フラワーエッセンスって何ですか?

 「フラワーエッセンス」は、お花の波動(エネルギー)を、水やブランデーに取り入れたものです。

 

 花がもつエネルギーを体内に取り入れることによって、ネガティブな感情が癒され、ポジティブな状態に切り替わります。また、その人の心の奥底にあった悲しみやトラウマなども、優しく取り去ってくれます。マイナスに傾いていた状態がプラスに変わり、囚われがなくなっていくと、その人を覆っていた殻がどんどん剥がれていき、本来の輝きが取り戻されていきます。

 

 フラワーエッセンスは、人が生まれ持った自然な状態で、自分らしい人生を送るためのお手伝いをしてくれるものです。日本ではまだまだ馴染みが薄いですが、欧米では何十年も昔から薬局などで売られるなど、人々の日常に溶け込んできました。有名なところでは、ダイアナ妃やキャサリン妃(結婚式の際に用いたそうです)、ハリウッドの有名女優などが愛用しています。

 

 なお、「フラワーエッセンス」という呼び方が一般的に用いられることが多いですが、必ずしも花から作られたものだけに限定されず、岩清水や鉱物などのエネルギーを水に転写したものまで、総称的に「フラワーエッセンス」と呼んでいます。また、バッチ博士の38種類のエッセンスのみを、限定的に「バッチフラワー」「フラワーレメディ」などと呼ぶこともあります。

フラワーエッセンスの使い方

 基本的には飲むものです。ただし、保存料としてのブランデーが入っていますので、アルコールに弱い方や小さなお子様などには、飲む代わりに手首やうなじに塗ってもらったり、お風呂に入れるなどしてとっていただくこともあります。また、スプレーとして用いる場合や、化粧品やシャンプー等に入れて使う方法もあります。飲む方法が一番お勧めですが、必ずこうしなければならない、という厳格な決まりがあるわけではありません。ご自身に合ったやり方で、自由に使っていただければ大丈夫です。

 

 市販されているエッセンスのボトルは、通常「ストックボトル」と呼ばれています。それをそのまま飲んでも良いのですが、水とブランデーが入った30mlの遮光瓶(『トリートメントボトル』『ブレンドボトル』『ドーセージボトル』などと呼ばれる)に数滴入れ、希釈して飲む方法もあります。希釈してもエネルギーレベルが下がるということはなく、効果は同じですので、このようにして飲んだ方が経済的です。トリートメントボトルには、7種類くらいまでのエッセンスを入れてブレンドすることも可能です。

*市販されているエッセンスの中には、既にトリートメントボトルとして売られているものもあります。その場合は、希釈せずにそのまま飲みます。

 

 フラワーエッセンスが作用するために重要なのは、量ではなく回数だといわれます。エッセンスのボトルを一気に全部飲んだからといって、強く作用するとは限りません。それよりも、一日何度かに分けて何日も続けて飲んだ方が、より花の波動が身体に行き渡ります。

 

 お勧めの飲み方としては、

○水筒やペットボトルなど、持ち歩く飲み物に数滴入れて一日かけて飲む

○お茶やコーヒー、お水などに入れて、何回かに分けてのむ

が挙げられます。このようにして飲むと、回数を多くとれるので、より浸透しやすいです。

 

 アルコールに弱い方やお子様に飲ませる時は、熱い飲み物(アルコールの沸点は78度)に入れてアルコールを飛ばすと良いでしょう。または、ブランデーの代わりにリンゴ酢を入れる方法もあります。

いつからあるの?

 人々は、遠い昔から花や樹木を使って心や体を癒してきました。花療法のルーツは、先史以前にまで遡るとする説もあります。インダス文明の遺跡からも、現代アロマセラピーの精油抽出で用いられるものと同じような、蒸留器具が見つかっているそうです。花のもつ特殊なエネルギーに、古代の錬金術師たちも気づいていたに違いありません。

 オーストラリアの先住民アボリジニは、花の朝露に特別な力が宿っていることを知っており、昔からヒーリングに用いていました。中世の修道女ヒルデガルド・フォン・ビンゲンや錬金術師のパラケルススも、花の朝露を用いて治療を行っていたという記録が残っています。フラワーエッセンスがいつの時代から用いられてきたのか正確にはわかりませんが、花の持つ特別な力に気づいた人々が、遥か昔から世界各地で現在のフラワーエッセンスと同じような癒しを得ていたのは確かなようです。

 

 今から約80年前、イギリスの医師であったエドワード・バッチ博士は、よく晴れた日の花の朝露に、人のネガティブな感情を癒す特別な力が宿っていることを発見しました。現代フラワーエッセンスの歴史の始まりです。博士は、花のエネルギーが、太陽の光を受けることによって水に写され、それを人が体内に取り込むことによって、その人のもつ否定的感情に作用する効果をもつと考えました。

 

 バッチ博士は、長年の臨床経験から、病気の発症と、その人の持つパーソナリティが深く関係していることに気づいていました。例えば、”恐怖”の感情は精神を抑圧し、肉体の不調和をもたらすというように。そこから、病気を治すには、肉体的なアプローチだけでなく、否定的な感情を癒し、病の根本原因である「魂の望み(使命)と調和しない生き方」を改める必要があるという考えに至りました。バッチ博士は西洋医学の医師でありましたが、人の感情に作用する物質が自然界に必ず存在していると信じ、探していたのです。

 

 花のエネルギーが人の感情を癒し、ひいては病気も治すということに気づいたバッチ博士は、50歳で亡くなるまで、38種類のフラワーエッセンスを完成させました。非常に感性が鋭かった博士は、それぞれの花のもつエネルギーの特徴まで感じ取ることができ、どの花のエネルギーがどのような感情に作用を及ぼすのか、というところまで体系化することができました。(例えば、「恐れ」の感情には「ミムラス」というように)

 

 博士が亡くなった後も、後継者たちが今でも博士と同じ手法を用いて、フラワーエッセンスを作り続けています。

 

 また、1970年代に入ってから、世界各国で次々と新しいエッセンスの作り手たちが現れました。アメリカ、カナダ、ハワイ、ヒマラヤ、アラスカ、オーストラリア、日本等々、様々な場所の様々な花を使って、今でも多くのエッセンスが次々と生み出されています。バッチ博士の38種類に加えて、数千種類ものエッセンスが存在しているといわれています。

フラワーエッセンスの作り方

 バッチ博士も用いた、最もポピュラーな作り方は、「花を浮かべた水に太陽の光を当て、花のエネルギーを転写させる」という方法です。水には、情報を記憶するという性質があります。太陽のエネルギーによって花の波動が水に写しだされ、キープされるのです。一度情報(花の波動)が入った水は、半永久的にその波動を保ち続けることができるといわれています。実際、バッチ博士が生存中に作ったエッセンスは、今でもエネルギー状態が当時と変わらないそうです。

 

 その他にも、花を浮かべた水を煮沸して作る方法や、太陽ではなく月のエネルギーを利用して作る方法、また変わったところでは、高次の意識体とチャネリング(波長を合わせる)することによって水に高次のエネルギーを取り入れる、といった手法を用いている作り手もいます。

フラワーエッセンスの選び方

 バッチ博士の38種類(バッチフラワー)に加えて、現在は数多くのエッセンスが市場に出ています。インターネット等で検索してみても、たくさんあり過ぎて一体何を買ったら良いのかわからなくなってしまう程です。どのエッセンスをとったら良いのかを知るためには、まず自分の状態・抱いている感情を把握する必要があります。

 

 まずバッチフラワーを例にとってみてみましょう。

 

 例えば、「怒りっぽい」という人がいたとします。”怒り”のような他人に対する攻撃的な感情には、『ホリー』というエッセンスが適用されます。そして更に、”怒り”を抱く背景に、その人の中の”恐れ”がある場合には、『ミムラス』や『アスペン』をとります。また、”自信のなさ”から他人に対する威嚇攻撃が出てしまうという場合は、自信を高める『ラーチ』や、自己肯定感を高める『クラブアップル』をとるといいでしょう。人の悪いところばかりが目についてしまい、つい批判的になってカリカリしてしまうという人には『ビーチ』、怒る際にプチっと切れた状態になってコントロールが効かなくなってしまう場合は、『チェリープラム』が大きな助けとなってくれます。

 

 このようにして、自分の中にある否定的な感情、ストレスや負荷がかかった時に出やすい状態などを分析して、それに対応するエッセンスを選んでいくと良いでしょう。選んだら、トリートメントボトルといって、水と保存料としてのブランデーが少量入ったボトルに、通常ですと7種類くらいまでエッセンスを入れます(それぞれのエッセンス数滴ずつ)。そうしてブレンドしたエッセンスを(1種類でも構いませんが)、何回かに分けて飲んでみてください。とっているうちに、少しずつ心の緊張がほぐれ、花の癒しが自分の深い部分にまで浸透していく感覚が味わえると思います。

 

 ただ、たとえこのように自分を見つめてみたとしても、個々のエッセンスの特徴を知らなければ、適切なエッセンスを選ぶのは難しいですよね。エッセンスは一本2000~4000円と決して安いものではありませんし・・そのような時は、エッセンスの専門的な知識を持った、セラピストに選んでもらう方法があります。この場合、カウンセリングで自分の内面と向き合っていくうちに、今まで浮かんでこなかった様々な”気づき”が出てくるというメリットもあります。また、自分というものは自分が一番わかっていないものです。セラピストが第三者の目からみて選んだエッセンスは、自分では決して選ばなかったであろうものだったりします。

 

 当サロンのセラピストは、エッセンスの知識だけでなく、カウンセリングの手法や傾聴の技術も学んでいます。話すだけでも癒された、とおっしゃってくださる方もたくさんいます。選んだエッセンスは、トリートメントボトルに入れてお持ち帰り頂けます。どうぞお気軽に、お茶を飲みに行く気分で足を運んでみてくださいね。

 

 また、どうしてもサロンに来られない、自分で選びたい、という方は、市場に数多く出ている「コンビネーションエッセンス」という、複数のエッセンスがテーマごとにブレンドされたものを購入するという方法もあります。ほんの一例を挙げると、『豊かさ』『揺るぎない自分』『浄化』『トラウマの解消』『直観を高める』『ネガティブエネルギーから身を守る』といったテーマのコンビネーションエッセンスがあります。今のご自分に合ったものを購入していただいても良いですし、いくつか種類を揃えておいて、必要な状態になったらとる、という使い方もできます。

 

 ちなみに、このコンビネーションエッセンスの元祖は、バッチ博士が調合した緊急時用の「レスキュー」と呼ばれるエッセンスです。5種類のバッチフラワーが入っています。世界で最もポピュラーで、最も売れているエッセンスです。ショックなことがあった時、ケガをした時、緊張やストレスが強い時、ドキドキしてしまう時、プレゼンや試験の前等にレスキューをとると、心の動揺がまるで波が引いていくように収まっていきます。家庭に一本常備しておくと、何かと便利ですよ。

フラワーエッセンスをとると、どのように変わるのでしょう

 フラワーエッセンスをとっていると、具体的にどのような変化が表れるのでしょうか?フラワーエッセンスは、ネガティブな状態をポジティブに変えてくれるものです。その反対はありません。例え今の自分に合わないエッセンスをとったとしても、ただ作用しないだけで、今より悪い状態になるといったことは決してないのです。そこが、何よりも安心できるところだと思います。

 エッセンスをとってからよく起きる変化を、以下にいくつか挙げておきます。

〇感情に支配されなくなってくる

 私たちは、普段意識するにしろしないにしろ、様々な”感情”を抱いて生活しています。怒り、悲しみ、憎しみ、といった波動の荒いネガティブな感情から、愛、喜び、感動、感謝といったポジティブな感情まで、日常的に次から次へと感情の波がやってきては去り、また別の感情がやってきては去り・・という繰り返しです。

 私たちはうっかりするとこの”感情の波”に飲み込まれ、あたかもそれが自分自身の全てであるかのように捉えてしまうことがあります。感情に支配されている状態です。フラワーエッセンスをとっていると、そうした”感情の波”に飲み込まれることが格段に減っていきます。感情がなくなるというわけではなく、感情を感情として客観的に捉えられるようになってくるのです。

 例えば、何か不本意なことが自分の身に起こって、「怒り」の感情がこみ上げてきたとします。怒りのパワーというのは大変強いものですから、燃え盛る火のように自分の中で荒れ狂い、我を失うことさえあります。ところが、フラワーエッセンスをとって感情のコントロールができるようになってくると、そうした「怒り」を抱きながらも、それをどこか別の場所から冷静に眺めている自分、という存在を感じるようになるのです。「怒り」に支配されることがなく、「あ、自分には今怒りの感情があるな」といった客観的な感覚でいられるのです。感情に呑まれ、冷静さを欠いている時というのは、つらく苦しいですよね。そうしたいわゆる”感情的な”状態が減っていくので、精神状態が落ち着き、いつも安定した自分のままでいられます。

 また、どんな感情でも、それがずっと自分の中に居続けるということはありませんやってきたとしても、それはいずれ去っていきます。エッセンスをとっていると、その去っていくスピードも速くなってきますので、いつまでもネガティブな感情に自分を乗っ取られている、ということがなくなっていきます。

〇ネガティブな感情を抱くことが減り、ポジティブな感情でいることが増える

 フラワーエッセンスは、マイナスをプラスに変えてくれるものです。その人が抱いているネガティブな感情があったとすると、その感情をポジティブな状態に変えてくれます。

 どんなものでも、プラスとマイナス、陰と陽、コインでいったら表と裏のように、対になって存在していると言われています。感情もこれと同じです。例えば、怒りやすく、いつも周囲の不平不満ばかりを述べている人がいたとします。このような状態の時というのは、その人本来の『理想が高く、正義感が強い』というポジティブな性質が、ネガティブな状態で出てきてしまっている時なのです。

 そのような方には、「怒りや攻撃的な感情がある」「いつも批判的になってしまう」「自分の理想にこだわり、他のあり方を認めることができない」といった状態に対応するエッセンスを飲んでいただきます。そうすると、次第に他者に対するピリピリした感情が和らいでいき、寛容になり、人は人、と認められるようになっていきます。そして、ネガティブな感情に支配されることが減っていくので、より冷静になり、周りに振り回されることなく穏やかに、自分の本来の目標に向かって真っすぐに進んでいくことができるようになるのです。

〇自分にとって良いことを引き寄せるようになる

 フラワーエッセンスは、波動(エネルギー)が大変強いものです。飲んだ人の波動も上げてくれます。宇宙には、「同じ波長のもの同士が引き寄せあう」という原則があります。エッセンスを飲んで自分がポジティブな波長を出すようになると、それに応じてポジティブな人や物、環境、情報等が入ってくるようになってきます。そして逆に、自分にとってあまり良い影響のない、ネガティブな人や物、状況等が去っていきます。

 エッセンスを飲んだ方はよく、「新しい素晴らしい出会いがあった」とおっしゃいます。それは人であったり、物であったり、心から打ち込むことができる趣味や仕事であったり・・人生をより輝かせてくれるような、生きる喜びをもたらしてくれるような、自分にとって望ましい事象がやってくることが多いです。

 また、ラッキーなことが増えたり、運気が上がったなと感じるようになったり、必要な時に必要な情報が入るようになったり、お金の流れもよくなったりもします。

〇身近な人や、周囲の状況が変わる

 不思議なことですが、フラワーエッセンスを飲んでいると、自分自身だけではなく、家族や親しい人・普段よく関わる人にも変化が表れることがよくあります。

 旦那さんの自分に対する態度が変わった、職場の嫌な先輩が優しくなった、母親が普段言わないようなことを言うようになった、・・・etc.

 何より大きな変化が起こりやすいのが、子どもです。母親と子どもというのはエネルギー的にみても大きく影響し合っていますので、母親の精神状態が変われば、自然と子どもにもそれが伝わります。ママがいつも穏やかで明るい気持ちでいるようになると、子どもも同じように穏やかで、明るい気持ちでいられるのです。

 

 エッセンスの勉強をしている時によく先生がおっしゃったのが、『他人を変えたいと思ったら、まず自分がエッセンスを飲んで変わること』という言葉です。身近な人の言動が気になる時というのは、ついその人を何とかしたい、変わってほしいと願うものです。けれど、自分が自分の人生を精一杯生きているのと同じように、その人はその人の人生を精一杯生きています。例えそのように見えないとしても、それはその人なりの精一杯なのです。その人が選んだ人生や生き方に対して、他人である私たちが「変えた方が良い」という権限は、本来ないはずなのです。

 エッセンスを飲んでいると、自然と他人のことが気にならなくなってきますし、自分と異なる価値観を持つ人を認められるようになっていきます。世の中に生きている様々な人の様々な生き方に対して寛容になり、むしろその多様性があるからこそ、この世は楽しいのだと思えるようになります。

 そして自分がそのようなとらえ方をしていると、なぜか周囲の自分に対する態度にも変化が起こってきます。今まで頑なだった人が柔軟になったり、自分に厳しい態度で接していた人が穏やかになったり、暗かった人が明るい言葉を話すようになったり。人が人と接する時というのは、見えないレベルでもお互いが影響し合っているので、自分がポジティブな状態でいれば、自分と関わる人もポジティブになっていくものなのです。

〇自分が本来望んでいる人生を歩むようになる

 世の中で、心の底から「今自分が生きている人生は、自分が100%望んでいるものだ」と感じている人はどのくらいいるでしょうか。

 私たちは、生まれてから(生まれる以前からも)今に至るまで、自分で考えている以上に、親や先祖、兄弟、親戚、学校、教師、友人、国や地域、社会通念、組織、などに大きく影響を受けながら生きてきました。もちろん、そういった影響があったからこそ今の自分があるのであって、感謝するべきことではあるのですが、時としてそういった”外”からの影響があまりに強すぎて、自分本来のものではない考え方や生き方に、必要以上に囚われてしまっている場合があります。

 囚われている時というのは、自分を客観的に捉えることができずにいるので、囚われて縛られているということにも気づいていません。特に、どんな人にとっても親の影響は多大です。幼少の頃から親の言動や考え方、価値観に大きな影響を受けて育ってきているので、成人してたとえ親元を離れていたとしても、見えない縛りに囚われてしまっていることがよくあるのです。

 もちろん、良い影響も受けているでしょう。ただそれと同時に、自分本来の生き方の妨げとなるような影響も、少なからず受けてしまっていることがあります。そうした自分にとって必要のない囚われは手放してしまった方が、より自分らしい人生を歩むことができるでしょう。

 

 フラワーエッセンスは、自分にとって不必要なものが去っていく作用がありますので、とっているうちに自分の中でずっと封印していた過去の思い出や、トラウマ等が一時的に湧き起ってくることがあります。それは、浄化の一種と捉えて良いと思います。自分の中にずっとあったものが外に出ていく時というのは、一度表面に出てくるものなのです。傷を負った時に膿が出てくるようなものです。

 でも、エッセンスの穏やかな作用のおかげで、大抵は動揺することもなく、落ち着いて「あ、これは自分にとってもう必要のないものだな」と思えたり、「自分は今までこんなことに囚われていたんだ!」と気づいたりすることができます。そして、自分が本当に望んでいる人生を思い出し、確固たる意志でその人生を歩んでいくことができるようになります。感覚でいうと、自分が軽くなったように感じていくはずです。

 

 親自身も、私たちと同じように、迷いながら人生を生きてきた一人の人間であったわけです。私たちに価値観を教え込んできたのも、子どもを守りたい、という強い愛情があったからこそでしょう。感謝をしつつ、親から受け継いだもので残したいものは残し、必要のないものは手放していくのが良いと思います。

 私たちは、今まで周囲の影響によってもたらされた価値観を、自由に選ぶことができます。本来、私たちは誰にも何物にも縛られない、自由な存在なのです。自分が生きたいように生きていいのです。

 

 フラワーエッセンスは、人が本当に望む人生を歩めるように、優しくかつ強力にサポートしてくれます。

波動(エネルギー)のお話

 そもそも「波動」とはなんでしょうか?「波動」という言葉は、最近少しずつ使われる頻度も増えてきたように思いますが、私たちにとってまだまだ未知の領域でもあります。というのも、波動は目に見えないものだからです。でも確実に存在しています。

 

 ラジオ局がそれぞれ特定の周波数を用いて番組を流しているように、人や物も、それぞれ特定の周波数をもち、特定の周期で振動しています。周波数の高低や、振動の周期は人や物によって異なり、絶えず変化もしています。物理用語では、こうした周波数や波長といった物理量を総称的に”波動”と呼んでいるようです。スピリチュアル用語では、「エネルギーレベル」といった意味で用いられることが多いです。

 

 よく、「あの人とは波長が合う」などという表現を聞きますが、自分たちがそれぞれ異なる周波数や波長をもち、お互いがそれを感じとっていることを、私たちはどこかで気づいているのですね。ちなみに、イエス様やお釈迦様など、いわゆる”悟った”人ほど振動が速く微細で、「波動が非常に高い状態」にありました。波動の高さと精神性・霊性の高さは関連しているようです。

 

 花も、ラジオ局や人と同じように、それぞれが特定の波動をもっています。花は、植物の中で最も波動が高い部位といわれています。フラワーエッセンスは、主に花の部分のエネルギーを水に転写して作られていますので、非常にエネルギーの強いものです。それを人間が体内に取り入れることによって、その花のエネルギーの影響を受けるので、飲んだ人のエネルギーレベルは自然と上がります。”恐れ”、”不安”、”憎しみ”、”悲しみ”、”怒り”、”嫉妬”といったネガティブな感情は、波動の高低でいったら「低い」ものですが、フラワーエッセンスをとると、そうしたネガティブな感情は自然と消えていきます。

 

 昔、イエス様が生きていた頃、人々がイエス様のまとっている服を触っただけで、皆たちどころに癒された、という記録が残っています。イエス様の高いエネルギーが服にも行き渡り、そのエネルギーが人々のネガティブエネルギーをたちまち高めてしまったのでしょうね。フラワーエッセンスも、そのように、私たちの中にあるネガティブなものに作用し、癒し、高めてくれます。

エインズワース社とパワーオブフラワー、アンジェリックエッセンス

 サロンうぶすなでは、エインズワース社のバッチフラワーレメディと、イーシャ・ラーナー女史による『パワーオブフラワー』のフラワーエッセンス、そしてルース・ジョイ女史が天使とコミュニケーションをとりながら作る『アンジェリック・エッセンス』を中心にセッションを行っています。(その他のブランドのエッセンスを用いることもあります)

 

 エインズワース社は、今現在も、バッチ博士が行ったエッセンスの作り方を忠実に守り続けているブランドです。信頼性が高く、英国王室御用達の称号も得ています。他社のバッチフラワーと比較してみると、エネルギーが何倍も高いという結果も出ているそうです。

 

 また、パワーオブフラワーのフラワーエッセンスは、アメリカのアリゾナ州やオレゴン州、ハワイ島などのパワフルなお花から作られており、子供やインナーチャイルド、女性特有の悩みに対応したエッセンスが多いことが特徴です。

 

 アンジェリック・エッセンスは、高次元のエネルギーが入った、大変パワフルなエッセンスです。ルース女史が、天使に導かれ、指示を受けながら作っています。(実際は、エネルギーを入れるのはルース女史ではなく、高次元の存在達です)

 魂の深い部分から癒しが起こるのが特徴で、DNAレベルの浄化、先祖から受け継いだパターンや過去世から引きずるカルマの解消、波動調整など、変革期を迎えている私達がスムーズに移行できるよう、助けとなるものがたくさんあります。