろう。全然わからない。寄付?お金を稼げばいいのだろうか?

 

 ・・・結局、よくわかりませんでした。でも、一つだけハッキリわかったことがありました。「こんな風にモヤモヤ考えているだけでは、何も変わらない」ということです。こんな風に、テレビの前に座って、ただ頭の中でごちゃごちゃと考え、くだをまいているだけでは、何一つ状況を変えられませんし、誰の役に立つこともできません。自分が一体世の中のために何ができるか、どのようなことができるかまだよくわからなくても、少なくとも、ただ座っているだけではダメだ。何かしよう。なんでもいいから行動を起こそう。そう思いました。

 

 一体何をやったらいいのかもわかりませんでしたが、その時パッと思い浮かんだのが、子供の頃から細々と続けていた英語の勉強でした。就職して生活が忙しくなってからパッタリ勉強をしなくなってしまっていたのですが、その時から何かに突き動かされるように、また勉強を始めました。といっても、子育てをしながらなので、ラジオ英会話を聴いてテキストを暗記する程度のことしかできませんでしたが。それでも、「何か行動を起こしている」自分になってからは、今までのように「何もしていない自分」に罪悪感を感じることもなく、進むべき道を進んでいるような、そんな感覚がありました。

 

 そんなことをしているうちに、だんだんと出会うべくして人と出会ったり、良書と巡り合ったり、習い事や講習会の広告が目に入ったりと、自分にとってベストなタイミングで、ベストな情報が入ってくるようになってきました。協力者も現れるようになりました。気功やタロット、アロマ、フラワーエッセンスも、向こうからやってくるような形で出会うことになりました。

 

 ちなみに英語ですが、初めて受けたフラワーエッセンスの講習が、アメリカ人講師でした。通訳もいたのですが、やはりご本人が話される英語で聞いた方が理解が深まりましたし、提出するレポートも英語でした。フラワーエッセンスは英語圏で広がっているものですので、英語が少しでもできることは強みです。そっかー、こういうところに繋がっていたんだな、と今では思います。

 

 とりあえずは今できること、今やるべきことを一歩一歩少しずつでもこなしていけば、必ず道は拓けていくものだし、それこそが自分のやるべきことなんじゃないかと思います。私もまだまだ道半ばですが、これからも頭で考えるよりもまず行動、を心がけていきたいです。

 

 世の中の人みんながそのようにして、それぞれのするべきことを行動していったら、きっと、あのアフリカの少女のような悲しい現実も、なくなっていくのではないかと思います。

フラワーエッセンスとの出会い

 私が初めて「フラワーエッセンス」の存在を知ったのは、2011年3月11日の震災直後でした。私の地元が福島だということを知っていた大学の同期が、「福島のご家族やお友達に送って」と、小さな箱にぎっしり詰められたフラワーエッセンスを送ってくれたのです。

 その時は、正直「何これ???」という反応でした。でもせっかく送ってくれたのだからと、とりあえず福島の友人に送ってみました。そして、なんとなーーく気になって、自分でも試してみようと、フラワーエッセンスを扱っているお店をインターネットで調べて、足を運んでみました。

 

 そこでお店の方にペンジュラムで選んで頂いたのは、バッチでもなく他の花から作られるエッセンスでもなく、いきなり「アンジェリック」というブランドの、天使のエッセンスでした。天使のエッセンスなんて、何も知らない人が突然聞いたら、それこそ「何それ????」ですよね(^_^;)私も正直、小さいボトルに物理的成分としてはただの蒸留水が入っているものに、天使のエネルギーが入ったエッセンスだと言われて3000円も払っていいのかな~、と若干躊躇してしまいました。

 

 しかし!これが効いたのです・・・

 

何がどう効いたのかという詳細はここでは省きますが、確実に私の何かが変わりました。それはもうびっくりなことが起こりました。根拠を示せと言われても難しいのですが、とにかくエッセンスを飲んだからとしか思えない変化が起こったのです。

 

 元々見えない世界やエネルギーの世界には興味がありましたが、証拠を示す手立てもなく、そんな話をしたら変な人だと思われる、という恐れや思い込みがあったりして、なかなかこうした世界に堂々と入っていくことができませんでした。でもこのエッセンスとの出会いで、「これだ!!」と思えるきっかけがつかめたというか、「これをツールに自分はやっていくんだ」という強い直観を得ることができたのです。

 

 そこから、フラワーエッセンスのことをいろいろ調べていくうちに、バッチ博士のことを知り、「よし、まずは基本を学ぼう!」とバッチフラワーの講座に通いました。また、バッチフラワー以外にも幅を広げようと、その他の様々なエッセンスのことを調べたり、試したり、講座を受けたりしました。エッセンスの学びは現在進行中で、今後もずっと続いていくでしょう。

 

 人によっては”うさんくさい”と思われてしまうフラワーエッセンスですが、少なくとも私自身は確実にフラワーエッセンスによって劇的な変化が起こり、ネガティブな思考パターンや感情が短期間のうちに癒され、望まない負の連鎖から抜け出すことができました。日々、より自分本来の姿に戻りつつあるのを感じています。囚われがどんどんなくなり、軽くなっていく感じです。

 

 うさんくさいと思う人にまで無理に勧めようとは思いませんが、少なくともちょっと気になっている人は、何かしら理由があって惹かれているはずなので、物は試しで一度飲んでみてはいかがでしょうか。きっと、人生が変わっていくはずです。