カルマ解消のためのエッセンス

 アンジェリックエッセンスには、過去生や祖先から引き継いでいる傷やトラウマなどを癒すためのエッセンスが何種類かあります。ワークショップでは、それぞれのエッセンスの違いを詳しく聞かせてもらうことができました。

 

 まず、「カルマ」というのは、私たちが望むと望まざるとに関わらず、過去生から繰り返しているパターンです。私たちは多かれ少なかれ、こうした”過去生における同意”の縛りを受けているのですが、必ずしも過去生で生きていたのと同じような生き方を、今生でも望んでいるとは限りません。例えば、過去生で僧侶や修道女といった聖職者として生きていた場合。従順や貞節、清貧といった生き方に誓いを立て、そのような概念の下で生きていました。今生においてもそうした生き方のパターンが抜けきらず、自分はなぜか裕福になることに罪悪感があったり、性に対して極端に嫌悪感を感じていたり、権威に対して無条件に従ってしまう癖があったり・・・過去生に受けた縛りが未だに自分の奥底に強く残っていると、自分が本当に生きたいように生きることの妨げとなる場合があります。

 そのような縛りから解放されたい時には、”Karma Clearing(カルマの解消)”というエッセンスが良いです。過去生から引きずるカルマのパターンから解放され、ニュートラルなポジションに立って人生を自由に組み替えていくことができるようになります。自分自身や他人から受けている(または過去生において受けてしまった)”呪詛”の呪縛から逃れたい場合は、"Shamanic Extraction”が有効です。

 

 私たちは生まれる前に、この人生における青写真を決めてきていると言われます。家庭環境や健康状態、出会う人、経済状況、仕事、etc...他人や自分自身に対して、契約のようなものを交わしているのです。そのような”契約”は、それが決められた時には最善の選択と思われていたものですが、時として生まれた後に、そうした制約から離れ、他の選択を取りたいと望むことがあります。そういった時には、"Clearing Contracts(契約の解消)"というエッセンスを摂るのが良いです。生まれる前に交わした契約の縛りを受け続けるのか、それとも他の道を選ぶのか、私達に選択の自由がもたらされます。

 

 それから「プログラミング」に対応するエッセンスですが、私たちは母のお腹から生まれて6時間前後の間に、自ら「プログラミング」を作り上げるのだそうです。その時に出来上がったプログラミングは、なかなか解消することが難しいのだそうです。なぜだかわからないけれど自分の中にある「決まり事」や思い込みを解消したければ、6本のエッセンスからなる"Divinity Kit(神性のためのキット)"が役に立ちます。プログラミングの縛りから解放され、神なる存在とのつながりをより強く感じられるようになります。自らに宿る神性に目覚めるようになれば、抱えている問題がなくなり、楽に生きられるようになって、人生がより充実したものになります。

 

 ルースさんは、「私たちは自分の父母との関係を癒さなければ、人生で前進していくことはできません」と強くおっしゃいました。両親というものは、過去生においても何度か形を変えて関わりを持ってきた、つながりの深い人たちです。私たちは両親との関わりをみることで、自分が取り組むべき課題が見えてきます。また、両親から引き継いできたパターンもあります(両親自身も自分達の両親から受け継いできました)。母親との関係で未解決の部分があると、健康問題や人生に向き合っていくことへの障害となる場合があります。その場合は、"Healing the Mother(母性の癒し)"が助けとなってくれます。母親や母親的役割の人との関係の癒しは、自己愛への開花、自分を受け入れることへの鍵を握っています。

 そして父親または父親的役割の人との関係を癒したければ、"Healing the Father(父性の癒し)"が良いです。自分と父親との関係は、世の中との繋がり、ビジネス、経済問題に関わっています。父性との関係が内的に癒されれば、人生の豊かさや物質的な繁栄が開かれるでしょう。

 自分の内面が癒されることに意味があるので、両親が他界してしまっているとしても、関係性は修復することができます。

 

 両親だけではなく、私たちは先祖からも多くのものを引き継いできています。私達が繰り返してきたパターンや習慣、思考、健康問題などの大部分は、私達の先祖もまた経験してきました。先祖の信念や肉体の不具合のパターンは、子孫に引き継がれていくものなのです。家族や親族をみても、いかに共通のパターンや問題を抱えているかということに気づくと思います。"Ancestral Healing(先祖の癒し)"は、先祖を浄化し癒すことによって、代々続いてきたパターンを解消し、その影響から私達を自由にしてくれます。「家」の概念や先祖から引き継いだ縛りを強く感じている人にお勧めです。人生を望む通りにフルに創造していくことが可能になります。そして、自分が癒されることによって、先祖自身も癒されていきます。

 

 "DNA Clearing(DNAクリアリング)"は、いわゆる「ジャンクDNA」と言われるものや、ダメージを受けたDNAをキレイにしてくれる働きがあるそうです。私達の純粋なDNAに、余計なものがくっついていることもあるのだそうです。DNAがキレイになることで、長きに渡る過去生から引き継いできたトラウマのパターンが浄化され、自由な新しい存在として生きていくことができるようになります。

 

 

☆今回のブログに載せたエッセンスは、今後セッションでも使っていく予定です^^個別に注文したい方も、どうぞご連絡ください☆

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アンジェリック講習会レポート

 「アンジェリックエッセンス」の創始者であるルース・ジョイさんの、2日間にわたる来日ワークショップに参加してきました。

 ルースさんがアンジェリックエッセンスを造ることになったきっかけや、エッセンスの作用、それぞれのエッセンスの具体的な説明と使い方、エネルギーの仕組み、私達の奥底にある魂の記憶の話など多岐にわたる内容をたっぷり教えて頂きました。

 

 ルースさんは元々カウンセラーでした。フラワーエッセンスをカウンセリングに使うようになり、次第に自分でもお花のエッセンスを作るようになっていったそうです。その時にいつも心を痛めていたのが、お花をその都度摘まなければならなかったことでした。フラワーエッセンスはお花の"life energy"を水に転写して作るものなので、お花の命を頂戴しなければいけなかったからです。

 ある時ルースさんは、実際にお花を摘まなくても、お花にお願いしてみれば水にエネルギーを転写してくれるのではないか、とふと考えました。それで、お花のすぐ近くにボウルを置いて、数時間おいてみたそうです。そのお水は、明らかに波動が違っていました。

 そのようにして作ったエッセンスを、自分だけでなく周囲の人たちにも試してもらったところ、「とてもパワフルに効いた」のだそうです。物理的に花を入れなくてもエッセンスは作れるのだということを知り、エネルギーを帯びているものであれば何でもエッセンスは作れるのだということに気づきました。地球上の山や川、聖地、そして星など、全てエネルギーを帯びているので、こうしたものからも作れるわけです。

 ルースさんはずっと、「恐れ」を癒すエッセンスを作りたいと考えていました。自分自身がパニック障害を患っていたこともあり、どのような恐れにも対応するものがほしかったのだそうです。というのも、自分がパニック障害になっている原因は何かという理由は全くわからなかったし、それを突き止めるプロセスもなくしたかったため、とにかく「あらゆる恐れ」に対応するエッセンスがほしかったのです。

 ある時、ルースさんはとても明確なガイダンス(高次からのもの)を受けました。2本のボトルを持って、ある場所へ行き、そこに数時間置いてから戻ってきなさい、というものでした。言われた通りにして戻ってみたら、そのボトルにとてもパワフルなエネルギーを感じました。こうしてできたのが、"Freedom from Fear(恐れからの解放)"と"Interdimensional Traveler(次元間の旅)"です。その時をきっかけに、ガイダンスを受けてエッセンスを作るようになったそうです。

 エッセンスを作る際はいつも、出来上がった後に「それがどのようなエッセンスなのか」という情報を得られるのだそうです。作る前にはわかりません。そして、その時々によってエッセンスが作られる場所も異なるのだそうです。

 このようにして、最初22本のエッセンスができました。それを周囲に試してもらった所、「ポジティブな結果」が得られました。「このエッセンスに、どんな名前をつけようか?」と考えていたら、ハッキリと、”Angelic Essences(天使のエッセンス)"と聞こえてきました。

 最初にエッセンスを作ったのが1995年春のことだったそうですが、その当時はまだフラワーエッセンスさえも懐疑的に思われていた時代でした。そこに「天使のエッセンス」だなんて、一体どのように説明したら良いのだろう、きっと皆私のことを"Crazy"だと思うに違いない、そんな心配をしていたそうです。そこでルースさんは、天使達に相談をしてみました。このエッセンスが、具体的に何からできているのか、説明できるものがほしい、と。すると、『これらのエネルギーは、別の次元からやってくる大変周波数の高いものです。今まで物理的な形をとったことがない未知なるエネルギーを取り入れるには、これまでにないやり方で作る必要があります』という答えが返ってきました。

 それでも、人々を納得させるためには説明が必要だと感じていたルースさんでしたが、いろいろな人に使ってみてもらったところ、とにかく「効いた」ので、実際はあれこれ理由を説明しなくても大丈夫だったのだそうです。例えば、精神的な問題で16年間外に出られなかったある女性が"Freedom from Fear"を飲んだところ、外出できるようになって、フロリダのディズニーランドにも行くことができた。虐待を受けて脱毛症になり、部屋の隅っこに縮こまっていた犬に"Freedom from fear"と"Shame Free"を与えたら、すぐに元気を取り戻し、人懐っこくすり寄ってくるようになった。こうした体験談を聞くことによって、ルースさん自身が安心するようになっていったそうです。

 

 アンジェリックエッセンスは、物理的な成分が入っていないので、ブランデーなどの保存料も必要ありません。物理的には煮沸したボトルに入っている精度の高い蒸留水なのですが、エッセンス自体がとても高い周波数を保っているため、保存も効くのだそうです。ボトルの開封後にも劣化しないので、長期間使い続けることができます。

 また、(ここが私が驚いた部分なのですが)アンジェリックエッセンスは作られて以来どんどんアップデートされていくのだそうです。地球にやって来るエネルギーを受けてそうなるのだそうです。そういった意味で、ある特定の波動をキープし続けるフラワーエッセンスと違って柔軟性があります。今地球はどんどんシフトしており、地球にやって来るエネルギーも随時変化してきているのですが、エッセンスもそれに合わせてシフトし、常に最新の状態になるようセッティングされているのだそうです。

 そして、クリスタルヒーリングのように、エッセンスボトルを体に置いてヒーリングを行った場合など、人体のネガティブエネルギーの影響を受けてしまう場合がありますが、石と違ってアンジェリックエッセンスは自分自身で浄化を行ってしまうのだそうです。波動が安定しているので、エネルギーを保持する力が強いのです。

 

 アンジェリックエッセンスができる時は、エッセンスを作る高次元の存在がチームを組んで仕事をしてくれるのだそうです("Angelic Essence Team")。ルースさんは、エッセンスができるまでの間、その場所からは離れます。人のエネルギーが入らないようにするためです。

 天使といった高次元の存在は、確かに存在しているとルースさんは言います。けれど、天使はとても高い周波数を帯びているので、周波数が違いすぎる私達には見ることができません。もし天使が見たいのであれば、天使達に周波数を下げてもらって、更に私たちが周波数を上げなければいけません。けれど、周波数を下げるということは、とても困難が伴うものなのだそうです。

 私たちは今、意識の覚醒がどんどん進んでいます。意識が高まれば、周波数も上がります。このままどんどん周波数が上がっていけば、いつか天使が見える領域に辿り着けるかもしれません。そんなことを考えると、意識を高める努力も苦ではなく、ワクワクした気持ちで取り組めるような気がします。

 

 

☆サロンうぶすなのセッションで使うアンジェリックエッセンスの数を増やしました!これからも随時増やしていく予定です^^優しいけれどとても強力なアンジェリックエッセンスを、ぜひお試しください♡

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執着を手放す覚醒への道

 映画やドラマを見ていると、人々の『執着』を描いているものがとても多いと感じます。家族への執着、恋愛への執着、名誉への執着、お金への執着、仕事への執着、家への執着、美への執着・・・

 人間の苦悩は、こうした執着があるために存在するのではないかと思います。もし執着がなければ、何にも囚われず、何にも縛られず、あるがままの自分とあるがままの世界を受け入れ、ただ自由を感じながら、心の平安と共に生きられるでしょう。

 

 人の魂の進化は、執着を手放していく過程なのかなと思います。「執着を手放しさえすれば楽になるのに」とわかっていても、それが難しいからこそ課題を与えられているのです。反対に執着が少ない人程、軽やかで楽に生きているのがわかります。


 ある仏教説話に、悟りの域に達した1人の高僧の話が出てきます。この高僧がある時思索にふけりながら歩いていると、いきなり後ろから思いっきり誰かに殴りつけられました。高僧は倒れますが、すぐに起き上がるとまたスタスタと歩きだし、後ろを振り返ることもなく再び思索にふけります。この高僧には執着がないので、一体誰が自分を殴ったのかとか、なぜ自分が殴られたのかといったことにまるで無関心なのです。当然、殴った人に向けての寸分の恨みもありません。

 『あるヨギの自叙伝』(パラマハンサ・ヨガナンダ著、森北出版)にも、インドに暮らす悟りの域に達した女性の覚者が出てきます。この女性は天真爛漫な子供のようで、神はいつも自分と共にいると感じ、常に「至福」を味わっています。当然何に対しても執着がなく、食べることにさえ執着がないので、放っておくといつまでも何も口にしようとしません。お付の人々が口に食べ物を運んで赤ちゃんのように食べさせてあげないといけないのですが、まるで味わっている様子もなく、何を食べても同じように見えるのでした。話している途中にも突然瞑想状態に入り、「至福」の境地にいってしまうことがあります。こうして何日も過ごすことすらあるのだそうです。神様に近い所にいるこの女性には絶大な癒しの力があり、どんな病でも彼女に手をかざしてもらうと、一瞬にして治ってしまうのでした。

 お釈迦様やイエス様のような”マスター”達もまた、悟りの境地にいた方々ですが、お釈迦様もイエス様も、自分がいつどこでどのように死ぬかということを事前に知っていました。「自分が明日死ぬ」という前日の夜、二人共弟子たちの前でそのことを話しています。動揺した弟子たちが嘆き悲しむ傍らで、「死」に対してすら執着がなかったお釈迦様やイエス様は、淡々と振る舞っていました。

 

 こうした覚醒者たちのことを考えると、自分はまだまだ修行の道半ばにいることを思い知らされます。

 

 

《執着を手放すお手伝いをしてくれるフラワーエッセンス》

 

♡ピュリフィケーション(アラスカン) ¥2,484

 家屋や職場環境の空間や個人のエネルギー場を浄化するために作られました。全てのレベルにおけるエネルギーの停滞したパターンを打ち破り浄化し、リチャージするために使用することができます。肉体、感情、マインドから有害なエネルギーを取り除き、エネルギーシステムを再活性化し、バランスを取り、刺激して再生します。役に立たず不要になった習慣や中毒などの不健全なエネルギーパターンを解放します。スプレー容器に入れて部屋に振り撒くのもお勧めです。ブラックトルマリン、ファイヤーウィード、ポーテージグレーシャー、スウィートグラスが入っています。

 

♡ブラックコホッシュ(パワーオブフラワー) ¥3,348

 古い習慣や癖、観念から自分を解き放ってくれるエッセンス。人生の過渡期にいる時、辛い人間関係を終わりにしたい時、生活の機能不全を終わらせる勇気がほしい時、望まないパターンに囚われていると感じる時など。依存や中毒を乗り越えるための力が湧き、手放しと解放を助けてくれます。先が見えない暗いトンネルにいるような時、守られているような感覚をもたらしてくれると共に、次の段階に移行するための変容を促します。

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ポジティブな世界観に変わると

 若い頃、私はとてもネガティブ思考でした。世の中の暗い出来事にばかり目が行ってしまい、暗いニュース、暗い出来事、暗い話をたくさん見たり聞いたり、そんなことをしているためにますますネガティブ思考に陥り、世界はなんて暗いのだろうと、ため息をついて過ごしていました。

 テレビやラジオをつければ、どこかで起こっているテロや紛争のニュース、どこの国がどこを攻撃した、泣き叫ぶ群衆の姿、おぞましい事件や事故のニュース、どこの誰が誰を殺した、誰を騙した、憤る被害者の言葉・・そんな内容のものばかりが飛び込んできます。

 

 少し前までの自分は、そういったニュースを「見なければいけない」ものと思い込んでいました。世の中で起こっている”暗い出来事”を知っておかなければいけない、知る義務がある、という考えがありました。ですから敢えてそういったニュースに触れ、本を読み、話を聞き、それとは反対の明るい世界には目が行かないようになっていました。

 自分がとても楽しい時間を過ごしている時など、ふっと昨日見たニュースのことが頭に浮かんできたものです。「今とても大変な目にあっている人が世界のどこかにいるのに、自分ばかりこのように楽しく過ごして良いのだろうか」と、楽しむことに罪悪感を抱いてしまったり、平和な日常を幸せに過ごすことは、”不幸な人達”に申し訳ないという気持ちがありました。

 どこかで大きな災害などが起きた時には、社会全体が一緒に「苦」を味わわなければならない、といったムードに包まれ、娯楽的なイベントが中止になったり、ひっそりと行われるような風潮があります。個人的にも、そのように考えていました。辛い出来事を経験している人のことを考えれば、自分も同じような気分に浸って苦しみを共有するべきだと考えていました。

 

 けれどある時、意識と現実との関係性に気づいて以来、私はこのように他人の苦しみを自分の中に取り込んでしまったら、ますます不幸になる人が増えるばかりなのではないかと考えるようになりました。もちろん、苦しんでいる人を見たら自分も心が痛みますし、共感することが良くないとは思いません。ただ、世の中の暗い出来事に必要以上に引っ張られて、皆がネガティブな意識状態でいたら、いつまでも不幸な出来事はなくならないでしょうし、世界も暗いままです。もし世の中の不幸を本当に減らしたかったら、人々の意識がポジティブに変わっていくしかないわけです。世の中の出来事は、人々の意識を投影しているものだからです。人々がネガティブな意識で満たされているよりも、できるだけ多くの人がポジティブな意識状態を保っていた方が、それに伴って引き起こされる現象もより明るいものとなっていくはずなのです。

 そのように考えるようになってからは、今までのように”暗い”ニュースを見るのをやめ、極力目にすることも耳に入れることも避けるようになりました。反対に、できるだけ明るい話題、明るいニュース、楽しい番組、前向きな気持ちになれるような本や映画などに触れるようになりました。自分が話す言葉もエネルギーですから、なるべく前向きな言葉を話すよう、気を付けるようになりました。ネガティブなことばかり話す人とは、距離を置くようになりました。

 もし見るつもりがなくても、暗いニュースが目に入ってきてしまった時などは、そこに自分までネガティブな意識を注力するのではなく、『そこに携わっている全ての人が最高最善の形で幸せになりますように』という祈りのエネルギーを注ぎ、その出来事に自分なりにポジティブな意味づけを行うようにしました。見るつもりがなくても目に飛び込んできたということは、何かしら自分に関係があるということです。かつての私は、暗い出来事の暗い部分にだけ意識を向けて、自分のネガティブな一面を増長させるだけでした。けれど今は、そのような”暗い”ニュースに反応している自分の中に何があるのか、何を手放せばこうしたニュースが自分の世界からなくなるのか、内観するようになりました。

 そのようにして、世の中全ての人達の意識からネガティブな要素がなくなっていけば、悲惨な事件も事故も、テロも戦争も、あらゆる不幸がなくなっていくだろうと私は信じています。世界が変わるには、一人一人の意識が変わっていくしかないと思っています。

 

 ネガティブな事にばかり目を向けていたかつての自分と、ポジティブな意識状態をキープできるようになった今の自分を比べてみると、引き寄せる人や物や出来事が、驚く程変化したことに気づきます。相変わらず世界のどこかでは毎日”暗い”事件が起こっているかもしれませんが、少なくとも自分が現実に見ている世界ではそのようなことは起こっていません。世の中のどこかでは不幸がまだたくさんあることを知っていても、私はその不幸を選ばないという道を選ぶことができるのです。それは負けでも逃避でもなく、全ての人に「選択の自由」が与えられていて、何を選ぶか自分で決めているというだけです。

 お年寄りの苦労話などを聞いていると、「人生とは苦しみである」という信念を根強く抱いていることを感じることがあります。「人生とは苦しみだ」と定義づけを行うのも、そしてそのような人生を送るのも、その人の自由です。けれど一方で、「人生とは楽しみだ」と定義づけを行い、そのように人生を送ることも本当は可能だし、そのような人生を選ぶことも自由なのです。

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インスピレーションが受け取りやすい状態

 水は高い所から低い所へと流れます。エネルギーも同じで、高い所から低い所へ流れるようになっています。そして、流れやすい所に流れるという特徴があります。水がより乾いた所に浸透し、雷が落ちやすい場所に落ちるのをイメージして頂けると解り易いと思います。

 あらゆるものはエネルギーです。例えばお金ですが、これもエネルギーです。ですから、流れやすい所に流れるようになっています。お金が入りやすい所(人)へと自然と流れます。受け取る器があり、必要としていて、そして有効に使ってくれる人の所に流れていくようです。エネルギーは停滞することを嫌がるので、一か所に留まるよりもどんどん新しい所に流れることを好み、そうした場所に行きやすいのだと思います。ある大富豪は、『お金は循環させるものだ』と言っていました。

 また、情報もエネルギーですから、流れやすい所(人)の所へ流れるようになっています。他の人よりも聞き上手で、知りたいと強く望んでいて、そしてその情報を上手く活用してくれる人の所に情報はやってきます。

 

 このように考えると、チャンス、出会い、人、物、あらゆることがエネルギーだと捉えることができます。自分にどのエネルギーが入ってくることを望むのか、アンテナを立てて発信させることがまず必要になります。そして、エネルギーが入ってきやすいように、自分の器を綺麗にしておくことも大切かと思われます。自分の中をできるだけクリアーにしておいた方が、エネルギーは入ってきやすいです。あれこれと制限をかけてしまうと、それが妨害となってエネルギーはやってきにくくなります。

 内観したり瞑想したりして、自分の中で何かそのような制限となってしまっている信念がないかどうか、確かめてみるといいと思います。

 

 芸術家にピュアな人が多いのは、芸術家だからピュアなのではなくて、ピュアだから芸術家になれるのだと思います。純粋なので、インスピレーションを受け取りやすいのです。映画『アマデウス』で、モーツァルトの才能に嫉妬したサリエリの姿が描かれていましたが、サリエリはなぜ破天荒でまるで子供のようなモーツァルトが神に選ばれて、厳格で真面目な自分がそうではないのか、と悶々と悩みます。モーツァルトは実際、大人になってからも無邪気で後先のことを考えないような所があったようです。モーツァルトは、作曲する時には最初に曲が全て自分の中にダウンロードされていたので、それを紙に書き起こす作業は人とおしゃべりしながらでもできたそうです。モーツァルトの楽譜には、書き直しの跡がほとんどないということを聞いたことがあります。

 マイケルジャクソンもまた大変ピュアな人でしたが、彼もインタビューで、曲というのはどこかの空間に出来上がっているものを自分が受け取ってきて、それを書き起こしているだけだ、だから作曲者として自分の名前が書かれることには違和感がある、といった話をしていました。

 

 できるだけピュアな状態でいること、そして受け取ることを望むこと、受け取ったら感謝をしてそれを上手く活用すること、それが様々なエネルギーが入ってきやすい状態といえます。

 

 

《芸術的なチャンネルを開きたい時のサポートエッセンス》

 

♡ラディアントセルフブレンド(パワーオブフラワー) ¥3,672

 創造性や自己表現の回路を開き、魂に潤いを与え、自分の中に溢れ流れる創造性を感じ、その流れに乗っていけるようにしてくれます。芸術家、作家、あらゆるレベルでインスピレーションの源へと繋がりたい人へ。創造性に対するブロックができてしまっている時にも。アイリス、インディアンペイントブラシ、シューティングスターが入っています。

 

♡クリエイティブ(オーストラリアンブッシュ) ¥3,240

 創造力がブロックされたり、抑制されたり、感情表現が苦手な人に。→歌う力が高まる、創造的な表現力が身に付く、声に明瞭さが生まれる、人前で堂々と話せるようになる。

 ブッシュ・フューシャ、クロウェア、ファイブ・コーナーズ、フランネル・フラワー、レッド・グレヴィレア、トール・ムラ・ムラ、ターキー・ブッシュが入っています。

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苦手意識をなくすイメージング法

 『イメージを小さくする』テクニックは、感情だけではなく、特定の人や物、出来事などに対しても用いることができます。正しくは、『特定の人や物、出来事などに対して自分が抱いているイメージ』に対してです。

 私たちは、目に映る人や物、出来事などを自分のフィルターを通してみています。例えば、同じ犬を見た時に、人によって「わあ、かわいい!」といって近づく人と「きゃ、こわい!」といって逃げる人がいます。一輪だけ咲いている花をみて、「寂しそうだな」と感じる人がいる一方で、「気楽でいいな」と捉える人もいるでしょう。職場で社員達から恐れられている社長が、自分にはなぜか周りがいう程「怖い」人に見えなかったり、また逆に皆に「いい人」と言われて慕われている人を、自分はなぜか敬遠してしまったりといった、周囲が抱いている感覚と自分の感覚が異なるという経験をされたこともあるかと思います。

 それまでの経験や持っている知識、記憶、信念、思い込みなどは人によって異なるため、各々が特有のフィルターを保有するようになり、それぞれのフィルターを通して物事を見ることになるので、同じものを見ても異なる反応をしてしまうことになります。テレビの同じ場面を見て、涙を流している人の脇で笑い転げている人がいてもおかしくないわけです。

 物事をフィルターを通して見る癖がついているので、特定の人や物、出来事に対して、人それぞれ異なる「イメージ」を抱くことになります。海でおぼれそうになった経験がある人は、「海」と聞いて「怖い、ザワザワする」といったネガティブなイメージが浮かぶかもしれません。昔旅行をして楽しい思い出がある場所に対しては、明るくてウキウキするようなポジティブなイメージを抱いていたりします。「父」「母」「学校」「夏休み」「車」「アフリカ」など、一つの言葉を聞いて浮かぶイメージは、人によって千差万別だと思います。

 

 明るく前向きなイメージは、自分を元気づけてくれたりやる気を出させてくれたりと、ポジティブな効果を与えてくれることが多いのですが、「怖い」「汚い」「暗い」「悲しい」といったネガティブなイメージを抱いていると、そうしたマイナスイメージに足を引っ張られて、思うように行動がとれなくなってしまう場合があります。

 例えば、職場にとても苦手な上司がいた場合。自分はその人に対して「怖い」というイメージを強く抱いてしまっているので、その上司の前に行くといつも委縮してしまい、自分の意見や思っていることが全く言えなくなってしまいます。緊張して伸び伸び仕事ができないので、自分本来の能力を出しきることができません。

 そのような場合、その怖い上司のイメージが、空一面を覆う灰色の雲のように、自分の頭の中を占拠していたりします。『怖い』というイメージがどんどん肥大化してしまっているため、そこに囚われて理性を失い、客観的な観点で物事を捉えることができなくなっているのです。

 

 ここで再び、『イメージを小さくする』テクニックの出番です。自分の中でどんどん大きくなっている怖い上司のイメージ。それを一度、頭の中でくっきりと思い描いてみます。怖い上司のことなんて思い出すのも嫌かもしれませんが、結果的に楽になるステップだと思って、ここはひとつ我慢してイメージングをしてみましょう。イメージができたら、次にその自分の中の”上司”を、少しずつ小さくしていきます。少しずつ、少しずつ、小さく小さく。どんどん小さくなっていきます。自分の中であんなに大きかった上司がどんどん小さくなっていき、手のひらに収まる小人サイズにまでなったら、今度はその上司を手のひらに乗せてポーンと空中に投げて再びキャッチしてみます(注:頭の中での話です)。小人なので、抵抗されてもへっちゃらですし、聞き取れないくらい小さな声なので、コチャコチャ何か言っているようですが、全く耳に入ってきません。自分の手のひらで無抵抗にされるがままでいる上司には、日頃の気迫も勢いもなく、恐怖心もまるで湧き起ってきません。

 しばらく頭の中で、”小さくなった上司”を投げたりキャッチしたり放り投げるなどして遊んでみたら、それを行う前後で、その上司に対する自分のイメージがどう変わったかを感じてみてください。

 これは、NLPというメンタルトレーニング法を応用したものですが、一度にイメージが変わりにくかったら、何度も繰り返し行ってみると良いです。全く同じやり方でなくても、例えば音楽をつけてみるとか、色や場所を変えてみるなどして、好きなように、やりやすいようにイメージングしてみてください。その人の呼び名を、全く異なる名前に変えて呼んでみたりしても良いと思います。音をすり替えると、イメージがガラリと変わります。

 少々荒療治のように感じられるかもしれませんが、自分の中に強烈に居座っているネガティブなイメージを一掃するには大変効果的なやり方です。イメージを作り上げたのは他でもない自分自身なので、気に入らなければいかようにでも変えることができます。

 このようにしてひとまずネガティブなイメージがなくなったら、次のステップとして、その人に対する何かしらの肯定的な意味づけを行ってみることをお勧めします。自分が見ている相手というのは、自分の心の中の投影であるので、きっとそこから何か学ぶことがあるはずです。

 

 自分の中のイメージが変わってくると、今までとは異なる視点でその上司に接することができると思います。恐怖の感情に支配されず理性を取り戻すことができれば、その上司を必要以上に意識することもなくなり、自分らしく振る舞うことができるようになるのではないでしょうか。また、不思議なことに、人に対する自分の見方が変わると、その人の自分に対する振る舞い方が変わってきたりもします。人は、他人に見られているように振る舞ってしまうという性質があるからです。

 

 この方法は、人だけではなくて他の生き物や場所、シチュエーションなど、様々な対象に使えます。あれこれ試しているうちに、イメージというものは自分次第でいくらでも変えることができることに気づくと思います。そして更に、自分の抱いているイメージがいかに現象とリンクしているのかを体感していくと、イメージをもっと自由に使いこなすことができるようになり、心の負担が減って生きやすさを感じられるようになっていくと思います。

 

 

《どうしても苦手意識や恐怖心を抱いてしまう対象物がある場合のサポートエッセンス》

 

♡ミムラス(バッチ)

 特定の何かが怖いという人に。雷が怖い、犬が怖い、高いところが怖い、〇〇さんが怖い、病院が怖い、拒絶されるのが怖い、仕事を失うのが怖い、etc...

 恐怖心が邪魔をして、チャレンジすることをためらったり、自分らしく振る舞うことができずにいる時に。不必要な恐れの感情を癒し、楽しみながら試練に立ち向かうことができるようになります。

 

♡ビーチ(バッチ)

 物事や人の悪い面にばかり目が行ってしまう人に。良いことも悪いことも、コインの裏と表のように一体となっているものですが、そのような中立的な見方ができず、ネガティブな部分にフォーカスしてしまう癖があったり、そのような傾向が出てしまっている時に。理性を取り戻し、人や状況のポジティブな面にも気づくことができ、高い見地から物事を見ることができるようになります。

 

♡フィアレスネス(パシフィック) ¥3,672

 勇気と力強さ。何があっても流動的に、「あるがまま」に今にいられるように。一瞬一瞬、全ての瞬間をハートセンターから受け入れられるように。執着を手放し、高い視点から物事を眺め、愛でないものは恐れであることを理解する。

 ジェリーフィッシュ、オックスアイデイジー、サーフグラス、イエローポンドリリーが入っています。

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感情のコントロール

 昨日は、娘と久しぶりに一緒にお風呂に入りました。湯船に浸かっている間、終始無言の娘。何となく浮かない表情を浮かべています。「どうしたの?何かあったの?」と、カウンセリング講習で習った質問の仕方で問いかけてみました。

 聞くと、学校で不安に思う出来事があったようで、それが気になっているとのこと。ここで私が「大丈夫だよ!そんなの気にすることないって!」などといったら墓穴を掘るのは明らかです。

 娘に、「その不安はどのくらいの大きさなの?」と聞いてみました。

「大きさ??それはよく分からないなあ・・」

「そしたら、その不安が丸いボールだとしてみて。自分の心の中にあるボール」

「・・・」

「どんな色してる?」

「・・・黒とか灰色とか、そういう暗い色」

「形や手触りはどんな感じ?」

「ゴツゴツしてる」

 

 心の中にある”不安”がだんだんイメージできてきたようです。

 

「そしたら、そのボールをどんどん小さくしていってください」

「えーー??」

「はい、少しずつ少しずつ、そのボールが小さくなっていきます。どんどん小さく、どんどん小さく。はい、もっともっと小さく小さく・・豆粒くらいに・・ゴマ粒くらいに・・小さく小さく」

「(笑)もうこれ以上小さくできないよ~」

「はい、そしたら、今度はその小さくなった粒を足で思いっきり踏み潰します」

 

 娘は楽しそうにニコニコしながら、湯船の中で思いっきり足を踏み鳴らし、”不安”を踏み潰しました。

 

「あら不思議、不安がどこかに消えてなくなってしまいました!」

「わー、本当だ!不安がなくなったーー!」

 

 娘は大喜びで、顔を輝かせて嬉しそうにしていました。少し前の、”不安”に心が支配されていた時とはうってかわって、表情も明るくなっています。その後は、学校であった楽しい出来事などの明るい話題で盛り上がりました。

 

 『不安』『恐れ』『怒り』『悲しみ』『恨み』『嫉妬』etc..といったネガティブな感情は、一度自分の中に湧き起ると、どんどん大きくなっていく傾向があります。そうした感情を意識すればするほど、火に油を注いだ時のようにますます肥大化し、自分でも制御不可能な状態になることすらあります。囚われてしまうわけです。

 そのようなネガティブな感情に自分が支配されているなと感じた時は、できるだけ初期の段階で、このような「徐々に小さくしていく」イメージワークを行うと効果的です。一気に消そうと思っても難しいのですが、「少しずつ」小さくしていくことで、コントロールしやすくなります。一度だけではなかなか完全に消えない場合でも、何度も何度も行ううちに、次第に小さくなっていきます。小さくしていく過程で、光の中に包み込むイメージを使っても良いと思います。

 

 ”感情”は外からやってくるものではなく、自分が造り出しているものです。本来制御不能なものではなく、自由自在に操ることができます。生み出したのが自分であれば、それを消すのも自分です。誰か他の人や、他の存在が消してくれているわけではありません。きっかけを与えてくれるのが外部のものであっても、最終的にコントロールしているのは自分自身です。

 ネガティブな感情に囚われて過ごすことを選ぶのも自由ですが、そうした感情が湧き起ってもできるだけすぐに「火消し」を行い、ポジティブな感情を抱きながら過ごす毎日を選ぶこともできます。感情とどのように付き合っていくのか、自分が心地良いと感じるやり方を見つけてください。

 

 

《そうはいっても感情に支配されてしまった時のサポートエッセンス》

 

♡バランサー(パシフィック) ¥3,456

 ストレスが溜まっていたり、何らかのトラウマに囚われている時、肉体や精神の調和をとってくれます。体の働きを元に戻し、精神を静め、荒れ狂ったような感情を穏やかにします。何かに囚われて固定してしまった注意をシフトさせ、しっかりとしたものの見方を取り戻して、肉体、精神、感情のバランスをとることを助けてくれます。スプレーボトルに入れて部屋にスプレーすると、部屋の気が安定します。寝る前などにお勧めです。


♡セージブラッシュ(パワーオブフラワー) ¥3,348

 感情の浄化に大変強力な働きをしてくれるエッセンスです。クレンジング力が強く、オーラの中にある毒素を取り除いてくれます。自分の中にある”毒”を浄化すると同時に、私達の意図をよりピュアなものへと高めてくれ、古いパターンや中毒、執着を取り除く手助けをしてくれます。これを飲んでいると、ネガティブな感情に支配されることが減るので、とても楽になったという方が多いです。

 

♡ダウントゥアース(ヒマラヤン) ¥3,240

 第一チャクラのバランスをとってくれます。ネガティブな感情に支配されている時や精神のバランスを崩している時は、グラウンディングがしっかりできていないことが多いです。地に足をつけ、地球とのつながりを強くすることで、とらえどころのない恐怖感や不安、ストレス、やる気のなさがなくなり、生命エネルギーが漲ってくるでしょう。チャクラキットにも入っています。

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子供は引き寄せの名人

 子供は、大人と比べて邪念が少なく、心の声を聴きとる能力も高く、更に信じやすいという特徴があるので、引き寄せもうまくいくことが多いです。

 あれこれとテクニックを教えるよりも、引き寄せが成功した時に「引き寄せ成功おめでとう!うまくいったね」と言ってあげた方が、自分でも納得して理解が深まるようです。望みが叶う仕組みを本能的に理解している部分があるので、大人が細かく手取り足取り教えなくても、自然に自分で”思い出して”いくのだと思います。何度かうまくいく経験を積むと、子供は自信がついてどんどん成功率が高くなっていきます。

 

 子供は何でも信じてしまうことから、ポジティブなことだけではなく、周囲から影響を受けたネガティブなことまで引き寄せてしまうことがあります。良くも悪くも、引き寄せ能力が高いのです。子供は自分で平気だとわかっていて薄着で過ごしているのに、大人が心配して「そんな恰好していると風邪ひくよ!」と言ったおかげで本当に風邪を引いてしまうことがあります。また、「うちは運動が苦手な家系だから」とか「〇〇ができないのは遺伝のせい」といった刷り込みも、まともに受けて本当にそうだと思い込んでしまうこともありますので、そのような制限をわざわざ呪文のように唱えることは避けた方が良いかもしれません。

 恐怖や不安の感情を植え付けることも、子供が恐怖や不安を感じるようなシチュエーションを自ら招く原因になってしまいます。そのような感情を抱いてしまうような情報からはなるべく遠ざけ、ポジティブな情報やポジティブな言葉をたくさん与えてあげれば、子供は生き生きしてきて、自然と楽しい未来図を描けるようになります。

 

 子供は自分の望みが何なのかを知っています。それを実体験するために生まれてきているからです(大人もそうですが)。大人がわざわざ道案内しなくても、自分でどちらに進めばよいのかわかっていますし、道しるべとなる心の声の聴き方も、大人よりよほど上手にできています。大人は、子供がのびのびと過ごせる環境を整えてあげて、困っている時に手助けをしてあげる程度でよいのではないかと思います。子供を信頼してあげさえすれば、本来持っている直観力を使って、自然と自分の能力を最大限に生かせるような道を選ぶようになっています。

 失敗から学ぶこともあるので、たとえ上手くいかなかったとしても、決して責めない方が良いと思います。何が失敗の原因かは、わざわざ言われなくても本人が一番わかっていますし、逆に責められたことで子供は委縮し、自信も失い、チャレンジに果敢に向き合う勇気が育たなくなってしまいます。

 また、大人が「常識」や「(個人的に思っている)望ましい生き方」などを必要以上に吹き込んでしまうと、子供は特定の世界観に縛られ、無限の可能性を信じることができなくなってしまいます。親を喜ばせようと、自分の心の声を無視して本来自分の望んでいる方向とは別の道を、無理やり選んでしまうこともあります。純粋で心が優しい子供ほど、そのような傾向があるようです。

 

 子供が無限の可能性をいかに狭めずに、望み通りの運命を切り拓いていけるかは、親の度量の広さと、子供に対する信頼性にかかっているのではないかと思います。

 

 

《子供が伸び伸びと個性を開花させるためのサポートエッセンス》

 

♡チャイルドブレンド(パワーオブフラワー) ¥3,672

 本当の自分が元々持った資質や才能に繋がりたいと願う子供や大人に最適のエッセンス。喜びや愛を喚起し、個として存在することを受け入れられるようにし、自分特有の資質を地上に下ろせるよう助けてくれます。自己価値が低い子供、夢を失ってしまった大人、自分自身が分からなくなってしまった全ての人に。

 バターカップ、シューティングスター、ソフィーローズ、ジニアが入っています。

 

♡リレイションシップ(オーストラリアンブッシュ) ¥3,240

 人との関わりに感情的な苦痛と不安がある時・混乱した状態・怒りを感じている状態・感情に囚われ、閉そく状態・他人と関わることができない状態に。→感情表現ができるようになる・コミュニケーション能力が高まる・人を許せるようになる・新たな興味、関心が湧く・家族のネガティブな状態が打開される・親子の絆が深まる

 ブルーベル、ボトルブラシ、ブッシュ・ガーデニア、ウェディング・ブッシュ、ダガー・ハキア、フランネル・フラワー、ミント・ブッシュ、ボアブ、レッド・ヘルメット・オーキッド、レッド・スヴァ・フランジパニが入っています。

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宇宙との回路を開く

 何か叶えたい望みや手に入れたいものがあった時、人々は昔から神社に行ってお参りをしたり、神棚に手を合わせたりして、お願いをしてきました。無意識レベルで、”人智を超えた大いなる存在”のことを感じているからだと思います。

 神社や神棚で「パンパン」と柏手を打つという行為は、『宇宙(神)との連絡回路』を開くための合図なのだそうです。そうすることで、普段よりも”大いなる存在”につながりやすくなります。宇宙と自分との交信が容易にできる状態の方が、回路が閉ざされた状態よりも意識のキャッチボールがしやすくなります。自分の望みが宇宙に届き、そして宇宙からもインスピレーションを受け取るようになり、結果、願い事が叶いやすくなったり、人生が望む方向にスムーズに動いていくことになるのです。

 

 わざわざ神社にしょっちゅう行かなくても、家に神棚がなくても、この”宇宙とのキャッチボール”がスムーズにできていれば、願いは叶いやすくなります。まずは、自分の中をなるべくスッキリさせて、回路を開くようにすることが肝心です。それには、瞑想が大変効果的です。雑念が多いと、真の望みが自分でもわかりにくくなりますし、宇宙にも雑多な情報が混ざった状態で届くことになります。できるだけ頭の中をクリアーにし、雑念のない状態になった所で、願望を宇宙に向けて放出するイメージでメッセージを送ります。何か知りたいことがあったら、質問形式で投げかけても構いません。答えはすぐにやってくることもありますし、しばらく経ってから何らかの形で与えられることもあります。ダイレクトな回答ではなく、ヒントとしてやってくることもあります。一度だけではなく、何度も繰り返し行うと、成就するスピードが高まります。

 このように宇宙にお願いをすることで、私はこれまで何度も自分の願いが聞き届けられる経験をしてきました。自分が本当に知りたいと思ったこと、必要だと感じていること、やりたいこと、ほしいもの・・その都度、できるだけピュアな気持ちでお願いすると、必ず宇宙は応えてくれます。

 

 お願い事をする際のポイントは、『できるだけ純粋な意図を持つこと』です。自分だけ得をするような望みや、誰かが傷つくような内容よりも、『自分がハッピーになることで、他の人たちもハッピーになる』お願い事の方が、宇宙はより協力的にサポートしてくれるようです。

 そして、これもまた重要なポイントなのですが、お願い事をしたら、あとは『信じて待つ』ことです。自分の出した宇宙への望みは、オーダーした段階でもう手放してしまった方が良いです。執着せず、宇宙が最高最善の形で望みを叶えてくれることを心の底から信頼するのです。どのような形で叶うか、いつ叶うかなど、あれこれ具体的なプランを考えてしまうと、その考えに縛られてしまうので、かえって願望を遠ざけることになりかねません。宇宙の無限の可能性は、自分が考えられる範疇をはるかに超えているので、思ってもいなかったような形で叶うことが多いのです。応えがやってくるまでは、あまり囚われないようにワクワクしながら待っているのが良いと思います。

 

 願いが叶うまでの間、様々な形でインスピレーションやメッセージがやってきます。自分をクリアーに保っていると、そうした宇宙からのヘルプがより受け取りやすくなります(正確に言うと、気づきやすくなります)。受け取ったら、そのアドバイスに従ってできるだけ機敏に『行動を起こす』ことが、願望成就への近道です。ただ座ってボーっとしているだけでは、いくら毎日宇宙にお願いしていたとしても、自分の身に起こる現実としては受け取ることができません。

 

「オーダー」「意図の純粋性」「信頼」「行動」、この4つがキーワードとなります。

 

 

《宇宙との回路を開きやすくしてくれるサポートエッセンス》

 

♡シルバーソード(パワーオブフラワー) ¥3,888

 高いチャクラに働きかけ、周波数が上がるエッセンス。高次の意識体と自分とを隔てているベールをはがし、”つながる”ためのアンテナを調整してくれます。エネルギーの乱れを調節してくれる作用もあり、高い周波数からのメッセージを受けとめる直観力が高まります。第六感を目覚めさせる力があるので、飲むとクラクラすることもあります。ハワイのマウイ島にあるハレアカラ火山のクレーターでのみとれる、非常に珍しく特別なエッセンスです。

 

♡クジラ(コルテPHI) ¥3,996

 私達と高次とのつながりを強めてくれます。クジラは、宇宙(特にシリウス星)のエネルギーと深いつながりを保っています。このエネルギーの波動周波数を、クジラは歌で水に転写しているといわれています。ハートを開かせ、「宇宙との一体感」や「共感する心」を高めてくれます。知覚と意識の拡大が起こりやすいので、このエッセンスをとる際にはしっかりグラウンディングをしておいた方が良いです。

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月の持つ力

 一昨日は、スーパームーンでした。月と地球は深いつながりがあり、エネルギー的にもお互い大きな影響を及ぼし合っています。ハーブは、満月の夜に最もパワーが大きくなるそうです。昔からそのことを知っていた薬草魔女達は、満月の夜にハーブを収穫しました。そのため、『魔女は満月の夜に集会を開く』といった伝説が生まれたりもしました。フラワーエッセンスの中にも、太陽ではなく月の光(エネルギー)を利用して作るものがあります。

 

 また、月には強い浄化の力があります。邪気を多く吸ってしまった天然石に数時間月光を当てておくと、邪気が抜けて元の輝きとパワーを取り戻してくれます。満月の夜だと尚パワフルな浄化ができます。窓際に置くのではなく、直接月の光を浴びさせることがポイントです。

 月は人間の身体も浄化してくれるので、機会があったらぜひ月光浴をすることをお勧めします。私は一昨日、満月が高く上がった頃に中庭に出て、しばらく月を眺めていました。エネルギーは目から多く吸収されるため、目を閉じずに、ずっと見つめていました。

 月を眺めているうちに、自分の中に滞っていた古い想念が次々と湧き上がってくるのがわかりました。もうそれらは自分にとって必要がないので、手放すタイミングなのだろうと思いました。ただただ湧き起ってくるのに任せ、想念が出てきたらまず自分の中にそれが存在していたことを認め、受け入れ、そしてその後手放しました。ひたすらその作業をしていたら、だんだんと身体全体が軽くなり、心もクリアーになっていきました。

 

 タロットで、『月』のカードは”内なる自分”を表します。このカードが出たら、自分の内面に向き合う必要性があったり、心の奥底に抱いている縛り(多くの場合は恐れ)を外すことが問題解決の鍵を握っている、というメッセージであることが多いです。

 

 月と太陽は、陰と陽に例えられます。女性は陰で男性が陽ですので、女性は月により強く呼応します。女性の月経周期は月の周期とほぼ同じですし、満月の夜には出産が多くなると、助産師の方々はおっしゃいます。最近、月の満ち欠けに合わせてダイエットを行う方法も、雑誌などで取り上げられるようになりました。月が満ちていく時期は、人間も体に栄養分などをため込んでいく性質があるので、ダイエットをするなら月が欠けていくタイミングに行うのが良いのだそうです。

 このように、月は私達が気づかない所で多くのエネルギーを送ってきています。眺めているだけで不思議な魔力を感じるお月様。その存在とパワーに、少しだけ意識的になってみてはいかがでしょうか。きっとお月様も、私達のそうした意識に応えてくれると思います。



《月のエネルギーとつながるサポートエッセンス》


♡クイーンオブザナイト(パワーオブフラワー) ¥3,348

 月のエネルギーに共鳴。陰(女性)のエネルギーのバランスをとり、女性のギフトや潜在能力を開花させるお手伝いをしてくれます。また女性が人生のサイクルの転換期を迎える時(更年期など)、トラブルを回避し、優雅に年老いていく手助けをしてくれます。無意識の層に目を向け、自己理解を深めたい方や、自分に滋養を与える必要があると感じている方にお勧めです。


♡ムーンストーン(アラスカン) ¥2,484

 感情体(エモーショナルボディ)を浄化し、クリアにしてくれます。女性的なエネルギーのエッセンスです。受け止める力や、直観力を強化させてくれます。また、月経の間にエネルギー全般の力を保つ助けとなてくれます。


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性格や環境のせいにしてしまう時は

 昨日アップしたブログに対して、『意思の力で夢を叶えることができるのは、錦織さんのように子供のころから”自然に”思っていた人は確かにそうだと思いますが、性格や環境によって”自然に”思えなかった人はどうしたらいいでしょうか?将来に対する夢なども持ったことがなかった人にお薦めのエッセンスはありますか』といった質問を受けました。

 私なりに感じていることを書きたいと思います。

 

 確かに、夢を実現させやすい性格や環境といったものは、大なり小なりあると思います。例えば、疑い深い人よりは信じやすい人、諦めやすい人よりは忍耐強い人、悲観的な人よりは楽観的な人の方が、望む人生を形作るのは容易かもしれません。また、幼い頃に運命の出会いや導きを得られていた場合や、自分の目標を両親が応援してくれていた場合、親の仕事と跡取りである自分のやりたい事が一致していた場合なども、よりスムーズに自分の夢を究めることができるだろうと思います。持って生まれた性格や育ってきた環境の違いによって、意思の力を強く保つことができたりできなかったり、ある程度の因果関係はあるでしょう。なので、「あの人は生まれながらにして恵まれている」とか、「自分は育った環境のせいでこうなった」といった思いを抱いてしまうこともわかります。

 

 ただ、「性格」や「環境」というものは、生まれる前に自分で選び、決めてきているといいます。自分がこの世でどのような人生を送って、何を学ぶのか、人は事前に青写真を決めてからこの世にやってくるのです。その際に、自分が「どのような性格(気質)で」「どのような親や環境の下で」目的に適った学びを得ることができるのかを考え、最もふさわしいと思われる性格を選び、親を選び、環境を選びます。しかし、この世に生を受けた瞬間、大抵の人はそうした記憶を失ってしまいます。全て自分で決め、選んできたということをすっかり忘れてしまうのです。ですから、生まれた後で、「こんな性格で自分は損している」とか「こんな家に生まれた自分は不幸だ」といった考えに陥ってしまうことが起こりうるわけです。

 もしかしたら、自分は敢えてハードな環境を選んで生まれてきているのかもしれません。大きな障害を乗り越えた時ほど得るものが大きいということは、どなたもご経験があると思います。乗り越えるべき壁を乗り越えてこそ、人(魂)は大きな学びを得られます。もし何の障害もなく、邪魔するものもなく、いとも簡単に自分の夢が叶ってしまったとしたら、本来自分が学ぶべきレッスンを修了することができず、魂の成長は得られないかもしれません。

 

 人生のブルーマップは事前に決めてきていると言われていますが、それをどのように味付けしていくのか、具体的な道筋は自分の意思で決められるのだそうです。途中でのプラン変更も可能です。変更や決定は、いつ行っても遅いということはありません。自分で「変えたい」と望んだら、いつでも変えることができます。他の人にできて、自分にはできないということもありません。自分は不利だと感じていたとしたら、むしろ、敢えて過酷な条件を選んだ自分の勇気に拍手を送ってください。

 大きな壁を乗り越えてこの手で幸せを掴んでやるぞと、まず心から決心することが重要かと思います。

 

 エッセンスですが、どのような思い込みや想念が自分の中にあって、それがどのように自分らしく生きることを阻んでいるかということによって、選ぶものが違ってくると思います。そもそも「自分の想念や思い込み」がわからないということであれば、深い浄化やプログラミングを外すような作用のあるエッセンス(DNAクリアリング、リリース、グラガ、ニジャラ、レッティングゴーオブザパスト等)をまずお飲みになって、信念の”あぶり出し”を行うのが良いかと思います。こうしたものを飲んでいると、自然と自分の中にある不必要な思い込みやパターンが”見えて”きますので、次にそこで出てきたものを手放すためのエッセンスをお選びになるのが良いのではないでしょうか。

 自分の外側を固く覆っていた殻が少しずつ剥がれていくに従って、自然と魂の望みや、生きる目的も見つかっていくと思います。無理やり見つけようとしなくても、自分の準備ができた時に、必ずタイミング良くやってくるはずです。

 

 フラワーエッセンスは、あくまでサポートをしてくれるもの、とお考えください。一番大切なのは、変わろうとする自分の意思と、自分の内面に向かい合おうとする勇気です。決心がつかない状態であれこれ飲んでも、あまり変わらないか、変わったとしても根本的な部分は癒されないままだろうと思います。この宇宙には『自由意思の法則』が存在しており、何よりも本人の意思決定が優先されることになっています。他の存在がその人を”変える”ことはできません。

 

 エッセンスの助けを借りて、本当の自分を取り戻されることをお祈りしています。

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夢を叶えるために意思の力を使う

 テニスの全米オープンで、錦織選手が準優勝したというニュースが話題になっています。私はテニスに詳しくはないのですが、このように偉業を成し遂げた人の話を聞くといつも大変参考になるので、報道に興味引かれました。

 錦織選手は、去年新しいコーチになってから世界ランキング9位に急上昇するなど、飛躍的に成績が伸びました。このコーチの元で受けたメンタルトレーニングの影響が大きかったようです。例えば、今まで自分が憧れだった選手と対戦する際も、「憧れの相手」という対象で相手を見てはいけない、「競争相手」「自分が倒す相手」として見るのだ、といった指導を受けたそうです。

 錦織選手は小学校の卒業文集で、「夢は世界チャンピオンになることです。夢に向かって一歩一歩がんばっていきます」と書いています。子供の時に彼を指導していたコーチによると、昔から夢に対する気持ちがとても強かったそうです。

 テニスというスポーツは、日本人は欧米人と比べて体格的に不利なのだそうですが、錦織選手は努力と工夫によってそのハンディに立ち向かいました。ジャンプしながら打つシュートを開拓したり、地道な基礎練習をひたすら重ねたり、メンタルを強める訓練をしたり。怪我のために一時はランキングから外れるというスランプの時期もあったそうですが、そうした試練を見事に乗り越え、今回の準優勝を手に入れました。「夢を叶える」という偉業を成し遂げた人に共通する、「努力と意思の強さ」を感じます。

 錦織選手は、「自分ならできる」という強い信念があったのだろうと思います。そしてたとえ不利な状況にあっても、逆境に陥った時も、決して諦めなかったのだと思います。横綱の白鳳も、『勝つためには心が8割、技が2割』と述べています。スポーツという分野でも、いかに心のありようが大切かということが解ります。

 

 錦織選手のように、心の底から望む目標があって、それが叶うと心から信じ前進をし続けていれば、必ず自分の元にサポートがやってきます。新しいコーチとの出会いも、武器となるシュートの打ち方も、夢を実現させる助けとなるべく、引き寄せられてやってきた出来事なのだろうと思います。

 反対に、「自分には無理だ」「どうせやってもうまくいきっこない」といった後ろ向きな気持ちでいると、サポートもやってこないどころか、自分の足を引っ張るような事象が引き寄せられてきたりします。あなたの思いに100%忠実な宇宙が、「自分にはできない」と思っている人に対して『はい、そうですね、あなたにはできませんね』と忠実に反応し、そうした状況を与え続けるからです。「自分にはできる」と信じている人には、『そうですね、あなたにはできますね』と宇宙は反応し、「できる」ためのあらゆるサポートがやってきます。サポートがやってきたら、それを上手く利用してチャンスを自分のものにし、ワクワクの気持ちと共に行動を起こしていけば、自然と望む道へと導かれていきます。 

 夢が叶わないのは「自分には運がないから」とか「環境がそうさせてくれない」からだと言って自分の外側に責任転嫁してしまうのは、自分が本当に望んでいる人生を歩ませまいとする自我意識のささやきを聞いているからで、それは本当の心の声ではありません。本当の心は、夢を実現させるために「条件」など必要ではないことを知っているからです。運(サポート)がこないのも、やりにくい環境になっているのも、自分がそのような状況を選んでいるだけなのです。

 もし何かやりたいことや目標があるのに、それができないでいることを自分以外の人や環境のせいにしていたら、それは自分の決心がついていないことの言い訳であると考えていいと思います。自分の身に起こっていることは全て自分の信念の表れなので、他の人や環境が悪いから、という言い逃れは本来成り立たないはずです。

 人生が停滞していると感じていたら、自分の中の何がそうさせているのだろう、私のどのような信念が今の状況を招いているのだろう、と一度内観してみることをお勧めします。

 

 

《あきらめない心をサポートするフラワーエッセンス》

 

♡ゲンチアナ(バッチ)

 失望や落ち込み、落胆している時や、そのような状況に陥りやすい人に。物事の暗い面にばかり目が向いてしまって、思うようにいかないとすぐに諦めてしまったり、「きっとうまくいく」という前向きな気持ちに欠けている時にも。たとえ困難が身に降りかかろうとも、障害を乗り越えて目標に向かって突き進む強い気持ちを育ててくれます。

 

♡ゴース(バッチ)

 絶望し、諦めきっている状態の時に。「もう何をしても無駄」「状況が良くなることはありえない」と思ってしまい、希望の光も見いだせないような時です。とてもつらい出来事が起こったり、肉体的苦痛が大きい時など。周囲の励ましの言葉や応援にも耳を貸さず、シャットダウンしてしまっています。ゴースは、可能性を信じる心と希望をもたらしてくれます。どんな困難も乗り越えられると前向きな気持ちに変えてくれるでしょう。

 

♡サンフラワー(パワーオブフラワー) ¥3,348

 生きる力、力強く突き進む力をもたらしてくれます。自分の内なるパワーを信頼し、困難な状況にあっても、自信を失わず、前向きに進んでいくことができます。仕事上で上司とトラブルに合っている人や、いじめにあっている子ども、危機的な状況にいるリーダーなどに。意思の力を強く保ち、試練に立ち向かう勇気を与えてくれます。

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願いを叶えるための意識の持ち方

 先日、家族でお出かけした時のこと。小学生の息子が、突然ある回転ずし屋の話をし始めました。そのお店には家族で行ったことはないのですが、帰省した時におじいちゃんとおばあちゃんに連れて行ってもらった際とても楽しかったので、強く記憶に残っていたようです。その回転ずしのお店は、注文したお寿司が新幹線で運ばれてくるとのことで、鉄道好きの息子にはそれもたまらなかったのでしょう。「僕はすごく好きなんだ!」と目を輝かせながら話し、本当に好きな気持ちが強く伝わってきました。私自身は、正直に言うと息子が感じている程は魅力を感じておらず、そんなに強く行きたいという気持ちもなかったので、「ふーん」と聞いただけでその場は終わってしまいました。

 その日は帰りが遅くなってしまったので、夕飯にお惣菜を買って帰ろうという話になりました。目的のお店が閉まる時間には十分間に合うはずだったのですが、途中思いがけず渋滞にあい、ギリギリ終業時間にお店に滑り込んだ時には、お惣菜は全て売り切れてしまっていました。さあどうしようかと考えた時に、そういえばこの近くには息子がさっき言っていた回転ずしのお店があるということを思い出し・・そうです、結局そこに行って食べることになったのでした。息子が大喜びしたことは言うまでもありません。しかも、車中で息子が「お寿司が回ってくる最後の方に座っちゃうと良いのがとられちゃうから、座るなら絶対一番前がいい!」と熱く語っていた通り、お客さんでごった返す広い店内で案内された席は、お寿司が流れてくる最上流の場所でした。初めはそれほど乗り気ではなかった主人や私、そして娘も、嬉しそうにはしゃいでいる息子に感化されてなんだか楽しい気分になり、予定外の回転ずしを大いに満喫して、お腹も心も満たされた気分で家路につくことになったのでした。

 

 今回の出来事は、完全に息子の熱い思い(信念)が現象となって表れたものでした。家族のその他のメンバーは、この日の夕飯についてさほど関心を払っていなかった一方で、息子は心の中で『自分が家族と回転ずしに行って美味しいお寿司を好きなだけ食べる』というイメージを、繰り返し思い描いていたわけです。その強い思いが宇宙に放出され、渋滞に巻き込まれて買うはずだったお惣菜が買えなくなるという事象が起こり、主人や私に「そんなに行きたいなら、行ってもいいかな」という気持ちの変化を起こし、めでたく願いが叶ったのでした。子供はピュアで大人ほど雑念を持たないので、強く信じていることは現実化しやすいものです。

 

 私達が日常で経験しているあらゆる出来事は、全て私達の信念が形となって表れているものです。それが楽しいことであっても嫌なことであっても、どのような現象であっても、自分の中で100%こうなると信じたことが、現実となって引き起こされています。

 

 今回の息子のケースは、「こうなってほしい」というポジティブな願いが現実化したパターンですが、実はこの逆のパターンも、私たちは知らず知らずのうちにやってしまっている場合があります。

 例えば、「病気になりたくない」という強い思いを抱いているとします。大抵は、このような場合は「病気が嫌だ」「病気が怖い」という”恐れ”も同時に抱いているものなので、その恐れの気持ちに引っ張られて『病気になっている自分』の姿を無意識に何度も思い描いています。本当は病気になりたくないはずなのに、「なりたくない」という負の思いに強くフォーカスしまっているので、かえって「病気」という事象に強くエネルギーを注いでいることになります。わざわざ宇宙に向けて、『病気になっている自分』のイメージをたくさん放出してしまっているわけです。その思いが強ければ強いほど、”願った通り”に「病気」という事象が現実となって自分の元にやってくることになります。

 実際身の回りに、いつも心配ばかりしている人が、その現実を引き寄せてしまっているケースはありませんか?毎年同じ時期にインフルエンザにかかると強く信じている人が、本当に毎年インフルエンザにかかっていたり(その子供もまた母親の信念の影響を強く受けます)、物やお金を盗まれてしまうことを極度に恐れている人が、なぜかしょっちゅう盗難や騙されてお金を奪われる被害にあっていたり。


 では、本当に病気になりたくなかったら、どのような思いで過ごしていれば良いのでしょうか。それは、『いつも健康で元気に過ごしている自分』をイメージしていれば良いのです。病気になっている自分のイメージは決して持たず、頭に浮かんできたとしてもそこに意識を向けないようにし、ひたすら「健康」というイメージにエネルギーを注ぐようにします。健康で生き生きと楽しく過ごしている自分の姿を思い描き、幸せな気分に浸ると更に効果的です。”幸せな気分”という波長を保つことが、実際に幸せな出来事を引き寄せる鍵となります。

 そして、心の底からそうなるということを信じること。回転ずしを引き寄せた息子も、お父さんやお母さんが反対するだろうといった疑いを微塵も持たず、ただ”願いが叶う”という意識に注力していたに違いありません。

 「試験に落ちたらどうしよう」と心配するのではなく、「試験に受かって喜んでいる自分」を思い描き、受かった気持ちになってみる(もちろん、勉強をするという行動も不可欠です)。「子供が事故にあったらどうしよう」と気をもむのではなく、「子供がいつも安全で守られている」という意識を強く持つ。「お金がなくなったらどうしよう」ではなく、「私はいつも豊かだ」という気持ちで過ごす。恐れや不安にエネルギーを注ぐのではなく、希望や喜びにフォーカスするのです。


”信念が強ければ強い程それが現実化する”――この法則の下では、「良いこと」も「悪いこと」も関係ありません。「良い」「悪い」とジャッジしているのは人間の自我であって、宇宙はそのような判断はしないからです。ポジティブな人生を歩みたかったら、自分が「こうありたい」と願うイメージを持ち、ポジティブな気持ちで過ごすことがポイントとなります。

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人々の意識が世界を造る

 このブログで、なぜこんなにも繰り返し”意識”の持ち方について書いているかというと、理由があるからです。

 

 ここ最近、自分や自分の身の回りいる方々、世間の様々な人たちの様子を見て、ポジティブに生きている人とそうでない人との差が広がっていってるなあ、とは感じませんか?世の中が二極化している感覚です。また、自分の中で感じていることが、(良いことでも悪いことでも)現実となって自分の元にやってくることが増えたなあとは思いませんか?

 

 今、私達のいる地球には、大きなエネルギーの波が降り注いでいるといわれています。新しい地球に生まれ変わるために、変革を促すような力が働いているようです。エネルギーの波が次から次へとやってきているので、同じくエネルギーの存在である私達は、望むと望まざるに拘らずその影響を受けているというわけです。

 新しい世界はどのような世界かというと、私達の意識がそのまま現実化していく世界です。今までよりも、スピーディかつ明確に、感じていることがそのまま現実となっていく世界です。実際、もう既にそのような世界に変わりつつあるので、それぞれの人が抱いている価値観や思い、信念などが、そのままその人の生活や生き方に現れてきやすくなっています。ポジティブな意識でいる人にはどんどんポジティブな事象が、ネガティブな意識を持っている人にはネガティブな事象がやってきているので、生き方が極端に別れていっているようにみえるのです。

 

 この流れは、今後もっと加速化していくといわれています。

 

 私達には自由意思というものが与えられており、どのような生き方を選ぶのかは、完全に個人の意思に任されています。どんな人であっても、誰かに「このように生きなさい」と強制することはできません。ですので、どのような意識で毎日を過ごし、どのような人生を今後歩んでいくかは、自分が決めるしかありません。

 これからの生き方の選択肢は無数にあり、そのどれを選ぶのかは、各個人の自由です。但し、自分が「このようになる」と心の底から信じていることがあれば、それはそのようになっていくでしょう。宇宙には、”ポジティブとネガティブ””善と悪”の価値基準はありませんので、その人がもし「自分は不幸だ」と思っていれば、思っている通りの不幸な人生を与えられます。反対に、「自分は幸せだ」と思っていれば、幸せな人生を与えられます。

 この作用がどんどん強くなってきているので、人生を望むものに変えていきたかったら、まずは意識を変えること、それしかないと何度もお伝えしているのです。

 

 そして私達の意識というものは、自分1人だけの持ち物なのではなく、家族や先祖、民族や国家など大きな枠組みでも共有し、そして影響し合っています。誰か1人が抱いている信念は、その周囲や全体にも影響を及ぼします。「人は人」と完全に切り捨てられないのは、そういった理由があるからです。世の中にポジティブな意識を持つ人が増えれば増える程、ポジティブな世の中になっていくでしょう。また逆もしかりです。私たちは、この世界を共同創造している、同士なのです。

 但し、がむしゃらに他人を変えようと躍起になっても、うまくいかないのが常です。それぞれが自分の内面をよりクリアーなものにしていき、自分を愛せるようになっていけば、その波動が周囲にも伝播し、自然と周囲も変化していくはずです。一歩一歩、地道な作業になるかもしれませんが、変わろうと決心した人には、必ずサポートがやってきます。変化のビッグウェーブが後押ししてくれます。

 意識が拡大していくと、望む人生を自分の力で創造していくことができるようになっていきます。今までのように、抑圧され、制限された世界ではなくなっていきます。この時代に生まれてきた私達は、それをまさに体験しようと、自ら望んでやってきているのです。

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ウォルト・ディズニーに学ぶ、めげない姿勢

 今まで自分を覆っていた殻が、意識が変わることで少しずつ剥がれていくと。身体が軽くなると同時に、自分の元にやってくる出来事や人、情報などが、今までとは違ったものになっていきます。自分の波長が変わるので、引き寄せられてくる事象も、それに見合ったものに変化していくからです。

 例えば、身の回りにポジティブな意識を持つ人々が集まってきたりします。本屋さんに行けば、今の自分にとって必要なことが書かれている本がすぐに見つかったりします。テレビをつけたら知りたかったことに対する答えを言っている人がいたり、講習会やスクールのチラシが舞い込んできたり、何度も何度も同じイメージが浮かんできたり(インスピレーションを受け取っているということです)。自分が本当に求めていることや必要なことが、ベストなタイミングで自分の元にやってくるようになるのです。

 

 望む人生を形作っていく過程で重要なのは、自分の元にやって来たこうしたチャンスを逃さないということです。まずは、チャンスに気づくということ。それから、そのチャンスの波に思い切って乗ってみるということ。意識が変わり、自分の望みもハッキリしたとはいえ、行動を起こさなければ、現実は変わりません。

 今まで長いこと自分の望み通りの人生を歩んでこなかったり、人生に対して諦めの気持ちを強く抱いているような方は、この「チャンスをものにし、行動を起こす」という段階で、ためらってしまう場合が多いようです。せっかくチャンスがやってきても、躊躇して一歩が踏み出せないのです。自分の中にためらいがあると、

 「今は子供がまだ小さいし、もう少し大きくなってからでもいいかな・・」「専業主婦なのに、好きな事をするためにお金を使うなんて気が引ける」「どうせうまくいきっこないだろう」「こんなことやっても、意味がないかもしれない」「周りにいろいろ言われそう」「親に言ったら反対される」「今は子供の将来のために貯金する方が大事」etc・・・様々な言い訳をつくって自分を留まらせようとします。それまでの生き方や習慣を変えるには、とてもエネルギーがいるのです。恐れや不安に打ち勝つための、強い意志の力が必要になります。

 実際、自分がワクワクすることにチャレンジする決心がついて、行動に移していく過程では、様々なことを言ってくる人たちが出てくるでしょう。時には、自分の決心が揺らぐようなことを言われたり、足を引っ張る人が出てくることもあるかもしれません。けれど、本当に自分の為になる言葉以外には耳を傾けず、とにかく自分の心の声に従って突き進むこと、この意識が肝要かと思います。「たとえ周りになんと思われようと、何を言われようと、私は自分の信じる道を突き進む」くらいの気迫で挑むのがいいと思います。

 

 ウォルト・ディズニーは不屈の精神の人でした。映画を製作中に配給会社からお金が支払われず資金が底を尽いたり、手塩にかけて育てたスタッフを根こそぎ他会社に引き抜かれたり、命綱だった人気キャラクターを奪われたり。自分で立ち上げた会社は二回も潰れています。人生の終盤で思ついたディズニーランドの構想も、初めは周囲から賛同を得られなかったといいます。資金集めにも苦労しました。それでも彼は常に諦めることなく、孤立無援になった時でさえ希望の光を捨てずに自分の夢を追い続けたのでした。

 ディズニーの言葉です。

 

『いい時も悪い時も、人生に対する熱意を失ったことはない』

 

『好奇心があるときは、やりたいことがたくさん出てくる。

 それを達成するために必要なものは勇気だ』

 

『私の仕事はとくに、子供たちを喜ばせることだ』

 

『今、我々は夢がかなえられる世界に生きている』

 

 

 

《夢を達成させるために後押ししてくれるサポートエッセンス》

 

♡セラトー(バッチ)

 周囲の声が必要以上に気になってしまう人に。自分の中に浮かんだ考えを疑い、自分の判断に自信がもてなかったり、人の意見に振り回されてしまいます。本を読み漁ったり、人に聞きまわったりして情報を集めますが、かえって混乱したりします。→本来自分が持っている智恵や直観を信じられるように。自分の考えや意見を信頼して、周囲に不必要に影響されることなく、自分の意思を貫けるようになります。

 

♡Purpose & Destiny Blend(パワーオブフラワー) ¥3,672

 勇気と洞察を持って自分の道を進めるように後押ししてくれます。集中力や決意を持って仕事や独創的な夢を現実化していくための勇気を与え、リーダーシップもつき、ゴールを心に描き達成できるよう奮起させてくれます。マウンテンプライド、ラークスパー、サンフラワー、インディアンペイントブラシが入っています。

 

♡ゴークリエイト(アラスカン) ¥2,484

 より少ない抵抗力とより多くの安心、効率と効果を持ってあなたが人生で何がほしいか、必要か、願うかを合わせて作り上げる助けをしてくれます。

・私たちの受け取る力をブロックしている先祖代々のパターンを癒す

・宇宙の無条件の寛大さへの認識をオープンにする

・創造する能力を信頼する

・内なる真実、喜び、叡智を引き出す

・何がないのかではなく、具現化したいものへの意図と注意にフォーカスさせる

ブルーベリーポルン、ゴールド、ロックスプリング、スターサファイアが入っています。

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望む人生を手に入れたかったら

 自分の中にある、自分を縛っている恐れや不安、疑い、罪悪感。自分らしさを発揮して生きたいと望んでいても、こうしたネガティブな意識が、裏で足を引っ張っているということはよくあります。

 

 フラワーエッセンスは、自分が自分らしく輝くためにサポートしてくれるものですが、飲む順番というものがあるように思います。エッセンスのことを知ると、初めはどうしても「ミラクルな効果がすぐに表れるのではないか」とか、「夢が一気に叶うのではないか」といった大きな期待を寄せられがちなのですが、そのような劇薬のような作用は起こらないのが普通です。

 しっかりグラウンディングができていないのに初めからいきなり「宇宙や天使とつながる」といった高次のチャンネルを開くようなエッセンスを飲んでしまうと、地に足がつかない状態で意識だけフワフワと宙に浮いているようなことが起きたり、現実生活に身が入らずボーっとしてしまったりすることがあります。また、心の中に様々な葛藤を抱えている状態で「夢が叶う」「豊かさを人生に招き入れる」といったエッセンスを飲んでも、やってくる事象がいまいち中途半端だったり、途中でつまづいたりして、結局自分を見つめなおす作業に戻る、ということになったりします。

 自分の中でクリアーになっていない闇の部分がたくさん残っていると、いくら「幸せになりたい」と望んでいても、本当に心が満たされた状態での幸せはやってこないものです。そして、見ないフリをしてやり過ごそうと思っていても、結局はどこかの時点でそこに向き合うことになっていくのです。

 自分に向き合うことは、どの人にとっても怖いことかもしれません。けれど、自分に真っすぐ向き合って何がそこにあるのかを見、必要のないものは手放して、自分を根本からお掃除することが、実は幸せへの一番の近道だったりします。自分がクリアーになれば、引き寄せも不完全な形で起こるのではなく、必要なものが必要な時に、理想的な形でやってくるようになります。何も邪魔をするものがないからです。

 自分の望みを叶えて、心からの充足感を味わって生きている人というのは、そうではない人と比べて心の「モヤモヤ感」が少ないのがわかります。自分を知り、そして受け入れられているので、葛藤もなく心が平穏なのだろうと思います。ネガティブなエネルギーを放出していないので、次々と幸せな事象を引き寄せるといった好循環の波にも乗れています。

 このような人を見た時に、自分とは違う世界の人なんだ、という目で見てはいないでしょうか。その方たちが特別に神様に愛されているというわけではなく、皆条件は同じ、ただ意識と行動が違うだけです。どの人も、理想の自分になろうと心に決め、自分の全てを受け入れ、そして行動を起こしていれば、望む人生を歩むことはできるのです。

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手放し、手放し

 私たちは、真っ新な白紙の状態で生まれてきました。偏見も思い込みもなく、人を裁いたり、批判することもありませんでした。全てをそのまま、あるがままに受け入れられていました。それが、自我意識や信念が形成されていくにつれて、いつの間にか人や周りをみる時に自分のフィルターを通してみるようになっていきました。

 この、「自我意識」や「信念」というのは、生きているうちに自然と身についていくものや、生まれる前の記憶や体験が関係している部分もありますが、多くは今生における成長過程で、周囲(特に近親者)から影響を受けることによって形作られていきます。

 実際に影響を与えた側はそのような意識はないかもしれませんし、そもそも自分に特定の思考パターンや信念があって、その影響がどれほど身近な人々に及んでいるかということにも、気づいていないかもしれません。大抵は、自分が他人にしてあげていることは、良かれと思ってしているものです。そして、そうした方々もまた、長い間周囲の価値観の影響を受け続けてきたのです。

 直接誰かから教えられることによってだけでなく、身近な人々の生き方や行動・言動を目にすることによって、また自分自身の経験を通しても、思考パターンや価値基準は形成されていきます。今の自分の信念体系は、どれか1つのことだけが影響しているということはなく、様々な要因が絡み合って出来上がっていきました。

 

 誰もが、特定の信念や思考を抱いているものですし、それが生きているということだと思います。問題なのは、自分の中にあるこうした信念や思考が、自分本来の生き方とマッチせず、自分らしさを全面に出して自由に羽ばたいていくことを阻害する要素となっている場合です。誰かからの影響を強く受けて自分の中に形成された、自分にとって必要のない信念や思い込みがあるとしたら、それはもう手放していくのが良いと思います。

 

 例えば、私が様々な人と接していて強く感じる、ある価値観があります。それは、『自分は幸せになる価値がない』という思い込みです。驚くほど多くの人が、この信念を強く抱いています。もちろん、誰もが本当は幸せになりたいと望んでいますし、表向きはそのように話します。けれど実際に心の中を覗いてみると、実は自分が喜びを感じて幸せに生きることを、自分に許可していなかったりするのです。

 本当の自分は、心の底から喜びと幸せを感じて生きたいと望んでいるはずなのですが、何かがそれを邪魔しているのです。

 

 私達の社会では、とても長い間、人々は身に降りかかる災難や困難と闘いながら生きてきました。あまりにも辛い世の中だったので、「生きるとは、苦しいものだ」「人生は思うようにいかないものだ」という思い込みがなければ、自分本来の望みと現実との矛盾があまりに大き過ぎて、精神的なバランスをとることが難しかったかもしれません。

 私たちの両親や祖父母の時代くらいまでは、上記のような価値観が人々の間にとても根強くありました。「人生に喜びを感じて自由に生きよう」などと叫ぶ人がいたら、あまりにも能天気で、多くの人から拒絶されていたかもしれません。

 けれど、これからの時代は昔とは違うものです。もう、悲しみや苦しみに支配された人生を送る必要はないのです。誰もが、喜びと幸せに満ちた人生を送って良いのです。そのような世の中になっていくはずです。実際、なりつつあります。今多くの人に意識の変革が起こっているのは、世の中自体が変革期を迎えているからです。そのようなエネルギーが大きくなってきています。自分にとって必要のない信念を、手放すのが容易になってきています。大きなチャンスがやってきているのです。

 この流れに乗って、自分の内面を見つめなおし、古い思い込みやパターンから解放され、自分が自分らしく生きるための信念に塗り替えていくか。それとも、何世代も受け継がれてきた信念にしがみつき、自分を押し殺してきた自分達の先祖のようにこれからも生きていくのか。どのような生き方を選ぶのかは、自分次第です。

 

 

《「手放し」をサポートするエッセンス》

 

♡Release(アンジェリック) ¥3,240

 全てのレベルにおいて、「手放し」と「解放」を助けるエッセンス。意識の中にある恐れやブロック、古い信念や価値観を手放し、人生の次の段階に進むことを後押しします。より大きな光や自由、喜びをもたらしてくれるでしょう。

 

♡カルミックインプリントブレンド(パワーオブフラワー) ¥3,672

 肉体組織に蓄えられた、カルマ的な傷痕の深い記憶の層を解消するために作られたブレンドです。この変化の時期に、精神性を高めて深いカルマ的な癒しのプロセスを助けてくれます。グラウンディングを保ちながら、私達を高次の意識へとつなげてくれ、またその際に起こる混乱を減らします。エンジェルズトランペット、パープルウォーターリリー、ローズマリー、セージブラシ、ウォルナットが入っています。

 

♡ボアブ(オーストラリア・ブッシュ) ¥3,240

 ネガティブな感情的パターン、または何世代にも渡って受け継がれてきた精神的な家族のパターンを浄化してくれます。このエッセンスは、他人からの偏見や虐待を経験したような人たちにも最適です。スプレーで使用した場合、ネガティブなエネルギーを浄化するのに非常に効果があります。 特にフリンジド・ヴァイオレット、エンジェルソード、ライケンと組み合わせると効果が増します。


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子育てをしながら自分を見つめる

 子育てというのは、単に子供を育てる行為というだけではなく、親自身が自分の本当の姿を発見していく過程でもあると思います。というのも、子育てをしていると、否が応でも自分自身と向き合うことになるからです。

 先日、誰かを見て自分が反応することによって、自分の中にある思い込みや信念に気づくということを書きましたが、自分の身近な人や家族のような関係の深い人であればある程、反応が大きくなる傾向があります。自分の子どもであれば尚更です。

 

 初めて子供を授かった時。日に日に大きくなっていくお腹を見ながら、多くのお母さんがこのように考えます。「この子をどのように育てようか。私が親にしてもらって嬉しかったことは、してあげたい。そして、私が親にされて嫌だったことは、しないようにしよう

 無事に出産を迎え、かわいらしい赤ちゃんをこの手で抱いた時も、同じように思っていることでしょう。子供が幼い頃は、ただひたすら愛おしさを感じ、喜びと幸せで満たされていることでしょう。 

 ところが、ただただ無邪気でかわいいだけだった子供も、年を経ればだんだんと個性や自我が育っていきます。おしゃべりもするようになります。その口調は、母親である自分とそっくりで、おかしいくらいです。時には悪さもするようになります。注意もしなければなりません。子供に気づかせてあげなければいけないことがあれば、怖い顔をして叱ることもあるでしょう。

 叱られて嬉しい子供はいませんから、むくれたり、泣いたり、反発したり。わざと同じことを繰り返して、ママを困らせることもあるかもしれません。子供同士のお友達ができてきたり、習い事を始めるなど、子供の世界も次第に広がっていきます。子供自身の自我意識も形成されてくるので、「自分がこうしたい」「自分はこう思う」といった意思表示もするようになっていきます。

 そうなると、もう自分の言うことを無条件に受け入れていた幼い我が子ではありません。自分とは異なる意思や感覚を持った、別個の人間です。けれど、親としてこれだけは教えておきたい、これだけはわかってもらいたい、そのような思いはどのお母さんでも抱いているものです。どうしても自分のいうことを聞いてもらいたい時には、ついつい厳しい調子で子供に言って聞かせようとしたりします。

 

 そんな時、ハッと気づきます。子供に向かって、声を大きくして何かを言っている時。その口調や声のトーン、言葉づかいや表情が、自分の幼い頃の自分の父親や母親そっくりだということに。

 

 あれほど、自分が子供の頃に嫌だったあの叱り方。あの考え方。あの縛り方。幼い自分が反発を覚え、大人になったら絶対自分はあのようにはならないと決心したはずだったのに。自分の子供には同じことはするまいと、あれほど強く思っていたのに。

 そして、そんな自分に反発する子供の姿もまた、幼い頃の自分の姿とかぶって見えます。注意されている時、子供が自分に向ける眼差しは、かつての自分が親に向けていた眼差しと同じものです。自分は、自分の親と同じことをしているのだろうか。かつての自分と同じ思いを、子供にもさせてしまっているのだろうか。

 

 自分の中に、こんなに大きく親が存在していたなんて。その事実に、改めて気づかされることになります。それは、子供を授かって子供と向き合う前までは感じていなかったかもしれません。自分と親は違うし、ちっとも似ていない。性格も考え方も正反対だから。そんな風に思っていたかもしれません。

 確かに、親子とはいえ性格も個性も違う別々の人間です。けれど、自分で考えている以上に、親(特に同性の親)の抱いている信念というものは、無意識のうちに受け継いでしまっているものなのです。

 場合によっては、親から受け継いだ信念が正反対の形で現れることもあります。時計の振り子のように、逆方向に振れるパターンです。例えば、過保護に育った人が、極端な放任主義になったりといった場合です。それも、自分の中に親から受けた影響が非常に強く残っていることには変わりはありません。

 

 このように、親と同じ行為を望まないまま繰り返す無限ループにはまってしまったり、また逆に「親のようにはならない」と強く思うが故に逆にそのことに必要以上に縛られてしまったり、といった状況は、どちらにしても自分らしさを発揮する妨げとなります。

 自分が何かに縛られている、という事実を受け入れることには、ほとんどの方が初めは抵抗を感じるでしょう。自分の中の親の存在になど、普通は目を背けたくなるものです。自分にはそんな縛りはない、と思い込もうとする力が働き、今のままでいいのだという声が聞こえてくるかもしれません(多くの場合、そういった声は自我意識の声です)。

 もちろん、どのような信念で生きるのかは、その人の自由です。ただ、私がみている限りでは、何か特定の信念を親から受け継ぎ、そこに必要以上に縛られたまま子育てをしている方というのは、親子共々苦しんでいらっしゃる場合が多いです。お互いが自分らしく生きられていないからだと思います。本来人は、どのような縛りも受けず(たとえ親からであっても)、その人が心から感じるがままに自由に生きて良いはずで、そのように生きることで初めて心の底から幸せを感じられるものなのです。

 子育てをしているうちに自分の内面を知っていく過程では、時には辛い思いをすることもあるかもしれません。でも同時に、子育てをすることによって自分本来の姿に脱皮するチャンスを与えられている、と考えることもできるのではないでしょうか。自分を縛っていた殻が破れていくと、それまでに感じたことのないような、身体の軽さを感じるようになります。自分の中のモヤモヤ感がなくなっていくと同時に、子供を見る目も変わり、接し方も変わっていきます。そうなれば、お子さん自身も、自分らしさを発揮しながら自由に伸び伸びと生きていくことができることでしょう。

 

 

《自分の中の”親”の存在が自分らしさを妨げていると感じている人のサポートエッセンス》

 

♡マザーナーチャーブレンド(パワーオブフラワー) ¥3,672

 長期間にわたって埋もれていた感情のしこり、特に母親との関係性を見出す手助けをしてくれます。女性性や母性を欠いていると感じている人や、家庭と仕事との両立に悩んでいるお母さんにも。ポメグラナイト、マリポサリリー、ヌーツカローズ、シルバーソードが入っています。

 

♡Healing the Father(アンジェリック) ¥3,240

 父性の癒し。実際の父親や、父親的役割の人との関係を内的に癒すエッセンス。父性との関係は、人生の豊かさや物質的な繁栄のカギを握っています。

 

♡Healing the Mother(アンジェリック) ¥3,240

 母性の癒し。実際の母親や母親的役割の人との関係を内的に癒すエッセンス。母性の関係性を癒すことは、自己愛を開花し、自分を受容し、祝福するカギを握っています。

 

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他人を変えたかったら

 ホーンビーム効果が続いている我が家です。一週間程前からホーンビームを取りはじめた娘は、昨日朝から部屋に籠り、数時間かけてやり残していた宿題を一気に片付けました(もっと計画的に進めていれば、こうする必要もなかったとは思うのですが・・)。今朝は、朝ご飯を食べ終わると突然「雑巾ちょうだい」と言い出し、おもむろに部屋の雑巾がけを始めました。

 黙々と雑巾がけをする姉の姿を見て、弟も「ぼくにも雑巾ちょうだい」。姉弟二人で一生懸命、床を磨いていました。その姿を見て今度は私も、気になっていた壁の汚れを突然落としたい気分になり、雑巾を取り出してゴシゴシやり始めました。親子三人、夢中になって家の掃除をした後は、気分爽快、スッキリとした気持ちで次の仕事に取り掛かることができたのでした。

 

 ホーンビームを摂っていたのは娘だけだったのですが、今回まず娘のやる気スイッチがONになったことで、近くいる家族へもその波動が伝わり、ホーンビームを摂っていない私達まで、突然先延ばしにしていたやるべきことに取り掛かりたい衝動に駆られました。

 このように人のエネルギー(波動)というものは、見えないレベルで常に周囲に影響を与えています。特に、家族などの関係の近い人やいつも一緒に過ごしている人、近くにいる人には、より強い影響を及ぼします。

 ふさぎ込んでいる人の近くにいけば、何となく自分も暗い気持ちになりますし、逆にニコニコと楽しい気持ちで過ごしている人と一緒にいれば、自分までわけもなくハッピーになったりします。何か一つの目標に向かって脇目も振らずに頑張っている人が身近にいると、自分もなんとなく「がんばろう」という気持ちになるものです。

 

 お客様とお話していると、よく「エッセンスを、自分だけじゃなくてあの人にもとってもらいたい」といった話になります。人間関係のお悩みがあると、特にそのように感じるようです。でも、エッセンスは本人の了承を得ずに勝手に盛ったり、嫌がる人に無理やり飲ませるようなことはしない方が良いので、飲んでもらいたい人がいたとしても難しい場合があります。そのような時は、「ご自身が変わることで、周りの方も変わっていきますよ」という説明をします。これは気休めではなく、法則です。私達は特定のエネルギーを持っており、そのエネルギーはお互い影響し合っているからです。

 ポジティブなエネルギーを持っている人は、周囲の人々にもポジティブなエネルギーを提供していることになります。また逆に、ネガティブなエネルギーを発している人は、周囲の人々のエネルギーを下げてしまっています。

 実際、エッセンスを摂り始めて自分に変化が起こると同時に、家族や職場の人たちの自分に対する態度が変わった、といった体験をされる方は非常に多いです。今まで刺々しい態度をとっていた上司が優しくなったり、頑なに自分のやることを反対していた親が急に折れてきたり、子供の表情が柔らかくなったり。

 自分がポジティブになっていくと、ポジティブな波長が周囲にも伝わり、周囲の人々も一緒にポジティブになっていきます。特に、身近な人程変わっていきます。どうしてもネガティブなままで居続けようとする人も中にはいるかもしれませんが、そのような人は自然と自分から去っていきます。波長が合わない者同士は、引き寄せ合うことがないからです。

 

 以前、犯罪アナリストの方が『割れ窓理論』のお話をされていました。街に窓が割れたまま放置されているお店が一軒でもあると、同じように窓が割れた建物が周囲にどんどん増えていき、それと共に犯罪の数も多くなる、という理論です。これは、手入れをされないままの建物は波動がどんどん下がり、その低い波動が周囲にも伝播していくからではないかと思います。また、泥棒を遠ざけたかったら家の前に花を植えると良いそうです。犯罪者は、エネルギーの高いものを嫌うからです。ニューヨークのジュリアーニ元市長が、割れ窓理論を用いてニューヨークの街を浄化し、犯罪率を大幅に下げたことは有名です。

 自転車で住宅街を通っている時などに、玄関先をお花で綺麗に飾っている家々が、ご近所で申し合わせたかのように同じ雰囲気を醸し出しているのを目することがあります。どこかのお家が玄関先をお花で美しく飾ると、周囲の家にもその波動が伝播し、自分の家もきれいに飾ろうという気持ちに自然となっていくのではないかと思います。

 

 他人を変えたかったら、まず自分が変わる。全ては自分次第なのだなと思います。

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シンクロニシティ

 先日、息子と主人がスポーツクラブの合宿でいなかった夜、娘と2人で映画を観ました。ふと、あの映画が観てみたいなと頭に浮かんだのです。昔観たことのある映画でしたが、大人になってから観てみると、当時とは違う視点で観ている自分がいました。その映画の中で流れていたある歌が、とても印象に残り、映画を観終わった後もずっと頭の中で流れていました。かつて観た時には、全く印象に残らなかった歌でした。

 次の日、昨日の映画の余韻も冷めやらぬうちに、スーパーに出かけました。すると、買い物をしているうちに聞き覚えのあるメロディが流れてきました。なんと、昨晩観た映画の中で流れていた、あの曲でした。その曲の歌詞はとても示唆的なもので、心に深く響いたので、今の自分にとって重要な意味を持つメッセージなのだろうと思いました。

 このような事象のことを、シンクロニシティ(共時性)といいます。本来何のつながりもないことが同時発生的に起こり、それがその人にとって覚醒を促すような意味を持つ、といった事象のことです。カール・ユングによって提唱されました。


 このようなシンクロニシティは実はどの人にも起こっていることで、私たちは毎日のようにメッセージを受け取っているものです。ただ、それに気づくか気づかないかなのです。


 例えば、ある日の朝何気なくテレビをつけたら、ある場所の映像が流れていました。その日友達と食事に出かけると、その友達が旅行のお土産をくれました。それは、朝テレビで見たあの場所のお土産でした。

 またある時、喫茶店で本を読んでいたら、ある人物のことが書かれていました。自分が今いる喫茶店の名前は、その人物の名前と全く同じでした。


 このような出来事が自分の身に起こったとしても、意識的になっていなければ気づかずにやり過ごしてしまうこともあります。その時に「ハッ」と何か気づくことがあれば、それはその人に送られたメッセージだということです。

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効いている感覚

 フラワーエッセンス、フラワーレメディは、自分がネガティブに傾いていればいる程、適切なものを摂った時に「効いている!」と実感するものです。

 以前、外出先でとても怖い思いをした時。急いで家に帰ってきてからも、動悸が激しくなかなか治まりません。あ、こんな時こそ!と思い、バッチのリカバリーレメディ(レスキュー)を飲みました。今とても必要だと感じたので、続けて何度もとりました。すると、スーッと波が引いていくように動揺がなくなり、自分が落ち着いていくのが解りました。ほんの数分間くらいの間で、ドキドキも治まり、恐怖心でいっぱいだった心も穏やかになり、「もう自分は大丈夫だ」という確信が、心の奥底から感じられたのでした。

 レスキューは”緊急時用”として家のすぐ手が届くところに常備してあるのですが、このように緊張や動揺が激しい時ほど、「あ、本当に効いているんだな」と体感します。持っているだけで心強いので、お守り代わりに、持ち歩くバッグにも常に入れています。ピアノの発表会の時などにも、親子で助けられています。


 今、我が家で大活躍してくれているのが、バッチの「ホーンビーム」です。ホーンビームは、「やるべきことがあり、やらなければとわかっているのに、なかなか重い腰が上がらず、先延ばしにしてしまう時」にとるレメディです。これは、小学生の娘が自分からとりたいと言ってきました。夏休みも終盤に差し掛かり、いろいろと片付けなければいけないことがあるのに、何となく気乗りせず、なかなか取りかかれずにいたのです。倦怠感も感じているようなので、トリートメントボトルには、ワイルドローズも一緒に入れました。

 すると、早速摂ったその日から動きが違いました。それまでは、私が声掛けをしなければなかなか動こうとしなかったのに、午前中のうちからサッサと自分の部屋に行き、宿題をしたり、習い事の練習をしたり、ゆとりができたのかお手伝いまでしてくれるようになりました。取りはじめてから一週間くらい経ちますが、昨日などは言われてもいないのに、自ら机の引き出しを開けて、古いいらなくなったものを取り出し、処分していました。以前から気にはなっていたのだそうです。

 娘は、過去にもホーンビームをとったことがあり、その効力を実感しているので、自分で必要だと感じる時には、今回のように摂りたいと言ってきます。私自身も、何かやらなければいけないことがあるのに、ついつい先延ばしにしてしまう時や、何となくやる気が起こらない時などに、このレメディのお世話になっています。ちょこちょこ飲んでいるうちに、さっきまでのやる気のなさが嘘のようにフットワークが軽くなり、楽しみながらパッパこなせるようになるのが、本当に不思議です。

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ニュータイプの子ども達

  私たちは今、意識の変容の時代を生きています。数十年前にはとても受け入れられなかったであろう、新しい価値観を抱く人々が増えてきています。そして、これからの新しい時代を担っていくために生まれてきているのが、今の子ども達です。

 自分の周囲を見てみても、サロンに来て下さる小さなお客様や、お客様のお子さんのお話を伺っていても、意識や感受性が高い、新しいタイプのお子さん達が増えているなあ、という感覚があります。 

 

 新しいタイプの子ども達は、それまで平均的な大人が数十年かけて経験を通し学んできたような知識を初めから持っていて、自分が経験していないのにもう既に「わかっている」という感覚を抱いていたりします。また、感性が鋭く、直観力やインスピレーションを受け取る能力も高いので、大人がわざわざ「教えて」くれなくても、自分が必要な情報をその都度自分で感じ取り、理解していたりします。普通の人が見えないものを見たり、聴こえない声を聴いたりすることもあります。

 こうしたタイプのお子さんは、幼い頃はそうした能力を隠すことなく、親や周囲の大人達に無邪気に話したりもするのですが、集団生活に入っていく頃になると、自分のそうした性質は「普通ではない」のだということに少しずつ気づいていきます。周りの人たちに変な目で見られたり、困ったような反応をされたりすることも経験していきます。そしてあまり積極的にアピールするべきではないことなのだと思ってしまい、次第に自分の能力を隠すようになったり、感じたことをそのまま述べることを躊躇したりするようになっていきます。

 今現在の世の中では、そのような意識の高い子ども達を受け止められる大人の数も少なく、社会の仕組みも追いついていないのが現状なのです。幼稚園や保育園、学校といった集団生活の中では、自分がわかってもらえないと感じ、孤立感を味わっているお子さんも多いようです。

 

 そのような新しいタイプのお子さんをもったお母様たちも、少なからず戸惑われているようです。従来の教育方法や価値観が、最初から高い意識を持っている子ども達には必ずしもマッチするものではないからです。自分が教えられてきたことや学んできたことをそのまま教えようとしても、そうした子ども達が素直に受け入れるとは限らないのです。幼稚園や学校で教えられることに違和感を感じ、時には反発することもあります。

 新しいタイプの子ども達に共通してみられるのが、とても心が優しいということです。繊細で、人の感情を察する能力が高く、そして心根が優しいのです。ですので、お父さんやお母さんや周りの大人達が困っているのを見ると、そうした子ども達は、自分のせいで困らせてはいけないと、一生懸命自分を変えようと努力します。本当は受け入れたくないと感じていることでも、無理やり受け入れようとし、周りが喜ぶような良い子になろうとします。おかしいと感じていることがあっても、それはそのように感じてしまう自分がいけないのだと考えたりします。

 

 本当は、どの子供も、その子が心の中で考えていることや感じていることを素直に表すことができて、どんな価値観を持っていても、どんな能力があっても、そのままの自分を受け止めてくれる大人達が周りにいることが理想的な環境なのだろうと思います。

 けれども今はまだ、周りにいる大人達全員が受け止めてくれる状況ではないかもしれません。自分達の理解の範疇を超えることは、拒否して除外するという傾向が今の社会にはあります。それが、今の世の中の限界なのだと思います。いずれ世の中も変わっていくはずですが、少なくとも今現在は、できる範囲でできる人が手を差し伸べてあげるしかないのかもしれません。自分が受け入れられていないと感じている子どもがいたら、少しでも多くの大人達がそれに気づき、暖かく受け止めてあげさえすれば、そうした子ども達も希望を捨てずにいられるのではないかと思います。彼らはとても繊細で感じる能力が高いので、もし自分を好意的に受け入れてくれている大人が近くにいたら、特に言葉を発しなくても、自分が認められていることを肌で感じるはずです。

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同じタイプの人を引き寄せてしまう時には

 ――相手の中に、自分をみる――

 

 最初は、この定義を受け入れることに抵抗を感じるかもしれません。誰もが、自分自身を知ることに対して恐れの気持ちがあるからです。自分の中の闇の部分に向き合うことは、尚更です。自分の弱い部分、足りない部分、学ぶべき課題には、なぜか顔をそむけたくなってしまうのです。

 自分が”完璧”な人間になろうとしている人や、ならなければならないという強い思い込みがある人ほど、自分の欠けている部分に向き合うことに抵抗を覚えるようです。

 

 他人を見る時には、その人が持っている「フィルター」を通して見ています。例えば、自慢話が大好きなAさんという人がいたとします。Bさんは、Aさんのことを「いつも自慢話ばかりして、まったく鼻につくわ」と感じています。一方Cさんは、Aさんのことを「自慢話ばかりしていて、子供みたいに無邪気でかわいいわ」と感じています。Aさんの同じ振る舞いを見ている2人ですが、BさんとCさんでは、持っている「フィルター」が違うので、捉え方や感じ方が違うのです。

 

 この「フィルター」の部分が、その人の持っている「思い込み」や「信念」ということになります。

 

 ですので、他人の言動や振る舞いに対して自分がどのように反応しているかを知ることは、つまりは自分の中にどのような思い込みや信念があるのかを知ることになるわけです。

 

 私達は、自分自身を知るという重要な課題を携えて、この世に生まれてきています。他者に対する自分の反応を感じ、自分を内観し、受け入れる。こうしたレッスンを一つ一つこなしていくことが、自分自身を知るためには最もわかりやすい方法で、また近道でもあると思うのです。ところが、多くの人が自分に向き合うこと自体に抵抗を抱いているので、自分が苦手だと感じる人に対してはひたすら拒絶したり、刺々しい感情を向け続け、自分を見つめることを避けようとしています。

 相手を拒絶し、認めないままでいることもできます。ただひたすら、嫌悪感を抱き続けることも可能です。けれど、もしその”受け入れない”でいる状態がいつまでも続いたとしたら、自分が”受け入れられない”と感じる人を、いつまでも引き寄せ続けることになるでしょう。自分自身の学ぶべきレッスンが終了しないうちは、繰り返し繰り返し、似たような人が自分に引き寄せられてくることになります。

 

 学生時代、とても苦手な先生がいたとします。細かなことにいちいち口うるさく注意をし、行動を縛ってくるようなタイプの先生です。嫌悪感を感じ、早くこの先生から離れたい、といつも願っていました。毎日耐え続け、ようやく学校を卒業することになりました。ああやっとあの嫌な先生から離れられた。ホッとして、自分がやっと自由になれたように思いました。

 それからしばらく経って、就職することになりました。新しい職場で自分の指導役に就いた先輩。細かいことに口うるさく注意をし、自分の言動を厳しくチェックをしてくる、何とも嫌な先輩でした。自分が縛られているような感じがして、一日でも早くこの先輩から離れたいと願いました。嫌悪感を抱きつつも一年耐え続け、ようやく異動のおかげで、この嫌な先輩から逃れることができました。羽が生えたように自由を感じました。

 結婚して会社を辞め、子供ができ、やがて子供が学校に通うようになった時。PTAの活動を引き受けることになりました。自分が引き受けることになった係の中に、とても嫌な人がいました。偉そうに、細かなことにいちいち口を挟んでくるような人でした。そんな権限もないはずなのに、同じ係をしている自分の言動に対し、威圧的な態度でいちいち批判してきます。自分がその人に縛られているような感じがし・・・

 

 この辺りで、ハッと気づくかもしれません。自分はこれまでの人生の中で、似たようなタイプの人を引き寄せ続けていたということに。

 

 この時に選択肢は二つあります。今までのようにその嫌な人をひたすら拒絶し、その人も、そしてその人を非難している自分も認めずにいるか。それとも、自分がなぜそのようなタイプの人を引き寄せてしまうのかを知るために、内観をするか。

 最初の選択肢をとれば、もうお分かりのように、たとえその人から離れられたとしても、近い将来また似たようなタイプの人がやってくるでしょう。今回は、勇気を出して二つ目の選択肢をとることにします。

 今まで自分が引き寄せてきた「嫌な人」のタイプを分析してみると、「自分の言動に細かく口出をし、縛ろうとする人」であることが解りました。自分は、そのような人に強い拒否反応を感じるようです。ここにある自分の信念や思い込みとはなんだろう。自分は、何を恐れているのだろう

 ハートに聴いてみたところ、自分の中に、「自分を縛り、監視されること」に対する恐れがあるということに気づきました。自分らしさを出して、自由に生きたとしたら、誰かに咎められるのではないか、非難されて傷つくのではないか。そのような思い込みがあることもわかりました。 

 

 まずは、そのような恐れを抱き、思い込みをしている自分に①気づく、というのが最初のステップです。そしてその次に、②そんな自分を認め、受け入れるというプロセスを踏みます。淡々と、その事実を受け入れます。決して、自分は弱い人間だなどと自分で自分を責めてはいけません。ただ、あるがままの自分の姿に気づき、受け入れ、そして③流します

 

 この、①気づき、②受け入れ、そして③流すというステップを、感情を交えずに淡々と行うということが大切になります。気づき、受け入れ、そして流す。この作業をひたすら続けていると、しばらくしてから不思議なことが起こります。以前あれほど嫌悪感を抱いていたタイプの人達に対して、全く嫌な気持ちを抱かなくなるのです。そして更に不思議なことに、あれほど自分に対して嫌な態度をとっていた人が、なぜか人が変わったように自分に対する接し方が優しくなったりします。

 そしてそのうち、今までパターン化していたある特定のタイプの人を身近に引き寄せることがなくなっていきます。自分が学ぶべきレッスンを終えたので、そのことに気づかせるような人が、もう自分の元にやってこなくなるのです。その頃には、過去に自分を傷つけた人達に対する恨みや憎しみが癒え、それどころか、自分に大切な気づきを与えてくれたその人達の役割に対し、感謝の気持ちさえも芽生えてくるかもしれません。そこには、以前の自分から一段高いステージに移れた、新しい自分の姿があるでしょう。

 

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他人に対する反応を感じてみると

 自分のことは、自分が一番わからないものです。どんなに他人のことを観察するのが得意で、上手に分析してしまう人であっても、自分のこととなると客観的に眺めることが難しくなってしまいます。

 ですから、自分はどのような思い込みがあって、どんな信念を抱いているのだろう、自分の意識の中身はどのような状態なのだろうか、ということを知るのは、他人のそれを知ろうとすることよりも、格段にハードルが高いです。

 

 自分自身の内面を知る1つのツールとして、「自分が他人をどう見ているか」という観点で考える方法があります。心と体の関係を長年研究してきたリズ・ブルボー女史は、著書の中で、

 

あなたはどのようなタイプの人を非難的にみていますか。それは、あなたの中にその人と同じ部分があるということです。また、あなたはどのような人を好ましく思い、憧れの気持ちを抱きますか。それは、あなたの中でまだ開花していない部分を、その人にみているのです

 

と言っています。

 

 どうでしょうか。自分が最も嫌悪感を感じ、ああはなりたくない、と感じている人を思い浮かべてみてください。その人をそのように見ているのは、その人と自分がそっくりな部分があるからだ、と言われたら、あなたはそのことを受け入れられるでしょうか。

 

 その人と自分が、全くそっくりだというわけではないかもしれません。自分の身近にいる、自分が最も受け入れがたいと感じている人というのは、自分の中にある、自分でも受け入れられていない部分を、極端な形で体現している場合が多いです。

 例えば、自分は「いつも偉そうで、他人を見下しているようなタイプの人」が苦手で、嫌悪感を感じるとします。そして、そうした性質が全面に出ている人が身近にいたとします。あなたはその人に会うのも見るのも嫌で、「どうしてあのように振る舞うのだろう。いつも偉そうにして、感じ悪いわ」と常に心の中で批判しています。でも、あなたの中にもどこか、「他人を見下している」部分があるからこそ、その人のそうした性質が目につき、気になっているのです。「いや、自分は決してそんな振る舞いはしない」と否定するかもしれません。でも、「そのように振る舞うか振る舞わないか」が問題なのではなく、「自分の中にその人と同じような信念があるかどうか」が関係しているのです。

 もし、自分の中に同じような性質が全くなかったとしたら、その人とは共鳴しないので、あなたはその人が身近にいたとしても興味が湧かないか、関わりを持つことがほとんどないでしょう。その人の振る舞いも、存在も、気になりません。そもそも、初めから出会わないかもしれません。

 

 自分が関わる人、自分が出会う人は、必ず何かしら意味があって引き寄せられています。お互い学ぶべきレッスンがあって、出会うべくして出会っているのです。好きな人であっても、嫌いな人であっても同じです。特に、自分が嫌悪感を感じる人というのは、自分の深層意識が「もう手放した方がいい」と感じている、自分の中にある執着や思い込み・パターンを教えてくれていると考えていいと思います。他人は自分を映す鏡といいますが、文字通り、他人が自分の内面を映し出して、体現してみせてくれているのです。

 

 特定の人に対して自分が特定の反応をしていると感じる場合は、その反応に注意を払ってみてください。その人の、どのような部分に拒否反応を覚えますか。どのような振る舞い、どのような思い込み、どのような態度が嫌だと感じますか。そして、自分にもその人と同じような信念がどこかにあって、それを手放せずにいるのではないですか。でも、自分の心は、その信念をもう手放したいと思っています。あなたが本当の意味で自由に幸せに生きるために、それはもう必要ないですよ、と心が教えてくれているのです。

 

 

《他者に対してピリピリした感情がある時のサポートエッセンス》

 

♡ホリー(バッチ)

 ねたみや嫉妬、疑い、不信感、恨み、嫌悪感、復讐心など、愛と対極にあるようなネガティブな感情を他人に抱いている時に。そのようなネガティブな感情を抱いていると、波動が下がり、自分自身も人から同じような攻撃を受けるようになります。相手を批判したくなる刺々しい感情を癒し、愛と思いやりを持って他者をみることができるように。

 

♡ビーチ(バッチ)

 相手の悪い部分にばかり目が行ってしまう時に。どの人も、長所と短所を併せ持っているものですが、相手の弱い部分や足りない部分ばかりをフォーカスして、批判的になったり、責めたくなってしまいます。冷静で客観的な視点を持ち、感情に飲まれず相手の良い部分にも目を向けてあげられるように。

 

♡クリアザオーラブレンド(パワーオブフラワー) ¥3,672

 他者に対し毒々しい感情を抱いてしまっている時、そのような重く苦しい感情を取り去ってくれます。オーラをクレンジングする力があり、ネガティブなエネルギーを受けてしまったと感じる時にも浄化を助けてくれます。

 

 

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手放して自由になる

 自分が目にしている現実は、今の自分の内面(意識)を反映しているものだということがわかってくると。現実を変えたければ、自分の内面を変えればいいのだということにも気が付きます。内面が変われば、自分が出す波長が変わり、今までとは違う、新しい波長に見合った現象がやってくることになるからです。

 

 そうなると、自分の内面と向き合うという必要性が出てきます。自分に向き合わなければ、意識を変えることはできません。私には、どのような思い込みがあって、どのようなパターンを繰り返しているのだろうか。どのような意識が、私が本当に望む人生を阻んでいるのだろうか。そうしたことを、自分自身で気づいていくしか、自分が変われる方法はないのです。誰か他の人が代わりにやってくれることはありません。(ただし、サポートを頼むことはできます)

 

 多くの場合、このプロセスを始めるにあたって、初めは抵抗を感じます。誰もが、自分の本当の姿を知ることに対して、恐れを抱いているからです。自分が”完璧”ではないという事実を受け入れられるまで、葛藤は続くでしょう。

 

 そして、自分に向き合うということは、自分の過去にも向き合うということになります。私が今まで経験してきたことが、今の私に何を教えてくれているのだろうか。そうしたことに気づいていく作業が必要になってきます。そこにもまた、抵抗を感じるでしょう。今まで封じ込めていた、過去に受けた心の傷やトラウマが再び持ち上がってくるのではないか、せっかく忘れようとしていた過去に、再び向き合うなんて怖い。そんな思いが湧いてきて、とても自分にはできないと躊躇してしまうかもしれません。

 実際、自分に向き合う作業を始めていくと、過去に経験した辛い記憶が再燃してくることが多々あります。悲しみや怒り、許せないといった思いが、封印していたパンドラの箱が開くことによって、急に噴出してきたりします。涙が流れてくることもあるでしょう。

 

 でもそれは、自分が自分らしく生きることを阻んでいる、自分の周りを覆っている不必要な殻を破るためには、どうしても通過しなければならないプロセスなのです。自分が過去に受けた傷やトラウマが未だに自分の中にあると感じている場合、たとえ無理やり忘れていたように思っていても、自分の意識の中の暗闇となって存在しています。傷がまだ癒されていないから、自分でその傷を受け入れられていないから、そこにまだあるのです。

 そして、その傷を癒して受け入れるまで、いつまでも自分の中に居続けます。居続けて、その存在に気づくような出来事が引き起こされます。無理やり封印しようとしても、何度も何度も形を変えて、気づきを促す出来事はやってきます。傷ついたままの自分は真の姿ではないので、真の姿に戻ろうとする自分が、不必要な心の傷を手放すように仕向けるわけです。向き合いたくないからといって、心の傷をいつまでも自分の中に温存していたら、苦しみを引き延ばすだけで、真の平安はいつまでも訪れないでしょう。 

 

 過去の感情が噴出しているまさにその最中は、胸が痛むかもしれません。でも、それは浄化のプロセスが進んでいると捉えてください。膿は一度外に出す必要があるのです。感情の波が押し寄せてきたとしても、それに飲み込まれず、ただ自分の中を流れていくことに身を任せています。「あ、感情がやってきたな」くらいに客観的に捉えて、どこか別の場所からそれをぼんやりとみている自分、という姿を想像するのも助けになってくれます。どんな感情でも、そのうち必ず去っていきます。とらわれてもがこうとすればするほど、いつまでも自分の中に居続けようとするでしょう。「私はこれを手放します」という意図をもって、感情に飲まれないスタンスを保っていれば、去っていくスピードも速くなります。

 

 そして、過去に傷ついた自分、傷ついた感情、自分を傷つけた人、傷つけた環境全てを温かく包み込んでください。それらは、自分に何かのレッスンを教えるために起こったことです。その経験があったおかげで、私は自分らしさを取り戻すヒントをもらえたのです。実際に今、その経験を生かして私は新しい自分になろうとしています。そこに関わった全ての人に感謝します。

 

 フラワーエッセンスは、そのような”感情の波”がやって来たとき、自分が持って行かれないよう、自分の軸を保つのを助けてくれます。自分の内面や、過去と向き合う時にも大きな助けとなってくれます。「もう、あなたには必要ないから手放しましょう」と、過去の傷を優しく手放すお手伝いをしてくれるのです。優しいですが、同時に力強く自分をサポートしてくれる、頼もしい相棒のような存在です。

 フラワーエッセンスを飲んでいると、本当の自分に戻る方向に自然と導かれていきます。その過程で、過去の思い出や傷が蘇ったり、封じ込めていた感情が再燃してきたりすることもあります。でも、エッセンスのおかげで、囚われずにそのステップを踏むことができるのです。フラワーエッセンスを飲んでいると、どんどん自分の殻が剥がれていきます。素の自分に近づいていくにつれ、心も身体も軽くなり、辛いものだと思っていたこの世で、生きやすさを感じるようになっていくでしょう。

 

 

《自分に向き合うことを決心した人をサポートするエッセンス》

 

♡Letting Go(アンジェリック) ¥3,240

 手放しを助けるエッセンス。自分が何かにしがみついていると感じ、それを手放したい時に。執着を捨てることで、明晰さや受容性、安心感を高めることができます。本当の自分は、何にも縛られず、何にもとらわれず、自由で柔軟に生きていくことができます。天使の波動が入っており、手放しの作業をするあなたを優しく導いてくれるでしょう。

 

♡Letting Go of the Past(パワーオブフラワー) ¥3,672

 過去との決別を助けるエッセンス。私たちを制限、痛み、苦しみの中に閉じ込めている過去や人、物質への執着を手放します。過去や悪しき習慣、人間関係に縛られ、しがみついていると、恐れや緊張感、閉塞感を感じ、柔軟さを欠いてしまいます。囚われている過去から自由になり、前を向いて明るい未来を築いていく助けとなるブレンドです。ブラックコホッシュ、ダンデライオン、エンジェルズトランペット、セージブラッシュが入っています。

 

♡Wise Woman Elixir(パワーオブフラワー) \3,672

 自分の内面をしっかり見つめたい時、自分の内側にある叡智に繋がりたい時に。内観と瞑想を助けます。浄化のパワーもあり、悪しき感情や不必要な思考パターンを手放す手伝いもしてくれます。クイーンオブザナイトカクタス、スターチューリップ、セージブラシが入っています。

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自分に戻る

 小学生の娘が、夏休みの宿題の読書感想文を書くのに四苦八苦しています。思い起こせば、私自身も読書感想文を書くのが苦手でした。そもそも本を強制されて読むことを窮屈に感じていましたし、本を読んで「本当に思ったこと」を書いたといても、それが学校では”良い文章”という評価を受けられないのが分かっていたからです。心の中で本当に感じていること、考えていることは、先生や大人達に受け入れられないといつも感じていました。ですので、読書感想文や作文などに書くことは、自分が本当に思っていることなどではなく、「このように書けば先生は評価してくれるだろう」といった打算的な内容でした。「私は、~と思いました」と書きながら、心の中では「本当はこんな風に思っていないんだけどなあ」と少し罪悪感を覚えていたものです。いつでも、自分に嘘をつく時には胸が痛みます。

 

 子供が、自分が感じていることや考えていることを正直に話した時に、”大人達”から咎められたり、否定されたり、笑われたり、といった反応を受け続けるとします。子供は、自分が話す内容はいつも周囲に拒絶される、自分はおかしいのかもしれない、間違っているのかもしれない、と考えるようになります。自分は受け入れられていないという悲しみと、解ってもらえないという”大人達”に対する不信感が湧いてくるようになります。それでも、自分が見捨てられるかもしれない、愛してもらえないかもしれないという恐れから、本当の気持ちに蓋をして、周囲の”大人達”が喜ぶような人間になろうとします。

 自分の心の叫びはどこかに押しやられ、一生懸命、”大人達”に認めてもらえるような振る舞いをし、どこかで違和感を覚えつつも、それが正しいことなのだと無理やり自分を納得させます。ーーだって、”大人達”がこんなに喜んでいるのだから。自分が我慢をすれば、みんなが幸せになれるんだ。

 

 物心ついた頃からの習慣で、大人になってからもこのように周囲の顔色に合わせて自分を演じる生き方が染みついてしまっていると、それがあまりにも当たり前のことになっているので、自分のあり方に疑問をもつことすらしません。むしろ、そのことに触れないように、深く考えないように仕向けます。自分の本当の気持ちに正直になることに対し、自我意識が拒絶している状態です。自分の心を素直に出せば、周りから拒絶されたり、責められたりするのではないかと無意識化で恐怖心があるのです。自我意識(エゴ)は、こうした”恐れ”のエネルギーで成り立っています。

 

 では実際に、「自分の本当の気持ち」に正直になってみるとどうなるかというと。

 

 予想していたように、拒絶されたり責められたりといった反応を受けるかもしれません。受け入れられなかったり、笑われることもあるかもしれません。

 でも、あんなにモヤモヤと自分の中に巣食っていた虚無感が、まるで霧が晴れたような爽快感に変わっていくのを感じるでしょう。今までの自分は、本当の意味で生きてはいなかった、これが本当の自分なんだ、生きているってこんな感覚だったんだ!と、魂の奥から湧き上がってくる歓びを感じることができるようになります。今まで、嘘をついて痛めつけてきた自分が愛おしくなります。自分が初めて、大切な存在に思えてきます。

 周りの反応は、初めのうちは相変わらずかもしれません。でも、自分を大事にし、自分の気持ちに正直に生きていると、不思議なことに周囲も自分を受け入れる方向に次第に変化していきます。周りの反応は、自分自身がどこまで自分を受け入れられているか、ということを表しています。ですので、自分に対する自分自身の態度が変わっていけば、自ずと周囲の自分に対する反応も変わっていくわけです。今までは、「周りから自分がどれだけ受け入れられるか」ということばかり気にしていたかもしれませんが、本当は、周りの反応など、自分のあり方次第でいくらでも変わるものだったのです。

 このことがわかってくると、自然と周囲の反応や他人の声が気にならなくなっていきます。すべては自分自身だということが理解できたので、もう周りを恐れる必要がないのです。周りに縛りつけられていたように感じていたけれど、本当は自分で自分を縛っていただけだったんだ。今まで恐れていたことは全て幻だったのだ、と思えるようになります。

 そこにあるのは、無限に広がる可能性と、自由です。恐れのない世界は、どこまでも羽ばたいていける大空のようです。

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罪の意識を手放す

 罪悪感。「罪」の意識。これらは、私達が生まれながらにして抱いているものではありません。この世に生まれて自我意識が形成される頃から、徐々に植え付けられてきたものです。元々、私たちは「罪」を持っていることはありませんし、これからもないでしょう。あるのは、ただ「学び」だけです。

 

 バッチ博士の言葉です。

 

『自分の純粋な欲求や、心の底から湧き起こってくる願いを、他の人の欲求や願いと混同してはなりません。他の人の望みが心に植え付けられてしまうことは、非常によくあります。例えば、分別という言葉はそれを意味する別の言葉と言えるでしょう。人は、自分の普段の振る舞いを世間がどうとらえるかについて、気にするべきではありません。魂だけが、私たちのために責任を負っているのであって、私たちの評価というのは、神の与り知るところのものです。ですから、人間の罪とは、たった1つ―魂の指示に従わないこと―これだけしかありません。魂の声に従わないのは、神、そして隣人に対して罪を犯すことを意味します。願望や直観、欲求を抱くのは、決して自分勝手ではありません。自分を大切にし、自分にとっていつも適切で、心身に健康をもたらすものです。』(『エドワード・バッチ著作集』より)

 

 大抵、私たちはこの逆の状態を経験しています。つまり、「(親や世間といった)周囲の声にそぐわない自分」を責め、そして自分の心の声、つまり魂の声に沿った生き方を選ぶことに罪の意識を感じてしまうのです。バッチ博士は、本来の人の生き方はその反対で、魂の声を優先させるべきだと言っています。

 バッチ博士は更に、『病気とは、魂の導きに従わなかった末、身体に現れた結果です』と述べています。人が本当に進むべき道から外れた時、身体が病気という形をとってそのことを教えてくれるのです。体は魂の状態を映し出すので、その人の内面の不調和が体に現れて病気になるわけです。『人がしなければならないことは、自分の個性を大切に守り、自分らしい人生を生きること、人生という海を渡る船の船長になることだけです。そうすれば、全てがうまくいきます。』

 

 バッチフラワーの講習を受けていた時のこと。休憩時間に、一緒に講習を受けていたある方が、「最近体のあちこちをぶつけるんですよね」という話をされました。すると、先生が「怪我が多い時は、パインをとるといいですよ」とおっしゃいました。パインが必要な状態とは、自分で自分を責めている時です。それは、心の中で自分で自分をいじめているような状態といえます。心の中で自分を痛めつけているので、実際に「痛い目に合う」ような出来事を引き寄せてしまうということなのでしょう。

 私たちが心の声を無視し続け、頭で考えたことや他の人のいうことを優先させて生きていると、心と体のバランスがとれなくなり、様々なことがうまくいかなくなります。アクシデントや事故という形で現れたり、怪我や病気という形で現れたりもします。それらは、心の声から外れれば外れる程、大きな事象となってやってきます。私たちが本来の進むべき道に気づくまで、次から次へとやってきます。

 逆にいえば、私たちが魂の導きに沿った生き方を選び、心の声に従って行動していれば、こうしたトラブルは起こらないということになります。それどころか、私たちが望む人生を送るための様々なサポートがやってくるようになります。それは人だったり、アイディアだったり、情報、お金、チャンス、等々あらゆる形でやってきます。何より、人が心から望む人生を送っている時というのは、生き生きとしていて、パワーが漲り、魂との調和がとれていて、幸せです。かつてあんなに気になっていた他人のいうことも、気にならなくなります。自分の心の声に従うのが、自分にとっても周囲にとっても幸せの一番の近道だということが、だんだんわかってくるからです。

 

 自分の身に起こることが何かうまくいかなかったり、最近トラブルが多いなと感じていたり、体のどこかに不調がある場合、それは「あなたの選択が、あなた本来の道から外れていますよ」という、魂からのメッセージだと捉えてください。アクシデントや病気といったネガティブな事象は、本当の意味ではネガティブなのではなく、私たちが魂の望み以外の声を聴いてしまっているということを教えてくれる、サインなのです。

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松島で「罪悪感」について考える

 日本三景の一つ、松島に行ってきました。「松島」というだけあって、島々は見渡す限り松ばかり。あの島も松、この島も松、どこもかしこも松、松、松。こんなに一度に松を眺めたのは初めてです。(正確に言うと、中学時代に遠足で松島に来ているはずなのですが、悲しいことに記憶がほとんど残っていません)

 

 圧倒されそうなくらいの松を見ていたら、ふと「そういえば、松(=pine)はバッチフラワーにもあった」ということを思い出しました。バッチフラワー38種類の一つ、「パイン」です。パインは、『罪悪感を感じ、様々な事柄に対して、自分が悪い、自分のせいだと自分を責めてしまう時』にとるレメディです。

 松の葉はとげとげしていて、触ると思わず手を引っ込めてしまうくらい痛いです。私たちが自分で自分を責める時、チクッと刺されたような心の痛みを感じるのと、松の葉のとげとげしい形状がよく対応しています。

 ルース・ベネディクトは著書『菊と刀』で、日本の文化は外的な批判を恐れる「恥の文化」で、欧米の文化は内的な良心を意識する「罪の文化」であると述べています。いつの頃からか、私達は自分の行いや生き方を特定の規範と結び付けて捉える習慣がつき、そこから外れると「罪悪感」を覚えるようになってしまったようです。

 物心ついたときから、世の中の常識や世間体、風習や社会通念などを教え込まれ、それらを守らないと「恥を知りなさい」「人様に顔向けできない」「常識知らず」etc...様々な表現で責められます。生まれたときには何にも縛られていなかった私たちですが、繰り返し教え込まれて時には責められていくうちに、次第にそういった形を持たない集団意識の波の中に飲まれていき、気づいたら縛られて生きていくことになってしまうのではないでしょうか。

 子供はとても純粋である上に、親や周囲の大人たちから愛されることを望んでいます。お父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃん、先生たちが言うことをちゃんと守らないと愛してもらえないと思い、たとえ自分の本心から外れていたとしても、大人達のいうことを素直にきいて、無条件に受け入れてしまう傾向があります。自分の本当の気持ちを封印させて、周囲の意見を優先させてしまうのです。

 そうなると、「罪悪感」というのは、湧き上がってくる自分の気持ちを抑えるために便利なツールとなっていきます。愛してもらうためには、自分の気持ちを押し殺した方が都合が良いと思い込んでいるので、そのためには心の声など聞こえない方が良いわけです。たとえ聞こえてきたとしても、それは「いけないことなのだ」と自分に言い聞かせます。そんな望みを持つ自分は「悪い子なのだ」と責めます。

 

 あたり一面の松を眺めていたら、まるで松が語り掛けてくるような気がしてきました。「もう手放していいんだよ」と。

 罪悪感の蓄積が大きく、それをいつまでも手放すことができずにいると、自分が自分らしく生きていくことの障害となってしまうことがあります。自分には幸せに生きる権利などないと思ってしまったり、「世間のひとたち」が認めるような生き方しかしてはいけないと、自分に制限をかけてしまったり。

 本当は、どんな人も「罪悪感」など感じる必要はないのではないかと思います。全てのことに意味があり、全てのことが自分を成長させるために起こっていると思えば、あらゆることが起こるべくして起こっているはずです。自分が過去にしたこと、言ったこと、そして過去を含めた今の自分全てを受け入れ、認めてあげましょう。

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「縛り」から自由になる

 ヒット音楽やテレビ番組、ドラマ、映画などは、その時代に生きている人々のメンタリティを反映したものが多いと先日書きました。人々のメンタリティ(価値観)は、「自分本来のもの」と「自分本来のものではない、外から与えられたもの」が混在しているものです。幼い頃から様々な情報のシャワーを浴び続け、身の回りにいる人々の価値観の影響を受けてきた私達は、一体どれが自分本来の考えで、どれがそうではないのか、分からなくなってしまうものなのかもしれません。

 私も20代後半くらいまでは、いわゆる『世間体』や『社会の常識』といったものに縛られていました。周りの大人や友達が言うことやしていることが「正しい」ものだと思い、とりあえず周りが言うようにしていれば大丈夫だろうと思い込んでいました。自分の心の中にある本当の望みに、敢えて目を向けないようにしていました。

 大学に入ってしばらくたった頃、私は自分が将来一体何がしたいのか、未来のビジョンが真っ白であることに気づきました。中学高校とがむしゃらに勉強をし、希望の大学に入れた所までは全てが「うまく」いっているように感じていました。けれど、いざ大学に入ってみると、実は卒業した後の人生の方がはるかに長いのだという事実に、今さらながら気づいて愕然としてしまいました。それまで、希望の大学に入ることしか目標にしていなかったため、その後のことを本当に何も考えていなかったのです。

 3年生になって周りの友人達が就職活動に向けて動き出した頃、私も焦りを感じて同じように活動を始めました。特に行きたい会社もやりたい仕事もないままに。そんな状態でしたので、就職活動は大変気の重いものとなりました。いくつもいくつも面接を繰り返し、多くの会社に落ち、その都度自分を否定されたような気分を味わい、落ち込みました。やりたい仕事が特にあるわけでもなく、具体的な目標もビジョンもないまま面接を受けていても、覇気のなさが相手にも伝わっていたでしょうし、上手くいかなくて当然だったと今となっては思います。

 結局、何となく自分が興味のあった分野の会社に就職することができたのですが、就職が決まった時も「やっとこれで就職活動をしなくて済む」という安心感が一番大きく、これから仕事を頑張ろうとか、楽しみだなといった気持ちはほとんどありませんでした。その会社には2年程お世話になったのですが、仕事は義務感で何とかこなしていました。毎朝、とても暗い気持ちで電車に乗るため駅に向かって歩いていたのを思い出します。晴れた日もあったはずなのに、なぜかその時のことを思い返すと、いつもどんより曇った空のイメージしかありません。

 もちろん仕事ですから精一杯の努力はしていました。たくさん学ぶことがありましたし、自分を成長させてもくれました。でもやはり、心の声を無視してがむしゃらに仕事をしていたためか、最後の方には体が悲鳴を上げてしまいました。たった2年でしたが、これ以上この仕事を続けたら、もっと体を壊すだろうなと思いました。

 ちょうどその頃今の主人と出会い、結婚することが決まったのですが、その時初めて「会社を辞めて良いんだ」という考えが自分の中に浮かんできました。それまで、本当に毎日が辛くて苦しかったのに、なぜか「会社を辞める」とか「違う仕事に就く」といった考えが浮かんでこなかったのです。そうした権利は当然ありましたし、誰もが自由に決めて良いことだと思うのですが、その時の自分には、会社を辞めるという選択肢は全くありませんでした。

 今考えると、昔の自分は明らかに縛られていました。「当然そうあるべき」といった世間一般の考え方や常識、両親や身近な人達の視線(それも本当にあったかどうかわかりません)、そして何より自分自身に。

 

 自分が何かの縛りを受けている最中ほど、その事実に気が付かないものです。本当はどんな人でも、何ものからも縛られず自由に生きて良いはずなのに、束縛の渦中にいる間は、自由に生きることが罪であるかのような錯覚すら覚えています。そこから自由になれない言い訳をあれこれ造り出したりもします。

 けれど、人間本来の望みは自由で幸せに生きることなので、そのように縛られた生き方を続けていると、いずれ心と体のバランスを崩し、気づきを与えられることになります。私のように体調を崩したり、アクシデントや事故に合ったり、うまくいかなくなって行き詰ったり。いくら自分に言い訳をしても、本当の心にまで嘘を貫き通すことはできないのです。

 

 

《自分が”何か”に縛られていると感じる時のサポートエッセンス》

 

♡グラガ(ヒマラヤン) ¥3,240

 変容のエッセンス。それまで自分を縛ってきた価値観や囚われから解放し、自由に自分らしく生きられるように後押ししてくれます。大変強力ですが、暖かいエネルギーに包まれたような感覚もあり、自分本来の姿に戻ることの喜びを与えてくれます。これを飲むと、転職や引っ越し、出会いや別れなど、環境の変化が起きるという方も多いです。

 

♡ボアブ(オーストラリアンブッシュ) ¥3,240

 世代間に引き継がれた”縛り”や”パターン”を解消してくれます。自分の中にある理由のわからない思い込みや、遠い昔から家族代々引きずっているようなパターンを手放すお手伝いをしてくれます。魂の望み通りの人生を生きたいのに、古い刷り込みが足を引っ張っているように感じる時に。

 

♡DNAクリアリング(アンジェリック) ¥3,240

 今生や過去生、両親、家族、文化、国家、惑星、宇宙などによるトラウマのパターンをDNAから取り除く助けをしてくれます。こちらも大変強力な浄化エッセンスですが、反応の現れ方は比較的穏やかな場合が多いです。普段見ないような夢を見たり、家族との関係が変わったり、自分が「軽くなった」ような感覚を味わったりします。

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人々の意識が反映される「ヒット作品」

 先日あるテレビ番組で、昭和(30~60年代)のヒット曲と、平成のヒット曲を集めた特集をやっていました。一昔前の音楽と現在の音楽を聴き比べてみると、曲調や歌詞、テンポや歌い方など、時代を反映してこんなにも異なるものなのかと驚きます。曲がヒットするということは、多くの人に受け入れられているということです。その時代の人々の心の琴線に触れる要素があったり、曲が醸し出す波長と共鳴する人々が多いということだと思います。

 テレビ番組やドラマ、映画といった映像の分野でも同じことを感じます。時々、昔の映画やドラマが放映されていると、興味を覚えてつい見てしまうことがあります。昭和時代のドラマや映画を見ていると、これと同じ内容のものが今の時代に放映されていたとしたら、果たして当時と同じように多くの人々に受け入れられるだろうかという疑問が湧いてきます。人々のメンタリティ(意識)は時と共に刻々と変化していくものなので、今から数十年も昔の人々のメンタリティを反映した作品は、今の時代の人々も全く同じように反応することはないのではないかと思うのです。

 

 昭和40~60年代頃にシリーズもので作られた、ある国民的映画を見ていた時のこと。私はその作品の根底に流れる価値観に少し違和感を覚えました。もちろん、どんな映画を作ろうとそれは作り手の自由ですし、それに対する反応も人それぞれだと思うのですが、私はその映画を見ているうちに、自分が窮屈な気持ちになっていったのです。

 その映画に登場する人々は、皆何かしらの”縛り”を受けていました。世間体、家族、仕事、しがらみ、お金、等々。まるで、自分の身に降りかかる運命に抵抗することは罪だとでもいうように、自分の意思や心の叫びよりも、周囲の価値観に合わせることを優先していました。特にそこに描かれている女性達は、いわゆる良き母親や良き女性像に沿った生き方を送ることに義務感を覚えているようで、とても自由に生きているようには見えませんでした。

 それはもしかしたら、その映画の作り手の、「こうあってほしい」という願望の表れだったのかもしれません。そして、その作り手と同じような願望を抱く人が、当時の世間に数多くいたのかもしれません。今から数十年くらい前の社会では、そのような縛りを受けながら生きることが「美徳」とされていたからです。

 

 それに対して、現在多くの人々に受け入れられているような作品を見ていると、「古い因習や価値観を打ち破る」気概を感じることが多いです。昭和時代の価値観では考えられなかったような、自由で縛られない生き方をしている登場人物が生き生きと描かれていたり、セリフやストーリーがそれまでの因習に囚われない新しい観点で作られていたり。古い価値観から脱皮したがっている、そして実際脱皮をしつつある、現代の人々の内なる望みを反映しているのかなと思います。

 時代を経るにつれて、人々の生き方の自由度が増していっているということを、このように芸能の分野で比較してみると強く感じます。

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浄化でリセット

 自分が心から望む人生を送りたければ、潜在意識を活用する方法が有効であることは今までも繰り返し書いてきました。もう既に望みが叶った状況を何度もイメージして潜在意識に浸透させ、どんな気分がするのか味わい、夢が叶った喜びの感情に浸り、ハッピーを先取りするわけです。現象というのは、意識の表れです。現象が変わる時というのは、それよりも先にまず意識が変わっています。時間差は人それぞれですが、「意識→現象」という順番は万人共通です。

 自分の周りにいらっしゃる方々のことを少し思い浮かべてみてください。いつも感謝の気持ちを持ち、笑顔を絶やさず、ハッピーオーラを振りまいているような方は、それに見合った明るくハッピーな毎日を送っているのではないでしょうか。穏やかで心が平和で満たされている方は、平穏な日々を送っているのではないでしょうか。その反対に、いつも不平不満を述べ、批判的で、文句や悪口ばかり述べているような人は、他人からも攻撃を受けたり、争い事やいざこざに巻き込まれることが多かったり、事故が多かったりはしませんか。ネガティブなものの考え方をする癖があり、物事の悪い面にしか目がいかないような人は、なぜか病気がちだったり、怪我やアクシデントが多かったり、思うようにことが進まず、更に諦めが募るという悪循環に陥ってはいないでしょうか。感情の起伏が激しい方は、同じようにアップダウンが激しい人生を送ってはいませんか。

 自分の内面が外側に現れているので、同じ時代に同じ国の同じ地域に住んでいても、目の前に広がる現実(引き寄せられてくる現象)は、人それぞれ異なってくるのです。

 

 今までネガティブな考え方をする習慣が長かったりすると、なかなか意識がポジティブに切り替わらなかったり、時間がかかったりするかもしれません。それでも、少しずつでも自分の意識を変える努力を日々コツコツと続けてさえいけば、必ず現実は変わっていきます。私がこれまで出会った方々で、これを実践されている方は皆、間違いなく望む人生に軌道修正できています。ポジティブシンキングは、一度習慣化してしまうとあとは自動的に実践できるものなのですが、慣れないうちは、かなり意識的に行う必要があるかもしれません。

 日常生活を送っていると、様々な人に出会ったり、あちこち移動したり、いろいろな出来事が起こるものです。日々の出来事を全てポジティブに受け入れることは、なかなか難しいでしょう。完全に悟りの域に達した人は別として、人間だれしも、身に降りかかったことに対して批判的になったり、文句を言いたくなったり、不満を感じてしまうなど、ついついネガティブな反応をしてしまうものです。

 一旦ネガティブな状況に陥ると、人間の思考パターンは負のサイクルに入り込み、自分に起こる出来事や関わる人全てに対してとげとげしい感情を抱いてしまったり、気分が沈んだり、絶望感を抱いてしまったりすることもあります。自分が今、そんな負の状態にいるなと感じた時は、一度リセットするために浄化を行うのがいいと思います。浄化とは、その名の通り感情をクレンジングすることです。自分の中にあるネガティブな感情を流してしまうのです。意識的に流すことによって、ネガティブな状態をいつまでも引きずることがなくなり、ポジティブに切り替わるスピードが速まります。

 浄化の方法は様々ですが、いくつか有効なものを挙げておきます。

 

☆お風呂に入る

水には浄化の力があります。シャワーを浴びたり、普通の湯船に入るだけでも浄化されますが、湯船に海塩(できれば精製されていないもの)を入れると更に浄化パワーが高まります。お葬式の帰りに清めの塩を渡されることがありますが、塩には人の悲しみなどの念や負のエネルギーを浄化する力があることから、このような風習があるのかもしれません。辛いことがあった時、お風呂に入ったら急に泣けてきた、ということを経験したことはないでしょうか。涙を流すという現象は、浄化の反応の一種です。

 

☆深呼吸をする

吐く息をなるべく長くします。その時に、口から体中の不浄なものが全て出ていくようなイメージで行うと効果的です。そして吸う時には、宇宙のポジティブエネルギーが入ってきて、それが全身を巡るようなイメージで行います。吐く息を長くすることによって副交感神経が優位になり、気持ちが落ち着いて穏やかになります。


☆自然と触れ合う

自然は、高いエネルギーを私達に提供してくれます。森の中に入ると、自分の中のネガティブエネルギーが浄化され、心も体もスッキリする感覚が味わえます。近くに森や林がなくても、緑の多い公園に行ったり、なるべく空気が綺麗な場所でしばらく過ごしたり、畑・庭仕事をしたり、花を見たり。部屋の中に草花がたくさんあると、空間の癒しパワーが高まります。

 

☆瞑想をする

ネガティブな思考や感情に支配されている時というのは、頭がひっきりなしにおしゃべりしているような状態(自我意識に支配されている)が多いです。目を閉じてリラックスし、頭の声を静め、冷静さを取り戻して心の声をよりクリアーに聴くことができるようにします。瞑想をしている間に、パッとアイディアが浮かんだり、悩み事の解決策が閃いたりすることもあります。

 

☆寝る

眠ると心身をリセットすることになり、心と身体のバランスが整います。朝起きると嫌なことも忘れてスッキリしているという経験は、どの方にもあるのではないでしょうか。どうしてもモヤモヤが治まらない、悪しき感情が出ていかないという場合は、思い切って寝てしまうというのも一つの手です。

 

☆波動を上げる

波動を上げる方法はたくさんあります。笑う、楽しいことをする、パワースポットに行く、エネルギーワークをする等々。ストーン(天然石)や音楽・フラワーエッセンスなどのツールを使って波動療法を行うのも効果的な方法です。波動が上がると、ネガティブな感情(波動が低い)が自然と外に出ていきます。

 

 

《浄化を助けるフラワーエッセンス》

 

♡イルカ(コルテPHI) ¥3,996

 ”海の天使”と言われるイルカは、魂レベルが高く、宇宙意識を人間に伝える役目を担っているといいます。このエッセンスは浄化のパワーが強く、必要のないものを手放すお手伝いをしてくれます。お風呂に入れるのもお勧めです。上がった時に身体が軽くなったような感覚が味わえるでしょう。

 

♡セージブラッシュ(パワーオブフラワー) ¥3,348

 ネガティブな感情や中毒、執着などを浄化してくれます。頭がすっきりした、心のモヤモヤがなくなった、憑き物が取れたような気分になった、といった感想を頂いています。

 

♡クラブアップル(バッチ)

 自分の中にある毒々しい感情を手放したい時に。心に重たい何かがのしかかっているような感じがする時や、不浄感がある場合にも有効です。スプレーにして体の周辺に振り撒いたり、空間の浄化にも便利です。スッキリ感が味わえます。

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「恐れ」から意識的に遠ざかる

 何か手に入れたいものがあったり、どうしても叶えたい望みがあったとします。今の状況を考えると、実現には程遠いように思える場合。

 「手に入りっこないだろう」「きっと無理だろう」と諦めモードになってしまうと、本当にいつまでも自分の手元にはやってきません。宇宙に向けて、わざわざ「自分はそれを獲得できない」という波長を出していることになり、その波長に見合った現状を引き寄せるからです。宇宙の法則は本当にシンプルで、『自分の出すエネルギーに見合った現象を呼び寄せる』というただそれだけの原理が働いているのです。「良いこと」も「悪いこと」も関係ありません。宇宙はそのような善悪の判断をしないからです。物事を「良い」「悪い」と判断しているのは、人間の自我意識だけです。

 もし望む現実を引き寄せたかったら、その現実がもう既に叶っている、という波長(エネルギー)を出す必要があります。そのためには、人間の意識の大半を占める潜在意識を活用することがポイントになります。潜在意識は、現実と夢との区別がつきませんから、とにかくイメージングをして意識に願望を刷り込み、現実化していると思い込ませるのです。

 心が不安や恐れの感情で占められ、思考もそのようなネガティブなパターンにはまりこんでいたら、そのままそのネガティブな思考が潜在意識に浸透していきます。潜在意識の状態がそのまま宇宙に放出され、それに見合った現実を引き寄せますから、「願った」通りのネガティブな事象がやってくることになります。ですので、もし心が不安や恐れで占められていると感じたら、今すぐにでも思考を切り替えた方が得策です。ネガティブな事象をぜひとも体験したい、と心から望んでいるなら別ですが。

 

 じゃあどうしたら良いの?と思うかもしれません。私達の社会には、人が不安や恐怖を抱く要素がたくさんあり、大抵の人が幼い頃からその影響を受け続けてきています。意識的にネガティブ要素を避ける努力をしない限り、気づかないまま負のサイクルに陥るパターンが非常に多いです。放っておいたら、この世は恐ろしく不幸に満ちているといった認識が、自然と身に着くようになってしまうのです。

 例えば、テレビや新聞などで流されている情報を考えてみましょう。大抵は、おどろおどろしい事件・事故のニュースや、人々の不安を煽るような未来の展望で占められています。なぜそのようなネガティブな情報ばかりがピックアップされて流れているのか、疑問に感じたことはありませんか。そのような暗い情報が、これまで本当に自分の為になったことは、どれだけあるでしょうか。

 100の暗いニュースを見聞きするよりも、同じ数だけのポジティブな情報に触れていた方が、気持ちが明るくなって意識もポジティブになり、それに見合ったポジティブな状況を呼び寄せて、皆ハッピーになるはずなのです。世の中を真に平和で明るいものにしたかったら、まず私達一人一人の意識が平和と明るさで満たされることが条件になります。人々の意識が、この社会の現状を形作っているからです。そのためには、世間で流れている暗く恐怖に満ちた情報のシャワーを浴び続ける習慣からは、遠ざかった方が良いと思います。繰り返し繰り返し暗いニュースを見聞きしていると、その暗い要素が潜在意識にどんどん取り入れられてしまうからです。

 恐怖の感情というものは一方で、人の関心を引きやすいという魔力があります。「怖いもの見たさ」という言葉がありますが、恐怖のエネルギーというのは、本当は避けたいはずなのに不思議と引っぱられてしまう性質があるのです。

 恐れの感情に囚われたくない、と強く願うのであれば、とにかく恐怖や不安を煽る情報から遠ざかること。これに尽きると思います。テレビで暗いニュースが流れたら、チャンネルを切り替えて明るい話題や笑いを提供している番組を見る、テレビを消して静かな音楽をかける、楽しい話題で笑顔になる、など、工夫次第でいくらでもポジティブな意識状態にすることができるはずです。

 特に幼い子供は、純粋な分だけ大人より情報の影響を受けやすく、潜在意識にも浸透しやすいです。恐怖や不安に満ちた内容のテレビや本、ゲーム、インターネットなどに触れ続けていたら、瞬く間に意識がネガティブ要素で占められていくでしょう。そして、それに見合った現実がその子の元にやってくることになります。

 我が家では、子供たちが物心ついてからずっと「テレビでニュースが流れたら見ないこと」という習慣をつけています。たまに間違えて恐ろしいニュースを目にしてしまった時などは、普段見慣れていない分ショックが大きいようで、いつまでも不安を口に出しています。そのような時は、恐怖やショックを癒すフラワーエッセンスの助けを借りたりもします。

 家で出す話題も、暗い気持ちになるような内容は避け、明るく楽しくなるような話をするように心がけています。本や漫画やアニメも、暴力と恐怖が要素になっているものではなく、ゲラゲラ笑って楽しくなるようなものや、明るい人生観をもたらしてくれるようなものを見せるようにしています。これは、敢えて私がそうしむけたというより、子ども達が自分からそうしたものを手に取るように自然となっていました。

 世の中の話題の大半が暗い内容で占められている現状が、少しずつでも変わっていったらいいなあ、と思っています。

 

 

《もし心の中が不安や恐怖に満ちていると感じたら》

 

♡フリーダムフロムフィア(アンジェリック) ¥3,240

「恐れ」からの解放。恐れの原因を突き止め、優しく取り除いてくれます。天使のエッセンスなので、穏やかに作用しますが強力です。

 

♡クリアザオーラブレンド(パワーオブフラワー) ¥3,672

オーラの傷を修復してくれます。受けてしまったネガティブなエネルギーを取り除きたい時に。浄化のパワーが大変強いです。スプレーにして部屋に吹きかけても。アップルブロッサム、セージブラッシュ、クラブアップル、ピンクヤロウのエッセンスがブレンドされています。

 

♡ソウルサポート(アラスカン) ¥2,484

ショックな出来事を経験したり、見聞きした時に。傷ついた心を癒してくれます。繊細な子供にお勧め。コットングラス、ファイヤーウィード、ホワイトファイヤーウィード、リバービューティ、ラブラドールティー、カテイルポルン、チャリスウェル、マラカイト、ルビーのエッセンスがブレンドされています。

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人生を変えた「気づき」

 生きていると、様々な出来事が身に降りかかり、紆余曲折いろいろあるものです。人生経験が豊富になれば、些細な出来事をいちいち気にすることもなくなっていくのかもしれませんが、若い頃というのはとかく他人や周囲に惑わされたり、人に言われたことを必要以上に気にしたりするものです。かくいう私もそうでした。20代の頃までは、どちらかというとネガティブシンキングなタイプでしたし、人の目をいちいち気にしたり、周囲の意見に振り回されたりして、確固たる「自分」がなかったように思います。

 そのような心の状態でしたから、そんな自分に気づきを与えるために様々な出来事が起こりました。当然ネガティブなこともありました。それは自分をより良い方向に向かわせるために起こっていたことなのですが、その当時はそのような捉え方をせず、ただ単に「ああ嫌なことがあったなぁ」といちいち落ち込んでいたものです。

 

 そんな時、一時でも嫌なことを忘れさせてくれていたのが、大好きなミュージカルでした。子どもの頃に初めて見て以来、その夢のような世界の虜になり、何かうまくいかないことやつらいことがあっても、ミュージカルが心の支えとなり、当時は息苦しいと感じていた自分の人生に、ほっこりと光を灯してくれていました。

 

 ある時、ずっと楽しみにしていた、憧れのミュージカルスターが出る公演を観ていた時。舞台の上で歌って踊っている人たちは、なぜあんなにキラキラしているんだろう、とふと思いました。生き生きとして、表情も明るく、エネルギッシュで、明らかに舞台の客席に座っている自分とはオーラの種類が違います。いいなあ、羨ましい、あんな風になりたい、と思いました。あんなにキラキラしているんだから、きっと人生も楽しいに違いありません。

 いつもの私だったら、ただ羨望の気持ちを感じて終わっていたでしょう。でもその時は、なぜかその後も様々な考えが浮かんできて、公演の途中なのに頭を巡らせてしまいました。この人達は何が違うんだろうか。「特別」だから違うんだろうか。「特別」に恵まれているから、「特別」に才能があるから、「特別」に選ばれているからなのだろうか。

 そんな思いが沸々と湧き上がってきたその瞬間、私はハッとなりました。『そうだ、自分も本当はあんな風になれるんじゃないか』という考えがパッと浮かんだのです。舞台の上でキラキラしている人たちが特別恵まれているというわけではなくて、本当は誰にでもキラキラ生きられるチャンスは与えられているんじゃないだろうか。輝かしい人生を送る権利は全ての人に平等に与えられていて、その権利を使うか使わないかは、ただ自分の意思と行動が決定しているだけなのではないだろうか。舞台の上にいる人たちと自分は実は何も違いはない。あの人たちが特別なわけではない。自分だって、本当はあのように輝くことができるんだ。

 そんな思いが強く湧き起ってきて、私はまばゆい光にパーッと包まれたような気がしました。そして、「自分もあんな風にキラキラした人になろう。人生を輝かせよう」と決心しました。

 その日から、何かが変わりました。自分のコアの意識が完全に切り替わったのを感じました。それまでぼんやりとしたグレーのようなくすんだ色をしていた自分の人生が、まるで霧が晴れたように明るく、美しい光に包まれているように見えました。そのように自分の見方が変わると、今度は最適なタイミングで、自分にとって望ましい出来事や人、物、情報などがやってくるようになりました。当然様々な気づきがあり、一見ネガティブに思えるような出来事もありましたが、そうしたことも結局は自分の望んでいる方向に軌道修正してくれるものでした。(むしろネガティブな出来事の方が、それを乗り越えた時に飛躍的に自分が成長しているのを感じました)

 そのようにして人生をポジティブに生きようと決心してしばらくしてから、ふと過去の自分を振り返ってみると、まるで違う人間のように変わったことが実感できました。人はいつでも変わることができるんだなあ、と思いました。

 今も人生の途上でまだまだ未熟な自分ですが、以前よりも人から「いつもキラキラしているね」「人生謳歌しているね」といった言葉を頂くようになりました。少なくとも、10年前のように自分を卑下した見方をしなくなっただけ、心が軽くなり明るい気持ちで毎日を過ごすことができています。

 

 テレビでスターや人生の成功者などを見ている時や、身の回りにいるキラキラしている人を見るとき、どのような見方をしていますか。あの方達は自分とは違う特殊部隊なのだ、一部の選ばれし人々なのだから仕方ない、自分はああはなれない、といった目で見てはいませんか。「自分はあんな風になれない」と強く思い込んでいるうちは、いつまでもその状態が続くでしょう。自分の思いが現実化するものだからです。輝いている人を特別視していると、「自分はそうではない」という認識を持つことになります。もし自分がポジティブに変わりたかったら、輝いている人と自分は実は何も違いはない、いつでも自分はあのようになれるのだ、とまず意識を変えることです。どんな人にも、夢を達成するために必要な資質が元々備わっています。宇宙には無限の可能性があり、心の持ち方次第であらゆるチャンスがやってきます。それを受け取るか受け取らないかは、全て自分の意思一つなのです。

 

 

《輝かしい人生を送るために意識を変えるサポートエッセンス》

 

♡ラーチ(バッチ)

自分と他人とを比較して劣等感を感じたり、自分に自信が持てない人に。自分には能力がないのでどうせ何かをやっても失敗してしまうだろうという、後ろ向きな気持ちが強い時にも用います。

 

♡ウィロウ(バッチ)

自分は恵まれていない、自分が不幸なのは親や環境のせいだ、などと自分の今ある状態を周囲のせいにしてしまう時に。他人の成功を羨ましく思い、自分の境遇に対して不公平感や不満を抱いています。→人生のかじ取りを握っているのは自分自身であることに気づき、感謝の気持ちをもって日々を過ごすことができるように。

 

♡バイオレット(パワーオブフラワー) ¥3,348

 自分を出し、前に出ていくのが苦手な人や、ためらってしまう人に。自分は他人の陰に隠れてひっそりと生きる人間だという思い込みがあったり、目立つことや前向きな人生を生きることに罪悪感を抱いていたりします。

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みんなちがってみんないい

 先日、子供が通っている小学校が終業式を迎え、楽しみにしていた夏休みに入りました。終業式の日に持ち帰ってきた通知票。今は私たちが子どもの頃とはだいぶシステムが変わっており、相対評価ではなく絶対評価となっていますが、それぞれの教科の中でいくつか項目が分かれ、学年に応じて「〇」や「△」、「A」「B」などと”採点”されるようになっています。

 子ども達は、やはり「〇」や「A」の数が多い方が喜びますし、自分がどの教科の評価が高いのか、どれがもう少しなのか、とても気にしているのが感じられます。このように幼い頃から、特定の指標で自分が評価されることに慣れてしまうと、成績が高い方が「素晴らしい」一方で、成績が低ければ「出来が悪い」といったものの見方に支配されてしまうのも、無理はないのかもしれません。

 どの子供(大人もそうですが)にも、得意な分野とそうでない分野があります。「うちの子には何も取り柄がない」なんておっしゃる方もいますが、まだ今はその子の眠っている能力が開花していないだけであって、必ず誰にも真似できない「何か」を秘めているはずです。どんな人にも、その人にしか出せない個性や能力が元々備わっているものだからです。その人にしかできないこと、その人だからできることを成し遂げるために、他より秀でた才能や、他の誰とも異なる個性を携えて、皆この世に生まれてきています。才能や個性は、人生においてその人が生まれてきた”目的”を果たすためのツールでもあります。

 学校の成績を指標にしてしまうと、オールマイティに点数が高い人が「優秀」といった評価をされてしまいますが、実際には、その人の能力を数値で出すことなど不可能に近いのではないでしょうか。それぞれの人に備わっている能力は千差万別ですし、もしかしたら学校のお勉強とは全く関係のない才能を秘めているかもしれません。

 

 5歳で作曲を始め、35歳という短い生涯の間に600曲以上もの作品を残した音楽家モーツァルト。彼が21歳の時、父親レオポルト宛てに書き送った手紙が残っています。

 

『ぼくは、詩を書くことはできません。詩人ではありませんから。なにげないものを、芸術的に描くこともできません。画家ではありませんから。心に思うことを、身振りで表現することもできません。踊り手ではありませんから。

 でも、ぼくは、音でなら、自分の気持ちを表現できます。音楽家なのですから。』

 

 モーツァルトは、大人になってからも子供のような天真爛漫な性格で、身の回りのことに無頓着な、ギャンブル好きの浪費家であったと言われています。自分と似たようなタイプの奥さんと結婚してしまったので、家も生活も荒れて「きちんとした生活を送るように」と父親からお叱りの手紙を受け取ったりもしています。音楽家として成功して多額の収入を得てもすぐに使ってしまうので、借金もたくさんありました。晩年は生活も苦しく、亡くなった後は共同墓地に葬られたため、遺骨は残っていないそうです。

 モーツァルトは、お金の使い方や健康管理、きちんとした生活を送ることに関しては、自分の得意分野ではなかったかもしれません。遊びやギャンブルの誘惑にも弱かったかもしれません。そのような人が一般的な物差しで測られたら、無頓着でだらしがない、などと評価されてしまうかもしれません。でも、彼が残した宝玉の音楽は、彼の死後何百年も生き続け、多くの人々の心を癒し、慰め、元気を与えてきました。

 1つの側面だけから人をジャッジしたりされたり、特定の指標で他人の評価をしたりされたり。長い間、そのような形で人を判断することにも、また自分が判断されることにも慣れてしまっている私達ですが、本来そのような”評価”には、必要以上に縛られることはないのではないかと思います。誰かが決めた数値や基準では、人の価値や無限の可能性を測ることなど到底できないはずだからです。

 自分が生来携えている才能や個性は、それが花開いた時、周囲の人々を幸せにしたり、多くの笑顔をもたらすことができます。私達がこの世に生まれてきた目的の一つに、「地球や人類に奉仕をすること」というものがあり、その目的を果たす手段として、全ての人が才能や個性という宝物を与えられています(それが最高の形で顕現していれば喜ばしいのですが、人によっては抑圧されて開花していないこともあります)。その宝物は人それぞれ異なりますから、人によって得意なことがあったり不得意なことがあるのは、本来当たり前のことなのです。もし自分に苦手なことがあったとしても、それが得意な他の誰かが必ずいるはずなので、困ったらその誰かに助けてもらえばいいわけです。そのようにして、お互い助け合い補い合いながら、それぞれの能力を最大限に発揮し、この地球での人生をポジティブに共同創造していくことができたら、世界は今よりもっと笑顔と幸せで満たされるのではないかと思います。

 

《自分の個性や能力を発揮するためのサポートエッセンス》

 

♡シューティングスター(パワーオブフラワー) ¥3,348

自分の才能が何なのかわからなかったり、個性を出すことをためらっている人に。自分が生まれてきた目的を思い出し、才能や個性を花開かせるお手伝いをしてくれます。これをとってしばらくしてから、ずっと探していた趣味や仕事を見つけた方が何人もいます。

 

♡バターカップ(パワーオブフラワー) ¥3,348

幼い頃にブロックされてしまった個性発揮の扉を開く。”あなたがあなたらしく”生きるため、抑圧されていた「自分」を取り戻します。とても優しくて、暖かいエネルギーに包まれる感じがします。シューティングスターとペアでとるのがお勧め。

 

♡クラブアップル(バッチ)

自己価値が低い方に。自己肯定感を高めてくれます。自分の姿が嫌い、自分のことが好きになれない、といった、自分で自分を認めることが困難な時にとります。自分の全てを認め、自分に備わっている無限の能力を心から信頼できた時、個性を発揮して力強く夢を具現化させていくことができます。

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ハートの声を聴く

 自分の”望み”が何なのかということは、最初から明確に分かっているという人の方が少ないかもしれません。特に、今まで自分の望み通りの人生を歩んでこなかったり、人生とは思う通りにはいかないものだという固い信念がある場合は、自分の心の声を封じ込めていることが多いので、魂の”望み”がわからなくなっているものです。

 明確に自分の心からの”望み”がわからなくても、自分がどんなことでワクワクするのか、何をしている時が一番楽しくて、充足感を感じているのか、自分の「感情」を観察することはできると思います。時間を忘れる程ワクワクしている時というのは、宇宙のポジティブな波動と調和している時です。自分の人生がポジティブに進んでいるというサインでもあります。

 自分が生まれる前に決めてきた人生の青写真が最高最善の形で形作られている時、人は生きている喜びで満たされ、全てと調和している感覚が味わえます。逆に、そのような喜びと充足感が味わえていないのであれば、自分が現在していることや進んでいる道が、自分が心から望んで選んだものではないということです。自分以外の誰かの欲求を満足させるため、そうするように言われたから、他の人がそうしているからといった、自分の魂の声以外の声を聞いているのです。また、そうしなければ何となく不安だからといったように、動機に恐れ不安があることもあります。

 自分がやるべきことや進むべき道を決める際、このような恐れや不安といったネガティブな動機がベースにあると、思うようにいかないことが多いです。恐れや不安は、自分の本当の声ではないからです。恐れや不安というのは、過去に体験したことや見聞きしたことの影響で、自我意識が造り出してしまった感情です。自我の声は魂(心)の声とは異なりますので、そちらに足を引っ張られないよう意識的に注意した方が、人生はうまくいきます。

 自我の声というものは、大抵は頭で考えられていることです。それに対して魂の声というものは、自分の心、ハートからやってきます。何かをする時や何かを決める時、このハートの声を聴く習慣をつけるようにすると、物事は好転していきます。その際、それまで自分を牛耳ってきた主に頭で作られる考え(自我意識)が「いや、そんなことをしたって上手くいきっこないぞ」とか「そんなことをしたら両親に反対されるぞ」といった声を発して妨害してくるかもしれません。それでも、そのような自我意識の声に気を取らることなく、とにかく心の声を優先させてください。

 心の声を聴く習慣がつき、心の声に従って行動するようになると、今までずっと抱えていた問題があっけなく片付いたり、自分が今まで散々悩んでも解決しなかった悩みが、こんなに簡単なことだったのかというような形で解決するようになります。ハートは宇宙と繋がっているので、宇宙の無限の叡智が自分の元に入ってくるようになり、自分の望みが最高最善の形で花開くよう、誘導してもらえるのです。

 初めのうちは、自我の声との葛藤が課題となるかもしません。でも慣れてくると、ハートの声を聴いた方がうまくいくことが実感できてくるので、次第に自分の中の自我の声が小さくなり、ハートで行動する癖がついてくるでしょう。

 繰り返し行うことで習慣はつけられるので、毎日些細な事からでも良いので、ハートで決めるようにしてみてください。例えば今、どうしてもほしいものがあったとします。とても高いものなので、頭の声は「こんな高いものを買うのは贅沢だ。今買うべきものではない。もっとお金持ちになってから買おう」と言っています。そこで今度はハートに聞いてみます。ハートは次のように言います。「これは、今の自分に本当に必要なものだ。これがあったら、自分が喜びに満たされて、生き生きと輝き、人生がもっと楽しくなるだろう。お金は、必要な時に必要な分だけ入ってくるのだから、心配はいらない」。そのようにハートが言っているのであれば、ハートの声を優先させてそのほしいものを買った方が、人生はより望ましい方向に進むでしょう。

 また逆に、自我意識が「どうしてもほしい」と思っていても、ハートに聞いてみると「これは今の自分にとって必要なものではない。これがほしいと思うのは、人より自分をよく魅せたいというエゴからきている気持ちがあるせいだ」と言っていたりします。そんな時は、いざ買う時になると心がざわつくものです(これは、ハートが反対しているというサインです)。具体的にハートが何を言っているかわからなくても、ハートが喜んでいる時というのは胸の辺りが暖かくなり、体の細胞全体が喜んでいる感覚がありますし、逆にハートが悲しんでいる時や反対している時は胸がキューッと締め付けられるような感じがしたり、体がこわばったりザワザワしたりしますので、そうした感覚を指標にしても良いと思います。

 自我意識の声がどうしてもうるさい時は、瞑想が大きな助けとなってくれます。目をつぶって深呼吸を続けるだけでも効果があります。その際、口から息を吐くとき自分の中にある不必要なものが全て出ていくイメージで行います。自我の声は、耳を傾ければ傾けるほど増大していくものなので、頭がモヤモヤとした考えで満たされてしまっている時は、一度リラックスして、頭の声を静め、ハートが開いている状態にもっていくことが大切です。

 ハートの声に従って一つ一つ選択を重ねていくと、いつの間にか自分の人生が好転していき、魂の望み通りの人生へ軌道修正されていく喜びを味わえるようになるでしょう。

 

《ハートが開くためのサポートエッセンス》

♡アスペン(バッチ)

心の中に、漠然とした恐れや不安がある人に。その恐れが具体的に何からくるものなのかわからない場合に使います。(もし、特定の”何か”が怖いという場合は、『ミムラス(バッチ)』になります)恐れの感情に支配されていると、自分の心の声よりも恐れからくる自我の声に耳を傾けてしまいがちです。

 

♡ピンクイルカ(コルテPHI) \3,996

ハートの声が聞きづらくなっている方に。閉じているハートを開き、宇宙との繋がりを強化するお手伝いをしてくれます。

 

♡ハートスピリット(パシフィック) \3,672

心の傷を癒し、許せるように。閉ざされていた心が開き、ハートが暖かくなる感覚が蘇ります。人間関係が良くなった、人に好かれるようになった、恋愛が成就した等、人との心のつながりが良い方向に導かれるようになります。

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夢や目的がわからないという時には

 引き寄せの法則や夢の話をしていると、よく「自分が一体何をやりたいのかわからない」「何をすればいいのかわからない」と言われる方がいます。

 自分の今までの人生において、ずっと自分が本当にやりたいことをしてこなかったり、させてもらえなかったり、できる環境になかったり・・・そういった状況が長く続いてきた方ほど、そのように思うようです。私たちは生まれて育つ過程で、親や親族、世間体、社会通念、学校の先生、付き合ってきた友人知人、地域、といった「周りの」影響をたくさん受けてきています。特に自分の育った家庭の影響は大変強いです。

 もちろん、そのような環境があったからこそ今の自分があるので、感謝するべきことではあるのですが、時としてそういった影響が「縛り」となり、知らず知らずのうちに自分本来の生き方を阻害していることがあります。子どもの頃に植え付けられた価値観というものは、自分の意識に想像以上に深く刻み込まれています。

 自分が将来何をしたいのか、どのような人生を歩みたいのか、そうした夢や目標は、本来どの人も必ず抱いているものです。それを成し遂げるために生まれてきているからです。たとえ具体的な形でわからなかったとしても、少なくとも”どの方向に進めば良いのか”ということは自分が一番わかっています。

 ところが、幼い頃に自分の声ではなく周囲の声をより強く聞いてしまう習慣がついてしまうと、自分本来の道とは別の道を歩むことが良いことだと錯覚してしまったり、魂の望みを叶えることに無意識に抵抗してしまうことがあります。

 私達は、今までの人生における膨大な選択の場面で、一体どれだけ自由に、本当の望み通りの選択を行ってきたでしょうか。気が乗らない習い事をしたり、興味のない本を読みなさいと言われたり、好きではない学校に行かなければならなかったり、好みではない服を着るよう強要されたり、周りがそうしているからとか、親が勧めるからという理由で、さほど情熱を感じられない仕事を選んでしまったり。そうした経験をたくさん積み重ねてきてはいないでしょうか。

 本当は自分の心の声が「それは嫌だ」と告げているのに、その声を無視して他人に合わせる習慣が長く続くと、いつの間にか心の声を封印する癖がついてしまいます。心の声は「本当はこれがやりたい」と叫んでいても、その声がかき消されてしまうようになります。

 心の声は繰り返し繰り返しやってくるのですが、それを無視するために今度は「自分が本当にやりたいことは、してはいけないのだ」「自分の夢は、叶わないものだ」という自己認識を持つようになります。そのうち、心の声ではなく周りに合わせることが自分にとって自然なこととなり、それが幸せなのだとすら思うようになります(幸せだと思い込んでいるだけで、実際に”幸せ”なわけではありません)。本当は、心の底から喜びを感じながら生きることが魂の望みに適った生き方なのに、そうした生き方が自分は「できない」と諦めてしまうのです。

 そのような認識が根強くあると、心の声がどんどん聞きづらくなり、自分が本当にしたいことが何なのか、どのように生きたら良いのか、人生の道しるべがわからなくなってしまいます。「あなたの夢はなんですか」と質問された時に、答えられなくなります。心の声は自分の魂に沿った生き方を知っているので、本来人は人生の方向性を見失うことはないはずなのですが、心の声を聞く習慣がないので、自分がどちらに進んだら良いのかわからなくなってしまうのです。

 

 ただし、人生に遅いということは決してありません。たとえ今までの人生に自由が少なかったとしても、望み通りの生き方をしてこなかったとしても、たった今から、自分の人生を変えていくことができます。

 やりたいことが見つからないということは、自分の中に『やりたいことをしてはいけない』という認識がある可能性が高いです。無意識に自分の魂の望みが叶うことを拒絶しているので、チャンスがやって来ないか、やって来たとしても気づかないのです。

 まずは、自分にこう言い聞かせてください。「私は、何ものからも自由で、あらゆる可能性を秘めています。私は自分の生き方を、自分で決めることができます。私には、幸せな人生を歩む権利があり、そしてその力があります。これからの人生を、豊かで実りある、最高にハッピーで喜びに満ちたものに造り替えていきます。そのためにやってくるチャンスを、全て受け取ります。障害があったとしても、最高最善の形で解決します

 

 言霊の力を利用して、自分の意識を塗り替えていくと良いです。初めは親や周囲の人々の顔が思い浮かんで抵抗を感じるかもしれませんが、自分が本当に幸せになれば、必ず周りもハッピーになります。そのことを信じて、心の声を何より優先させてください。意識がポジティブに切り替われば、それに引き寄せられてハッピーな人生を歩むための人や物、情報、チャンスなどがあなたの元へやってくるはずです。

 

 

《自分の本当の声が聞けなくなっている人のためのサポートエッセンス》

♡「セントーリー」(バッチ)

 自分の望みより、他人の望みや要求を優先させてしまう人に。いつも周囲の顔色を窺い、自分の希望や意見を押し殺し、口に出すことをためらってしまいます。→必要な時に、必要な意見をきちんと言えるように。他人に合わせる生き方から、自分の望みに沿った人生を生きられるように軌道修正させてくれます。

 

♡セラトー(バッチ)

 自分の考えや意見に自信が持てず、あちこち人に相談したり、本や情報を読み漁ったりしてしまう人に。占いや宗教、特定のグルに依存してしまうこともあります。→自分の直観を信じ、他人や周囲の影響に必要以上に振り回されなくなります。

 

♡ニジャラ(ヒマラヤン) ¥3,240

 過去に植え付けられた価値観や思考パターン、自己認識を取り除く。自分にとって必要のない思い込みを一掃し、より魂の望みに適った意識が持てるようサポートしてくれます。それまでの生き方を見直すような出来事が起こる場合もあります。

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サポートをうまく使いこなす

 前回、引き寄せの法則は「思考」と「行動」がカギだというお話をしました。ポイントをもう一度まとめてみます。

 

〇できるだけポジティブに、自分の”夢”を思い描く

〇その”夢”が現実になるということを、心の底から信じる

〇”夢”がもう既に叶っているかのように振る舞う(その感情になってみる)

〇イメージングは、繰り返し繰り返し行う

〇夢の実現に向けて、とにかく行動を起こす

 

 実際に自分の夢を実現させている人の話を聞いていると、たとえ本人が意識していなくても、これが自然とできているようです。よく、オリンピックなどで大きな成績を修めたスポーツ選手が、「小さい頃から夢だった」というような話をされているのをお聞きになったことがあると思います。夢を描くということは、イメージングをしているということです。イメージを何度も何度も思い描き、強く信じ、実現に向かってひたすら行動を起こす(練習をする)ということをやり続けた結果、自分の目標としていたゴールにたどり着いたわけです。

 これは、一部の選ばれた人だけに通用する法則ではなく、宇宙全体に作用している法則なので、誰にでも当てはまります。どんな人でも、たった今から始めることができます。「恵まれているかそうでないか」ではなく「やるかやらないか」、ただそれだけの違いでしかありません。夢は誰にでも叶えることができるものなのです。

 

 夢に向かって前進を始めてみると、不思議なことが起こるようになってきます。まるで自分の夢を後押ししてくれるかのようなサポートがやってくるのです。それは、学びたいことを教えてくれる先生との出会いだったり、学校のチラシを見つけることだったり、同じ夢を共有する友人だったり、やりたいことができる資金だったり、今まで反対していた親の賛同だったり、インスピレーションだったり・・様々な形でやってきます。

 そのような「サポート」がやってきたら、迷わずその波に乗ってみるのが良いです。それは、自分の夢が最高最善の形で叶うための第一歩であることが多いからです。もしそこで迷いが生じたら、自分が感じる「ワクワク」を基準にしてください。これをやってみることで、自分は楽しいだろうか、楽しくないだろうか。もし、ウキウキと楽しい気分になるようでしたら、それは夢への近道切符です。反対に、なんとなく胸の辺りがザワザワするように感じるのであれば、エゴ(自我)に引っ張られているのかもしれません。

 

 その時その時にやってきたサポートを受け取り、行動に移すという習慣を続けていくうちに、人生をまるで”波”に乗るような感覚で楽しめるようになっていきます。

 

 マザーテレサは、インドで大きな人道支援施設を築き上げましたが、初めはたった一人で始めました。特に大きな後ろ盾があったわけでもなく、手元にあったのは5ルピー(当時で約150円)だけ。貧しく困っている人を助けたいという情熱を胸に秘め、一人インドのスラム街に出て行ったのです。何をしたら良いのかも初めはわからなかったのですが、貧しくて学校に行けない子ども達がたくさんいたので、まずはその子ども達に文字を教えるということから始めました。青空教室は次第に有名になり、子ども達の人数も増えてくると、建物を寄付してくれるという人が現れました。

 病気の貧しい人たちをお世話しているうちに、自分もマザーの活動を助けたいと言ってくる若い女性たちが現れるようになりました。あちこちから資金や物資が寄付されるようにもなりました。

 ある時マザーは道端で、もう少しでカラスに食べられそうになっていた、病気の赤ちゃんを見つけました。施設に連れて帰ろうとするマザーに、助手は言います。「でも施設で育てるわけにはいきません」マザーはにっこり笑うとこう言いました。「大丈夫。必要なものは、ちゃんと神様が用意してくださいます」

 その赤ちゃんを連れて施設に帰ってみると、なんと別のシスターが、「たった今、この近くの方が自分の家を譲ると言ってくださいました。活動に役立ててほしいとのことです」と報告してきます。こうして、恵まれない子供たちのお世話をするための『聖なる子供の家』ができたのです。

 マザー・テレサは、宇宙(神と呼んでいたかもしれません)を完全に信頼していたのだと思います。その時その時、必要なことは必ずやってくると心から信じていたので、宇宙もそれに応えたのです。また、マザー・テレサはアイディアの天才でもありました。病院を建てる資金が必要になった際、ローマ法王から寄贈された高級車を宝くじの景品にして、数倍のお金を集めるという閃きが下りてきました。また、街にたくさん捨ててあったココナツを見て、その実の繊維からマットやたわしを作るというアイディアが思い浮かび、売上げを活動資金に充てました。人や物という形だけでなく、インスピレーションも受け取っていたのです。

 

 インスピレーションは、宇宙と自分を信頼できるようになると、スムーズに受け取れるようになっていきます。これも、特別な人だけに与えられた才能ではなく、誰にでも元々備わっている能力です。お風呂や温泉に入っている時、うとうと眠りに入りそうな時、ボーっと外を眺めていた時、パッと何かが閃いたという経験はないでしょうか。リラックスしている時ほど、インスピレーションは受け取りやすくなります。いつも忙しくしていて心休まる暇がないと、せっかくの宇宙からのメッセージを取りこぼしてしまうかもしれません。一日のうちに、ボーっとしたり、ゆっくりリラックスできる時間を意識的に作るようにすると良いです。

 

 

《インスピレーションが受け取りやすくなるサポートエッセンス》

♡『Inspiration(インスピレーション)』~アンジェリック \3,240

 そのままズバリ、インスピレーションを受け取る回路を開いてくれるエッセンス。不必要な思い込みや観念、無意識のブロックも取り外してくれます。天使のエッセンスなので、これを飲んで天使との繋がりが強化されたという方もいます

 

♡『クジラ』~コルテPHI \3,996

 宇宙との繋がりを強化してくれるエッセンス。意識の拡大。スケールの大きな視野で物事を捉え、必要な情報をしっかりと受け取れるように。地上での創造をサポートしてくれます。

 

♡『ダイアモンド』~アラスカン \2,484

 第三の目を開く。直観力が冴え、クリアーな思考をもたらす。自分にとって必要な情報とそうでない情報との見分けがつきにくいという方にお勧め。

 

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引き寄せの法則(その2)

 先日、引き寄せの法則実践編のポイントをお話しましたが、実は引き寄せを成功させるために必要不可欠な要素が、もう1つあります。それは、「行動を起こすこと」です。当たり前のように聞こえるかもしれませんが、ただ頭の中で願望を思い浮かべるだけで何もしなければ、理想の現実はやってきません。「思考」と「行動」の二つが合わさることで、現象が形作られていくのです。

 ただし、何でもいいからやみくもに行動を起こすというわけではありません。自分の願望に見合った行動を起こすのです。

 小公女セーラの例でいくと、セーラは「自分が公女様になったつもり」でいつも行動していました。どんなにみじめな境遇になっても、気品を保って丁寧な言葉づかいをしました。突然貧しくなったセーラにかつての友人達が同情の目を向ける中、自分は以前と同じように、どんな人にも親切に接しました。大変ひもじい思いをしている時でも、更にひもじい状況にある人に、食べ物を分け与えました。そのような行動をしているうちに、身なりは貧しいのに高貴な印象を与える少女として周囲の目を引くようになり、最終的には、かつて自分の父親と共同事業者であった紳士の目にもとまるようになるのです。

 長嶋秀雄さんは現役時代、天才と言われる陰で相当な練習量をこなしていました。天才のイメージを崩さないために、陰でこっそりと特訓をしていたのだそうです。打てなかった日は家に直行して食事もそこそこに練習をし、夢中になって素振りをしているうちに、いつの間にか夜が明けていたこともあったそうです。イチロー選手も膨大な練習量で有名ですが、3歳の頃から野球の練習を始め、小学生の時には年間360日は激しい練習をしていたといいます。「一週間のうち、友達と遊べる時間は5-6時間くらいです。こんなに練習をしているので、必ずプロ野球選手になれると思います」と小学校の卒業文集に書いています。高校生の時にも、夜中に密かに練習をしていたために、『寮に幽霊が出る』という噂がたったほどでした。

 人並み以上の成果を出す人というのは、どのような分野においても、行動量が多いです。

 

 自分の夢の実現に向けて、「具体的にどのようなことをしたら良いのかわからない」と言われる方がいます。その場合は、自分の胸(ハート)に聞いて行動する習慣をつけると良いと思います。頭で考えずに、ハートが促す行動をとるのです。例えば今日、自由に好きなことができる時間が3時間あったとします。あなたはその3時間の中で、一番何がしたいですか?何をするのが一番ワクワクしますか?本を読む、映画を観る、買い物をする、クッキーを焼く、美術館にでかける、友達とランチに行く・・どんなことでも、その時にハートで一番したいと感じることが、あなたの魂が促す行動であることが多いです。反対に、義務感を感じながら頭で「やらなければ」と思っているだけの行動は、魂が喜ばないことなので、必死でやったとしてもうまくいかないことが多いです。義務感から無理やり何かをしている時は、ハートがざわざわとして、大抵楽しくありません。

 ワクワクする行動をとっていると、ワクワクの波動が外にも伝わり、同じようなワクワクする人や状況を引き寄せるようになります。本を開いてみたら、その時の自分が最も必要としている情報が書かれていたりします。美術館に出かけたら、以前から興味があった分野の講習会のポスターが目に入ってきたりします。お友達と話していたら、ふとした会話の中にずっと探していた疑問に対するヒントが隠されていたり、楽しくクッキーを焼いていたら、仕事のアイデアが浮かんできたりします(リラックスしている時ほど、閃きが多くなります)。

 そのような感じで、その時その時に最もワクワクする行動をとっていると、自分の魂の望みと調和した行動のコツがつかめてくるようになります。自分が今何をするべきなのか、夢を実現させるために一番近道となる行動は何なのか、自然と”わかる”ようになっていきます。そして、そうした心の声に従って一歩一歩進んでいくうちに、いつの間にかかつての自分が遥か遠い所にあると思い込んでいたゴールが目の前に見えてきたり、気づいたら昔の夢が実現していたことに気づくでしょう。

 

 天才と呼ばれる人は、特別恵まれていたというわけではなくて、自分の進むべき道をひたすらまっすぐに進んでいった方達なのだと思います。周囲から見たら、気の遠くなるような苦しい努力のように見えるかもしれませんが、本人達はただワクワクすることをしているだけなので、努力というより、楽しみといった方がしっくりくるかもしれません。そして、自分の真の夢をまっすぐに進んでいる時というのは、大抵夢中になって行動しているので、苦痛よりも喜びの方がはるかに大きいものです。

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『小公女』に学ぶ引き寄せの法則(実践編)

 本屋さんに行くと、「引き寄せの法則」に関して書かれた本がたくさん置かれているのを見るようになりました。「引き寄せの法則」は、今から何十年も前から提唱され続けてきたことですが、ここ最近、この法則を自分の体験として実感する人が増えてきているために、本もたくさん書かれるようになったのではないでしょうか。

 まず「引き寄せの法則」を簡単にまとめてみますと、以下のようになります。

 

〇この世に存在するもの(動植物・物質・思考・意識も含む)は全て、特定の周波数の波長を出している

〇同じ波長を出しているもの同士は引き寄せあう

〇現実となって起こっている出来事は、自分の心(波長)の表れである

 

 非常にシンプルですが、このような法則が宇宙にはあり、「引き寄せの法則」と呼ばれています。人間関係に当てはめてみればわかりやすいと思います。「類は友を呼ぶ」という言葉がありますが、私たちは、自分の出す波長と似た波長を出す人と一緒にいると”居心地が良い”と感じるため、自然と同じようなタイプの人同士が集まるようになります。反対に、波長がまるで異なる人と一緒にいると、お互い何となく居心地が悪く感じてしまうので、仲良くなることはありません。昔は気が合っていた友人でも、時間がたって久しぶりに会った時、なぜか以前のようにはウマが合わないなあ、と感じた経験はないでしょうか。人は刻々と変化している存在なので、波長もその都度変化し、引き寄せあう人も変化していくものなのです。

 

 引き寄せの法則は、人と人との間だけに適用されるものではなく、人と動物、人と物質、人と環境といったように、ありとあらゆることに通じる法則です。例えば、いつもポジティブで幸せな波長を出している人の所には、ポジティブで幸せな事象がやってきます。反対に、いつも不平たらたらで自分の不幸を嘆いているようなネガティブな人の元には、そうした波長に見合った望ましくない不幸な出来事ばかりがやってきます。

 恋をしていると良いことが起こる、というジンクスがありますが、これは恋をするとワクワク楽しい気分になるため、そのようなポジティブな波長に応じたラッキーなことがやってくるのです。

 このことから、もし自分の身に起こる出来事や今の環境を変えたかったら、自分の心を変えれば良いということになります。

 

 児童文学の傑作『小公女セーラ』は、小学生の頃から何度も何度も読み返してきた私の愛読書です。昔から多くの人々に読み継がれてきた物語には、真理のもつパワーがあると思います。

 主人公のセーラは、位の高い軍人の父親(母親は幼い頃に他界)と離れ、ロンドンのお嬢様学校の寄宿舎に入ることになります。裕福なセーラは学校でも特別扱いを受ける特待生でしたが、決して偉ぶることなく、立場の弱い人にも親切に振る舞う少女でした。ところが、ある時セーラの父親が出張先のインドで亡くなってしまいます。その時からセーラは全ての財産を没収され、学校の下働きとしてこき使われるようになります。

 ボロを着せられ、寒く汚い屋根裏部屋で寝泊まりをし、あらゆる雑用を命じられ、プライドを傷つけられても、セーラはある1つのことを貫き通します。それは、「どんな時でも自分が公女様であると思い、そして公女様であるように振る舞うこと」ということです。使用人達に意地悪をされても決して気高さを失わず、いつも丁寧な言葉を話し、礼儀正しく振る舞います。卑屈な学校長から態度が生意気だとぶたれても、「この人は、私が公女様だということを知らないのだわ。どんなに自分が不作法なことをしているかわからないのだ」と考えることで心の均衡を保ちます。

 ある時、お昼ご飯を与えられずお腹を減らしたまま買い物に出されたセーラは、道端に銀貨が落ちているのを見つけます。その銀貨でパンを買おうとパン屋に行ったところ、お店の前に、ボロボロの服を着た、自分よりもはるかに飢えていそうな少女が座っているのを目にし、セーラは動揺します。普段からろくな食事を出されず、ひもじい思いをしていたセーラでしたが、「もし私が公女様だったら、いくら位を追われて貧しかったとしても、自分よりも貧しくてお腹を空かせている人には食べ物をあげるものだ」と考え、買ったパンのほとんどをその少女にあげてしまうのでした。

 そんなことをしているうちに、ある奇跡が起こります。内容は省略しますが、最終的にセーラは、亡くなった父親と共同で事業を興した紳士に身元を引き取られ、以前よりも裕福になるというハッピーエンドで物語は終わります。

 

 セーラはまるで引き寄せの法則を知っていたかのように、ポイントを押さえた行動をしています。まず、引き寄せの法則において自分の望む事象を引き寄せたいと願う場合、「初めにその夢がもう既に叶ってしまったと思い込む」ということが大きなポイントになってきます。

 例えば、自分が幸せな結婚をしたいと望んでいるとします。たとえ今そのような気配すらない状況だとしても、最初に「自分はもう幸せな結婚をしていて、素敵な旦那さんがいる」と思い込むのです。そして具体的に想像してみます。どのような家に住み、どのような性格の旦那さんで、どのような暮らしをしているのか。なるべく詳細に、自分が理想とする状況をイメージします。今自分がその環境に身を置いていると思い込まなければいけないので、間違ってもお友達に「まったく良い出会いがなくてー」などと愚痴ったりしてはいけません。

 サッカーのなでしこジャパンが女子ワールドカップで優勝した時に、キャプテンの澤選手はインタビューで、「自分が優勝カップを手にしている姿をいつもイメージしていた」と語っていました。イメージできているということは、宇宙空間のどこかにその状況が造り出されているということです。あとはその状況を自分に引き寄せればいいだけなのです。

 そして、引き寄せパワーを強めるためには、「強く信じる」ということが重要になってきます。最初のうちは、今までの経験からつい「いや、そんなことあるはずがない」とか、「もし叶わなかったらどうしよう」といった否定的な念が湧いてくるかもしれません。でも、そんな思いにエネルギーを注いでいるうちは、決して望みが叶うことはありません。どんな逆境があったとしても、とにかく宇宙と自分を信頼すること。これがポイントの二つ目です。セーラは、どんなに過酷でみじめな境遇に陥っても、自分の心の中では常に公女様であり続けました。打たれても打たれても、決してその心は折れることがありませんでした。諦めたら、その時点で負けてしまうのです。

 三つ目のポイントとしては、「イメージを繰り返し繰り返し思い浮かべる」ということがあります。自分の身に起こっていることは、まず自分の意識の中で初めに思い浮かべています。「そんなこと思い浮かべたことはない」と思うかもしれませんが、自覚できている意識は、全体意識の中のほんの1割程度に過ぎません。あとの9割の意識は普段知覚していない深層部分にあり、現実化していることというのは、実はこの部分の表れなのです。

 ですから、もし自分が望む夢があったとしたら、表層意識だけでなく、潜在意識とも呼ばれる深い意識の層にもその願望を刷り込ませる必要があります。そのためには、とにかく繰り返し繰り返し願望をイメージして、意識に植え付けることが重要なのです。一日のうちで、もしボーっとしている時間があったら、その時間をこの意識の植え付けに使うと良いでしょう。回数が多ければ多い程効果が出やすいです。願望をイメージするととても楽しい気分になり、それに引き寄せられて楽しいことがやってきますから、一石二鳥です。

 夢が叶っている状況を思い込むということは、「もう自分はそれを手に入れていてハッピーだ」という波長を宇宙に向けて放つことになります。宇宙には同じ波長のもの同士が引き寄せ合うという法則が働いていますから、心から自分の願望を信じ、その波長が自分から発せられた時に、宇宙からその願望が”現実”という形となってやってくるのです。

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手作り化粧品にもフラワーエッセンス

 子供が蚊に刺されて帰ってくる季節になったので、手作りのかゆみ止めジェルを作りました。以下の材料をクリーム容器に入れ、割りばしでシャカシャカとかき混ぜただけで、あっという間に出来上がりました。

 

〇ホホバオイル(5ml)

〇アロエジェル(25ml)

〇ペパーミント精油・・・2滴

〇カユプテ精油・・・2滴

〇ラベンダー精油・・・3滴

〇ラベンダー、エキナセア、カレンデュラ、カモミールのチンキ剤・・・10滴ほど

 

 ホホバオイルは、オイルの中でもサラッとしていて滑りがよく、皮膚の炎症に効果的です。アロエジェルにも抗炎症作用があり、肌荒れや火傷、切り傷などにも有効です。これ単独でも使えるくらいの優れものです。ペパーミントはメントールを多く含み、つけるとひんやりする冷却効果があり、皮膚のかゆみやほてりを和らげてくれます。カユプテには優れた殺菌作用があり、かゆみや痛みを静める鎮痛効果もあります。かの有名なタイガーバームにも入っているそうです。ラベンダーは言わずと知れた鎮痛効果に優れている精油ですが、皮膚細胞を活性化させる作用や、傷をスピーディに治す働きがあります。

 そして、以前作っておいた「ラベンダー、エキナセア、カレンデュラ、カモミール」の”皮膚トラブル”用チンキ剤をプラスすることで、皮膚再生効果を高めました。

 更に更に、私はここにフラワーエッセンスをプラスしました。「心を静め、ネガティブエネルギーを排除し、バリアーを張る」作用のある、パワーオブフラワーのコンビネーションエッセンス(”Karmic Imprint Blend”)です。

 早速虫に刺された子どもに使ってみたところ、ひどく痒がっていたのがすぐに治まったようで、「かゆい」と言わなくなり、ボリボリかかなくなりました。赤く膨れていた患部も、夜寝る頃にはもうなくなっていました。

 

 私はこのように、手作り化粧品にフラワーエッセンスをプラスするのが好きで、毎回何かしらのエッセンスを入れています。エッセンスを入れるとエネルギーと癒し効果がグンと高まるのです。子どもに毎晩せがまれて、アロマオイルのマッサージをするのがすっかり習慣となってしまいましたが、そのオイルにも精油と一緒にフラワーエッセンスを入れています。オイルをつけた瞬間、子供の表情が一気に安らぎ、メンタルにも深い癒しが得られているのがわかります。寝つきも早くなり、良い夢も見られているようで、夜中によく「フフッ」と楽しそうな笑い寝言(?)が聞こえてきます。

 写真の一番奥にあるのは、主人用にいつも作っている化粧水です(主人はこの化粧水を使うようになってから、脂性肌が治ってニキビも減り、肌が引き締まってきました)。先ほどの”あらゆる皮膚トラブル”用のチンキ剤に、ローズマリー・ペパーミントの精油を入れ、ミネラルウォーターで4倍に薄めてあります。ベタイン(大根の根っこからできる天然の保湿剤)を入れてよく振ったら、やはりこちらもフラワーエッセンスを最後にプラスします。今回入れたのは、パワーオブフラワーの”Earth Alignment Blend"。癒し効果の大変高いブレンドです。このエッセンスは、ハーブティに入れてお客様に出すと、みるみる頬がバラ色になり、表情が和らいできます。私のお気に入りのエッセンスの一つです。

 

*"Karmic Imprint Blend"と"Earth Alignment Blend"は、サロンうぶすなで購入可能です☆どちらも税込3,672円です^^

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アクシデントはありがたい!?

 数日前、携帯(スマホ)が突然壊れました。画面が真っ暗で、うんともすんともいいません。携帯が突然使えなくなると、今までいかに携帯に頼った生活を送っていたかということに気づかされます。朝起きたらお天気のチェックにニュースチェック、バスの到着時刻を調べたり、晩御飯のレシピを調べたり、ふとした疑問を感じた時に検索してみたり・・家族や友人との連絡も、ほとんど携帯に頼っているので、それが全く使えないとなると恐怖すら感じます。

 壊れてしばらくの間は動揺していたのですが、ふと、「これは、普段あまりに携帯に依存しすぎていることへの警告メッセージなのではないか」という思いが湧きあがってきました。実は少し前に、私は自分が「最近携帯ばかりいじってるかも」ということをうっすら感じていたのです。スマホは大変便利であるがゆえに、使いすぎるとどんどん依存してしまう魔力があります。子どもが話しかけている時にも携帯をいじりながら聞いてしまったり、一日に何度も何度も画面を見る癖がついてしまったり・・そうした状況が、自分でも「これはあまり良いことではないな」と感じていたのです。

 そのように感じた時に、行動を改めていたら、もしかしたら今回の”故障”という現象はおきなかったかもしれません。

 

 私たちに何かを訴えるメッセージとしてこういった”現象”がやってくることは、普段気づかないことが多いのですが、実際にはよく起こっていることです。今から何年も前のことですが、私は自分の自我意識の声を聞いてしまい、自分本来の人生から逸れそうになったことがありました。心の奥では、『これは本当に自分が望んでいる道ではない』ということが解っていたのですが、その時には自我(エゴともいいます)の声を優先させてしまったのです。最初のメッセージは、”お皿を割る”という形で現れました。洗い物をしていた時に、手が滑って大切なお皿を割ってしまったのです。パリーンという音と共に、「あ、これは、このままでは良いことがないというお知らせかな」と直観で思いました。それでも私は、せっかくやってきたメッセージを無視して自我意識を優先してしまいました。すると次に何が起こったかと言うと、”車をぶつける”という現象を引き起こしてしまいました。さすがにその時点で、「これはこのままいったらもっと良くないことがおこるな・・」と察し、やっとエゴの声をかき消して本来自分が進むべき道を選ぶ決心をしたのでした。

 

 自分にとって望ましくない、ネガティブな現象というものは、ある時突然大きな出来事として起こる前に、実はもっと小さな「ちょっとした警告」程度のレベルから先に起こり、私たちが早い段階で軌道修正できるよう、繰り返しお知らせしてくれているものです。それはちょっとした体調不良であったり、物が壊れるという事象であったり、怪我をすることだったり、時には子どものアクシデントという形で現れることもあります。子どもは時として自分が身代わりとなり、親に大切な学びを伝えることがあるのです。

 そういった形で何かが起こった時に、「ハッ」としてメッセージに気づき、今自分が歩んでいる道が果たして本当に自分の為になることなのかどうか、心の声に従っていることなのか、考えを改めて行動を変えていけば、こうした警告の意味をもつネガティブな出来事というものは、もう起こらなくなります。反対に、そうしたメッセージを無視し続け、自我の声を優先させた言動を取り続けていると、こうした”警告”はどんどん大きな事象となって現れるようになっていきます(大きな怪我や大きな事故、大病など)。今回携帯が壊れた後に、私が考えと行動を改めずにそれまでと同じことをしていたら、もっと大きなアクシデントが身に降りかかっていたかもしれません。

 

 ネガティブな現象というものは、一見自分にとって好ましくない、できれば避けたい出来事であるように見えますが(もちろん、起こらないに越したことはありませんが)、実はその裏側にある本来の意味に気づいた時、人生をより輝かせる為の最善の道を教えてくれる、愛のあるメッセージであることがわかるのです。

 

 ちなみに携帯は無事新しいものと交換できましたが、今後は依存傾向に陥らないよう、適度な距離を置いて付き合っていこうと思っています。

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五感でアピール!

 今から遡ること2000年以上も前、古代エジプトの女王クレオパトラは、自国の窮地を救うため、時の権力者ユリウス・カエサル、そしてその失脚後はマルクス・アントニウスに取り入り、美貌と智略を用いて外交を操りました。クレオパトラは、当時としては大変高価であった香油をふんだんに使い、薔薇の花びらを浮かべたお風呂に浸かるのが習慣でした。薔薇やジャスミン、麝香(じゃこう)、といった催淫効果のある香りを特に好んだといいます。

 中国唐代の王、玄宗皇帝の寵姫楊貴妃も、常に様々な香料を纏い、香りの丸薬のようなものを飲んで体臭として香らせていたそうです。類まれな美貌に加えて、体の内外から漂う芳香によって、彼女が歩くと誰もが振り向き、うっとり見とれて心を奪われました。

 フランス革命で命を落とした波乱の王妃マリー・アントワネットは、薔薇やスミレといったフラワリーな香りを好み、そのあまりの香しさに、どこにいても彼女の所在が分かる程であったそうです。政情がきな臭くなってきた頃に起こった有名なヴァレンヌ逃亡事件で、王妃一家が隠れていた場所が特定されてしまったのは、皮肉にも王妃が欠かさずつけていた香水のせいであったという話さえあります。

 

 嗅覚というのは、まだ未解明の部分も多い不思議な感覚で、視覚・聴覚・味覚・触覚などを含めた五感の中でも最も原始的な感覚といわれます。視覚・聴覚・味覚・触覚から得た情報が脳に伝わる際には、まず「大脳新皮質(理性を司る)」に信号がいき、その後「大脳辺縁系(本能を司る)」に伝わるというステップを踏みます。その点、嗅覚から得た情報(香りは電気信号として伝わります)は、ダイレクトに大脳辺縁系に伝わるので、何かの香りを嗅いだ時に得られる感覚は、非常にスピーディです。大脳辺縁系は、情動・欲望・記憶を司っているので、昔嗅いだこのとある臭いを嗅ぐと、瞬時にその時の記憶や感情が蘇ったりします。認知症の老人も嗅覚だけは衰えないので、近年アロマテラピーを用いた介護の効果も提唱されています。

 また、嗅覚はそれ以外の感覚に比べ、感情に働く割合が最も多いと言われます。[感情:知覚]それぞれに働く割合は、視覚が[1:5]であるのに対し、嗅覚は[4:1]です。気持ちがふさいで落ち込んでいる時にアロマの精油を嗅ぐと、不思議と気分が晴れて前向きな気持ちになったりします。

 クレオパトラや楊貴妃など、国を揺るがす程の魅力を携えていた美女たちは、見た目の美しさに加えて、このような香りのもたらす効果を上手く利用していたと思われます。視覚だけでなく嗅覚も刺激するので、それだけより強烈な印象を与えることができたのです。クレオパトラは更に、非常に美しい声の持ち主だったそうで、その声は「楽器を奏でるようであった」と称されました。数か国語を操り、ウィットに富んだ話術もまた魅力の一つであったようです。楊貴妃も、美しい容姿に加えて物腰が柔らかく、立ち居振る舞いが大変艶めかしかったそうです。また芸術的なセンスもあり、楽器や歌、踊りなどで皇帝を魅了しました。

 このように、視覚的な美しさに加えて嗅覚・更に聴覚にまで訴えかけることの影響力の強さを知ってか知らずしてか(おそらく知っていたのでしょう)、傾国の美女達は自分を“魅せる”能力に長けていたといえます。

 

 時代は変わっても、人間の体の作りはほとんど変わっていません。私たちの日常においても、人に自分を強く印象づけたいと望む場合は、見た目に気を遣うだけでなく、香りを身にまとってみたり、美声になるような発声方法を心がけたり、話術を磨く、優しい素材の服を身に付ける、美味しい料理を振る舞うなど、五感をフルに使ってアプローチしてみると、より効果的です。

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チャクラとフラワーエッセンス

 人間は、空気を吸って酸素を取り入れることで肉体を維持していますが、同時に「気(エネルギー、プラーナ)」も取り入れて生命力を維持しています。人間の体にはこの「気」を取り入れる主要なエネルギーセンターが7つあるとされ、「チャクラ」と呼ばれます。チャクラとはサンスクリット語で”車輪”を意味するように、車輪が回るように常に回転してエネルギーの出し入れを行っています。

 一つ目のチャクラは、背骨の一番下に位置します。生命力・地球とのつながりを司っています。対応する色は赤です。還暦を迎えた人に赤いちゃんちゃんこを送る風習は、赤のパワーで加齢と共に弱りがちな生命エネルギーを強化する意味があったからかもしれません。生まれたての”赤ちゃん”は生命力そのもので、その名の通り赤のエネルギーに満ち溢れています。

 二つ目のチャクラは、おへその数センチ下の「丹田」と言われる場所に位置し、自信や忍耐力・人生の指針を定める力を司ります。対応する色はオレンジです。ロングブレスで有名になった丹田呼吸法を行うと、このチャクラが強化されて生命力が湧き、頭脳が明晰になり心も安定して、生きる喜びを感じられるようになってきます。周囲に惑わされず、困難があってもくじけません。

 三つ目のチャクラは、みぞおちに位置します。意思や人間関係・個性・創造力を司ります。対応する色は黄色です。金運の色は黄色とされますが、このチャクラは金運とも結びついており、ここが活性化されると、豊かな人生を生み出せるような出会いや導きを得られるようになります。人間関係で悩みがあると、みぞおちが痛くなることがあります。「腹が据わる」という言葉がありますが、文字通り腹のエネルギーが強いと、周囲の影響に惑わされず、意思の力で自分を信頼し道を切り拓いていくことができます。

 元気がなくなっている時というのは、第一~第三チャクラのエネルギーが弱まっている場合が多いです。赤やオレンジ、黄色を見ると元気が出てくるのも、生命力を司る下部チャクラを刺激してくれる色だからなのでしょう。なんとなくエネルギーが枯渇している気がするなという時は、積極的にこれらの色の服を身に付けるのが良いです。

 四つ目のチャクラは、胸の真ん中に位置します。愛・感情・共感する力を司ります。対応する色は緑・ピンクです。悲しいことがあると胸が痛みますし、嬉しいことがあると胸が暖かくなります。また、このチャクラが開いていると、他人への共感能力が強くなり、言葉を交わさずとも相手の感情をくみ取ることができるようになります。

 五つ目のチャクラは、喉に位置します。表現力・コミュニケーション力を司ります。対応する色は青です。声が小さくてコミュニケーション能力に優れている人はあまりいません。このチャクラが活性化すると、自然と声が大きくなり、自分自身を表現し、他者と積極的に交わろうとするパワーが湧いてきます。

 六つ目のチャクラは、眉間に位置し、洞察力・直観力・智恵を司ります。対応する色は藍色です。”第三の目”があるのもこの場所です。エネルギーを視覚で捉える能力がある人は、物理的な目ではなく、この第三の目で見ています。

 七つ目のチャクラは、頭頂に位置します。宇宙との繋がり・悟り・霊性を司ります。対応する色は紫です。昔から紫は高貴な色とされてきましたが、高い精神性を自然と敬う気持ちがあったのだと思います。古今東西、聖者を描いた絵画には頭上に光の輪が描かれていることが多いですが、これは、聖者と呼ばれた人は頭上のチャクラが完全に開いており、光を放つように見えたためです。

 

 それぞれのチャクラがバランスよく活性化された状態が望ましいのですが、日常様々なことが起こったり、複雑な人間関係の中で過ごしていると、時にはチャクラのエネルギーが弱まってしまうことがあります。そんな時、停滞してしまったチャクラエネルギーを活性化してくれるフラワーエッセンスがあります。今でも聖人達が住むといわれるヒマラヤのお花で作られた、『ヒマラヤン・フラワー・エンハンサーズ』の「チャクラキット」です。8つのチャクラ(8つ目のチャクラもあるという考えに基づいています)それぞれのエネルギーバランスをとってくれるフラワーエッセンスが合計8本入っています。

 例えば、今自分が不安定で自信がなくなっていると感じた時には、第二チャクラに対応するボトルのエッセンスを飲みます。直観力を高めたい、眼力をつけたいと思うのであれば第五チャクラのボトルのエッセンスを飲み、感情に支配されていると感じた時には第四チャクラのボトルのエッセンスを飲む・・といった使い方をします。

 

 チャクラの滞りがあると、エネルギーバランスが崩れ、体調にも響いてきます。「気」と「体」は密接につながっていますから、心の安定を保って気の流れを良くしておけば、身体も元気で、エネルギッシュで病気知らずの人生を送ることができるでしょう。

 

*「ヒマラヤン・フラワー・エンハンサーズ」の「チャクラキット」は、サロンうぶすなでも取り扱っております。8本セットで20,736円(税込)です。また、キットを購入しなくても、セッションで必要なボトルを選んで、トリートメントボトルにお入れすることもできます。キットをご注文の方には、遮光スプレーボトルを1本サービスしております☆お気軽にお問合せください^^

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天使からのメッセージ~オラクルカード

 タロットを扱うには、一枚一枚のカードの意味をある程度学ぶ必要があるので、一般的にとっつきにくいと思われがちです。その点、オラクルカードは何の知識がなくても、誰でも簡単に扱えるので、とても便利です。

 オラクルカードの「オラクル」とは、「神託」の意味です。数十枚のカードがワンセットになっています。タロットの場合、絵柄や数字、位置、カードとカードの関係からメッセージを読み解いていくのに対し、オラクルカードには一枚一枚解説(神託)が書かれていますので、引いたカードの解説を読むだけで、誰でもメッセージを受け取ることができます。ここでいうメッセージとは、自分の”自我”や”顕在意識”ではなく、もっと高次の意識体(天使、潜在意識、ハイアーセルフ、神、など様々な呼び方があります)から送られてくるものです。どんな人でも意識の層は高次の領域とつながっているので、こうしたカードを引くことで、普段なかなか認識しづらい、高い領域の意識体とアクセスすることができるのです。

 使い方は至って簡単です。カードをワンセット手に取り、心を落ち着かせて深呼吸をし、トランプをきるようにシャッフルします。シャッフルしている間に、ピョンとカードが飛び出すことがありますが、これは特別伝えたいメッセージであることが多いので、それが”今日のカード”であると思って良いです。シャッフルが終わったら、息を吐きながら(人は息を吐く時に宇宙意識と繋がるといわれています)カードを一枚引きます。そして、そこに書かれているメッセージを読みます。英語で書かれたカードの場合、日本語の解説書を参考にしてください。

 そこに書かれているメッセージは、今のあなたに最も伝えたいと高次の意識体が送ってきているものです。自分の今の認識と違っていて多少驚くこともあるかもしれませんが、おそらく深い部分では納得のいく言葉ではないでしょうか。オラクルカードからのメッセージは、心の奥底に染み入っていくようなものが多いです。

 

 オラクルカードを毎日引いていると、何度も何度も同じカードを引くことがあります。それは、特に自分に強く訴えたいメッセージと捉えて良いでしょう。あなたはこのようにした方が、あなたの真の望みが叶いやすくなりますよ、という高い領域からのアドバイスなのです。普段、自分の魂の声よりも自我の声を優先させる習慣がついている場合、自分が心から望む道からはずれてしまっていても、気づかずに自我の欲求を満たすための道を突き進んでしまうことがあります。魂の望む道から外れていけばいくほど、物事は空回りし、心の充足感も得られず、体調を崩すという結果に陥ってしまいます。そんな時、オラクルカードは自分が本当に望む人生を送ることができるよう、愛に溢れたアドバイスを送って優しく軌道修正してくれるのです。

 

 フラワーエッセンスと出会って間もない頃、私はもともと好きだったこうした神秘的な世界に惹かれるあまり、現実生活とのバランスが取れなくなってしまったことがありました。どこか心ここにあらずという状態で、フワフワ宙に浮いているような感じです。そのように過ごしていた時、3回連続で同じカードを引きました。それは、”Ground Yourself(地に足をつけなさい)”というカードでした。『最近のあなたは、頭がぼうっとしたり、考えがまとまらないということはありませんか。心と体が離れ離れになっていますよ、肉体を持って生きている以上、精神世界と物質世界とのバランスを取って物質界での役目を果たしていかなければなりません。地に足がついた状態であれば、集中力がもたらされ、高次の意識とのコミュニケーションがより良い形でとれるようになりますよ』といったメッセージが書かれてありました。

 それからは、精神世界にどっぷりと浸かって現実を疎かにすることのないよう、目の前の現実をしっかり受け止めていくようになりました。精神世界で得た知識を現実の生活に生かしていこうという気持ちになっていった辺りで、このカードを引くことはなくなりました。

 

☆サロンうぶすなでは、オラクルカードも取り扱っています(タロット&エンジェルカードセッションでも使います)。見ているだけで癒されるような美しい絵が描かれた、天使からの暖かいメッセージが書かれています。44枚セットで、3,240円(税込)です。一日一枚オラクルカードを引く習慣をつけると、自分の人生がより良い方向に進んでいくスピードがグンと上がることでしょう^^

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魅惑のチンキ剤

 現在、3種類のチンキ剤(ハーブティンクチャー)を仕込中です。チンキ剤とは、ハーブを30度以上のアルコールに入れ、1~3か月程漬け込んだ後に、ハーブを濾してできる薬効の高いエキスのことです。現在仕込中の3種類は以下の通りです↓

 

①「マウスウォッシュ・うがい用チンキ剤

アニス、キャラウェイ、フェンネル、ペパーミント

口臭予防効果が高く、消毒・鎮痛効果のあるハーブを漬け込みました。アニスやフェンネルは、昔から歯磨き粉の原料としても使われてきました。水で薄めてマウスウォッシュとして使えば、口臭や歯茎の炎症、口内炎などを抑えてくれます。うがい薬として使えば、喉の痛みや炎症を抑えます。小さなスプレー容器に入れれば、外出先でも持ち歩くことができます。

 

②「頭脳明晰チンキ剤

レモンバーム、ペパーミント、ローズマリー、ゴツコラ

優れた脳強壮効果があり、精神を明晰にして集中力と記憶力を高めてくれるハーブたちです。ゴツコラは、老化防止やアルツハイマー病を予防するハーブとして有名です。ADHDなどの学習障害を持つ子供、自閉症やアスペルガー症候群にも優れた効果をもたらすともいわれています。また、不安感や緊張を抑える効果もあるので、試験勉強などにもピッタリです。

 

③「ホルモンバランスチンキ剤

ネトル、ラズベリーリーフ、チェストベリー、ジャーマンカモミール

鉄分やカルシウムを補う、ホルモンバランスを整える、リラックス効果をもたらす、といった効能を持つハーブたちです。女性は月経を迎える約一週間ほど前から、体内の鉄分やカルシウムが減少していきます。鉄分が不足すると、白血球の減少を招いて免疫力が下がってしまったり、黄体ホルモンの減少から生理不順や不妊などの症状を招いたり、酸素を運ぶ血中のヘモグロビンの減少から体内の酸素不足を招き、疲れやすくなったりします。ネトルは鉄やビタミン、ミネラルを豊富に含む、大変栄養価の高いハーブです。チェストツリーは黄体ホルモンを増加させるハーブとして最も有名で、月経サイクルによるホルモンの乱れを調整し、強い月経痛やPMS(月経前症候群)などの症状を緩和してくれます。また、ホルモンバランスを崩した際のイライラや不安感等は、鎮静効果の高いジャーマンカモミールが癒してくれます。

 

 これらのチンキ剤は、大抵水で薄めて使いますが、そのまま遮光瓶に移して、必要な時に飲み物に小さじ一杯程入れて飲んだりもします。子どもに飲ませる際には、熱い飲み物に入れてアルコール分を揮発させます。

 チンキ剤作りにすっかりハマり、あれこれ作っている私ですが、チンキ剤には様々な利点があります。

 

☆アルコールは、ハーブの親油性の成分と親水性の両方を抽出するという特徴がある

・・ハーブティには親水性の成分、精油には親油性の成分が入っていますが、アルコールで浸けたチンキ剤には、この両方の成分が入ることになります。

 

☆アルコールを用いることで、成分の吸収力が高まる

・・アルコール度数が高い程、皮膚への浸透力が強まると言われています。市販の化粧水にもよく「エタノール」と表示があるのは、このためでもあります。

 

☆保存が効く

・・昔から保存料として用いられてきたことからもわかるように、アルコールは殺菌効果が高いため、チンキ剤も数年は常温での保存が可能です。

 

 

 古代ギリシャの医学者ヒポクラテスも、ワインに薬草を浸した薬酒を用いて患者に治療を行っていた、という記述が残っています。また、現在もあるハーブリキュールは、元々ハーブの成分を抽出させて薬として用いるために作られたのが始まりでした。

 生のハーブがなくても、乾燥ハーブはインターネット等で簡単に手に入りますから、あとは瓶(エタノール消毒もしくは煮沸消毒をする)とアルコール(ウォッカが最適)さえ用意すれば、誰でも家庭で作ることができます。瓶にハーブを入れ、ひたひたになる程度のウォッカを注ぎ、一か月程度冷暗所で寝かせ、キッチンペーパー等で濾せば出来上がりです。寝かせている間は、できれば毎日瓶を振るとハーブの成分がより抽出されやすくなります。

 月の光に当てたり、瓶を抱きしめたり、歌を歌ってあげましょうというハーバリストもいます。植物も意識を持っていますので、ハーブを扱う際には、感謝の気持ちと愛情を持って接してあげた方が、ハーブもそれに応えてより波動の高いチンキ剤が出来上がります。

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ワクワクの波動

 サッカーのワールドカップが始まりました。連日熱い試合が繰り広げられていますが、ハラハラしてしまうので日本戦は落ち着いて見ていることができませんでした。

 私は普段あまりスポーツの試合を見ないのですが、大きな試合の時などたまに見ることがあります。チームスポーツだと特に、一人一人の選手の特徴や雰囲気が異なるので、試合とは別の観点でそれを眺めていると興味深いです。

 テレビで放映される試合に出るような選手は皆一流レベルだと思うのですが、その中でも特に秀でたパフォーマンスを見せる人というのは、共通点があると感じています。それは、大きなプレッシャーがかかる試合の最中であっても、どこか”ゆとり”が感じられるということです。ワールドカップの初戦の試合直前、どの選手も緊張感から張りつめた表情を見せる中、本田圭佑選手はなんと笑っていました。この試合を心から楽しんでやろう、ワクワクして仕方がない、といった笑みでした。

 孔子の言葉に、「子曰く、これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず」というものがあります。一流の中でも更に一段上のステージにいるような人は、この「楽しむ」ことができているのではないかと思います。楽しんでいるからこそ、ゆとりが生まれ、実力を最大限に出し切ることができるのでしょう。

 ヴェネツィア映画祭、カンヌ映画祭、ベルリン映画祭という世界三大映画祭でそれぞれ女優賞を取ったことがある、実力派女優のジュリアン・ムーアさんはインタビューで、「難しい役柄を演じる時は、どのように取り組んでいるのですか」という質問に、「難しいと思う時ほど、私はリラックスするようにしています。リラックスすることで、最高のパフォーマンスをすることができるのです」と答えていました。きっとこの方も、演じるということを楽しんでいらっしゃるのだと思います。

 私の好きな宝塚の舞台を見ていても、トップの座に上り詰めるような方は、大舞台でもいつも楽しそうに歌って踊っています。緊張感からこわばった表情を見せている人を見ていると、こちらまで自然と力んでしまいますが、楽しんで演じている人は、見ている人まで幸せな気持ちにさせてくれます。

 

 日常でも、何か自分の好きなことを100%楽しんでやっている人は、皆キラキラ輝いて見えます。ワクワクの波動が周囲にも広がり、近くにいる人もなぜか楽しくなり、応援してあげたいという気持ちにもなります。心からワクワク楽しんでいる時というのは、リラックスできていて、宇宙のポジティブな波長と一致している時です。必要な情報や物、人、チャンス等が自然とやってくるようになります。インスピレーションも受け取りやすくなります。体の調子も整い、フットワークが軽くなります。必要な時に必要な行動が起こせるようになるので、夢が叶いやすくなります。

 自分が今何をするべきなのか、何をしたらいいのか、または何をやめるべきなのか。迷った時には、「それをやった(やめた)として、その状況を自分は楽しめるかどうか」ということを指標にするのも一つの方法かと思います。楽しいと感じているということは、自分の魂からの望みに一致しているということだからです。魂の望みに一致していれば、望まない結果に陥ることはまずありません。また逆に、楽しみを感じられないということは、本当はやめるべきなのに無理して続けていますよ、このままいってもうまくいきませんよ、ということを、魂がメッセージとして伝えてきているということなのです。

 

*緊張感をほぐすエッセンスは、なんといっても「レスキュー」をおいて他にありません。バッチ博士がかつて、気を失った船乗りに処方したのが始まりといわれています。5種類の花のエッセンスが入っています。数社のブランドから出ていますが、サロンうぶすなでは「ヒーリングハーブ社」のレスキューを扱っています(税込2,700円です)。家庭に一本常備してあるととても安心です^^

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恐れの感情を抱かないために

 バッチフラワーの中には、「恐れ」を癒すレメディが2種類あります。1つは”アスペン”。これは、『漠然とした、理由のわからない恐れ』に対応します。例えば、「暗いところにいくと、何か恐ろしいものがいるような気がする」「はっきりとした理由もないのに、将来のことを考えると怖い」「何かを始める時、いつも不安が先にきてしまう」といった状況が当てはまります。もう1つは”ミムラス”。『理由や対象がはっきりしている恐れ』に対応します。「雷が怖い」「先生に叱られるのが怖い」「高いところが怖い」といった状態に用いられます。

 恐怖心と言うのは、人をコントロールするのに最も効率的な感情だと言われます。DVの被害者というのは、たとえ自分が逃げようと思えば逃げられる状況にいたとしても、なぜかDV加害者の元を離れず、言いなりになってしまう場合が多いのだそうです。恐怖心は人の理性を奪い、冷静な視点で物事の対処法を考える能力を低下させるため、判断力が鈍ってしまうのです。

 歴史を振り返ってみても、権力を握ることを願った為政者が、恐怖心をあおって民衆をコントロールした例は枚挙にいとまがありません。暴君や独裁者と言われたリーダー達は皆、人々に「恐れ」の感情を植え付ける為に様々な趣向を凝らしていました。見せしめのための処刑や拷問もその1つです。

 

 恐れの感情に支配されることなく、心が落ち着いた状態で過ごすことができていれば、理性と直観が優位に立つので、苦労することなく真理を見抜くことができるようになります。自分が今置かれている状況、自分にとって最も必要なことは何か、どのように行動することがベストなのか。こうしたことが、クリアーに「わかる」ようになってきます。フラワーエッセンスも、そのような冷静な視点をもたらすお手伝いをしてくれます。

 

 また、日常的に自分が恐怖心を抱かないように努力することも大切です。恐怖心や不安を煽るようなテレビや新聞記事・メディアからなるべく遠ざかるということも非常に大事です。目にしなければ、それらが放つ低い波動の影響も受けません。世の中に流れている情報は、事件や事故、暴動、戦争、といったネガティブなニュースで多くが占められています。実際には、この世で起こっている出来事のほとんどが平和で、穏やかで、愛に溢れているにも関わらず、敢えてネガティブな一面だけをみせているのです。

 しばらくこうした情報を絶つ生活をしてみると、これまで恐れの感情がいかに自分の足を引っ張っていたかということに気づくと思います。おどろおどろしい情報など知らなくても、一切問題ないどころか、恐怖心の悪い影響を受けなくなるので、常に冷静で心穏やかに過ごすことができるようになります。自分がやるべきことが明確にわかるようになり、落ち着いて淡々とこなしていくことができます。

 どこか遠い所で起こっている事件や事故、戦争のニュースを毎日怒涛のように浴びる意味は、どこにあるのでしょうか。そうした世の中の暗い部分にばかり焦点を当てて皆で落ち込んでいるより、自分は平和で愛に満たされた世界で生きるのだと強い意思を持つ人が増えた方が、よっぽど世の中のためです。恐れに支配された人々が減り、ポジティブな意識を持つ人が増えていけばいくほど、世界はそれを反映してポジティブなものに形作られていくでしょう。

 普段目にしたり耳にする情報に少しだけ意識的になって、自分が心地良いと感じ、明るい気持ちになれるものだけを選び、心の平安を手に入れてください。

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「豊かさ」とは

 大学を卒業してから、私はOLとして数年間働いていた時期があります。会社は六本木ヒルズの目の前という立地にあり、会社周辺を歩いているとよくテレビに出ている人を見かけたりしたものです。

 高級賃貸を専門とする会社だったので、顧客には芸能人やスポーツ選手、外国のエキスパッツ(駐在員のVIP)がたくさんいました。新人として営業部門で研修をしていた際、私は営業の先輩にあちこちついて周り、普段なかなかお目にかかることのできない世界の人々と会う機会を得、大変刺激的だったのを覚えています。

 高級賃貸に住んでいる人が立派だとか、お金持ちが素晴らしいということではないのですが、一か月の家賃が100万円以上の物件に住むような方々は、オーラが大きく、意思も強そうだという印象を受けました。

 お金は物質として存在しているものですが、物理的な形を取っていても実際はエネルギーです。「自分は豊かである」という波長を出している人のところにやってきます。100%、「自分は豊かである」と信じることができれば、必要な豊かさが必要な時にその人の元にやってくるものなのです。

 ところが、人はお金に対して様々な思い込みや先入観を抱いていたりするので、なかなか自分が望む形でお金がやってこないことが多いです。例えば、「お金は苦労して手に入れるものだ」「お金持ちになれるのは、一部の恵まれた特別な人だけだ」「お金持ちになったら不幸になる」「お金は汚い」・・・このような思い込みはないでしょうか。実際には、苦労せずにお金を手にしている人や、お金持ちでありながら幸せに暮らしている人が存在していますから、これらの定義が正しくないことは明白です。それから、質素倹約・清貧を美徳とする日本人特有の価値観が先祖代々受け継がれ、その影響を無意識レベルで強く受けている場合もあります。お金に対してネガティブな認識を持っていると、そうした”思い”の波長が宇宙に向けて放出されますので、本当はお金が必要なのにやってこないという、矛盾した状況がつくり出されてしまいます。

 もし、自分が望むだけのお金がほしい、豊かな生活を送りたいと本心から願うのであれば、まずはお金に対するネガティブな思い込みが自分にないかどうか、内省してみると良いでしょう。

 

*パシフィックのズバリ「豊かさ」をテーマにしたフラワーエッセンス『アバンダンス』。サロンうぶすなで3,360円(税込)で販売しております^^(郵送も承ります♪)

 このエッセンスは、豊かさに対する負のプログラミングをなくしてくれます。宇宙は無限の豊かさで溢れていること、そして自分はいつでもその豊かさを手にすることができることに気づくサポートをしてくれます。自分が豊かであると心から信頼することができた時、宇宙の豊かさはあなたのところにやってきます☆

偉大なるラベンダー

アロマテラピーにおける代表的な精油といったら、なんといってもラベンダー。その優れた効能から、「ハーブの女王」と言われています。

 

 日本に入ってきたのは昭和に入ってからだそうですが、海外では遥か古代エジプト時代から、殺菌・防虫効果などの薬効性の高さから尊ばれてきました。ラベンダーの香油はミイラ作りの儀式に用いられ、ツタンカーメンのお墓にはラベンダーの香料が一緒に埋葬されていました。お墓が発掘されて初めて蓋が開けられた時、なんと3000年以上も前のラベンダーの香りがちゃんと残っていたのだそうです。

 ラベンダーはその後、ローマ人によってヨーロッパにもたらされます。中世にヨーロッパでペストが大流行した際、ラベンダー畑で働いていた農夫や、皮製品に香りをつけるためにラベンダーの精油を用いていた革職人が感染しなかったことから、ラベンダーはローズマリーやアンゼリカなどと一緒にペスト患者の家で焚かれました。また、ペスト患者の墓を荒らす泥棒たちが、事前に体にラベンダーウォーターを塗っていたためペストに感染することがなかった、という話も残っています。ラベンダーの強力な消毒・抗菌作用が知られるようになり、その後も疫病が流行ると空気の洗浄のために、ラベンダーが焚かれるようになりました。

 ラベンダーには精神を穏やかにし、不安を癒して不眠を解消する効果もあります。片頭痛持ちだったエリザベス一世はラベンダーをこよなく愛し、毎日10杯のラベンダーティーを飲み、食卓にはラベンダーの砂糖漬けを欠かさず置かせ、夜の衣装や下着をラベンダー水で洗うことを言いつけていたそうです。大国を統治する重圧を、ラベンダーの癒し効果を借りながら乗り切っていたのでしょう。

 近代に入り、ラベンダーが皮膚再生能力に優れ、傷痕を残さず怪我や火傷を治すことも解ってきました。第一次世界大戦中、薬品不足から政府が民間人の庭で栽培されているラベンダーを集め、兵士の怪我の治療に用いた所もありました。ナイチンゲールも、傷病兵士の鎮静・鎮痛用にラベンダーを用いたという記録があります。傷ついた兵士達の眉毛にラベンダーの精油を塗って回っていたこともあったそうです。ラベンダーの持つ薬理作用が皮膚からの吸収と鼻からの吸引というダブル効果で得られる、素晴らしい療法です。

 

 我が家でも、子供の(大人でも)ちょっとした怪我や火傷の際には大活躍してくれています。ラベンダーは少量であれば精油を希釈せずにそのまま使っても良いので、絆創膏のコットン部分にラベンダー精油とティーツリー精油を染み込ませ、しばらく傷口に貼って置きます。傷が早くふさがり、鎮痛効果もあるので、子供も騒がなくなります。

 また、ホホバオイルにラベンダー精油を入れたマッサージオイルは、子供が情緒不安定になっている時に大変便利です。このオイルで足や手をゆっくりマッサージしてあげると、スキンシップ効果もあって表情がだんだん柔らかくなり、夜であればたいていそのまま穏やかな寝息をたて始めます。母親と子どもの肌が触れ合うと、オキシトシンという幸せホルモンが分泌されるのだそうです。最近では、不安な気持ちになっている時や、たくさん運動して疲れた時など、自分からオイルの入った瓶を持ってくるようになりました。

 

 悠久の時の流れの中で、世界中の人々の肉体と精神を癒してきたラベンダー。時を超え、昔の人々が嗅いだものと同じ香りを現代の私たちも嗅ぐことができ、その癒しの恩恵に預かることができています。物言わず無償の愛で人類の癒しに多大な貢献をしてきた万能ハーブラベンダーに、感謝と畏敬の念を覚えます。

映画が教えてくれること

 ディズニー映画『アナと雪の女王』が大ヒットしているようです。外を歩くと、あちこちで主題歌の「ありの~♪ままで~♪」を口ずさんでいる子どもを見かけます。映画が流行るというのは、それに共鳴している人が多いということですが、この映画の内容はまさに今とこれからの時代の気質を反映していると感じました。

 この映画は、子供向けアニメにしては珍しく主人公が2人構成になっています。物語では、アレンデール王国という国の2人の王女のうちアナが妹で、エルサが姉で王位継承権を持つという設定になっており、2人の性格も対照的に描かれています。アナは妹らしく自由奔放でお気楽な性格、一方エルサは真面目で両親の言うことに従順に従う絵に描いたような長女気質。エルサは、生まれながらに触れたものを氷に変えてしまうという魔法の能力を持っているのですが、この力が外に知れるのを恐れた両親によって、幼い頃に手袋をはめられ封印させられてしまいます。

 エルサは、魔法を使うことを咎められたことによって、いつしかこのような特別な力を持った自分を苛むようになり、ついには部屋に引きこもって出てこなくなってしまいます。心も閉ざし、妹のアナの呼びかけにも一切応じません。そんなある時、公務で出かけた両親の乗る船が難破し、国王夫妻であった父と母は帰らぬ人となってしまいます。成人を迎えたエルサが国を継ぐことになり、女王として戴冠式に出ることになりました。聖職者から差し出された王玉を受け取る場面で、促されて仕方なく手袋を外した所、隠そうと思っていた魔法が出てしまい、物を凍らせてしまう力を国中の人に知られるところとなってしまいます。パニックに陥ったエルサは城を飛び出し、氷の山の上に逃げ、ここで誰にも邪魔されずたった一人で氷の城を作り、孤独に暮らしていく決心をします。あの有名な主題歌「ありのままで」を歌うシーンは、この場面です。

 両親から自分の本当の力を出すことを禁じられ、おとなしく言うことをきくように厳しくしつけられて育ったエルサが、今まで閉じこもってきた殻を自らの意思で打ち破り、これからはあるがままの姿で生きていくことを心に決め、自分で自分に宣言するのです。「私は自由よ!」と。

 物語はまだ先へ続くのですが、この映画と主題歌が多くの人々に共感されているのは、このエルサのように、これまで自分を縛ってきた目に見えない鎖を外したい、過去に受けた呪縛から自由になりたい、という内なる希望を持つ人が多いからなのではないでしょうか。

 私たちは知らず知らずのうちに、様々な価値観を植え付けらながら成長してきました。生まれた時には、誰もがまっさらで、何の偏見も持たない無垢な存在でした。それが、身近な存在である親や兄弟、親族、先生、といった人々と接するうちに、いつの間にかそうした人々の持つ価値観を自分自身のものであるかのように感じてしまうのです。

 娘の話によると、学校で放送委員会がアンケートをとったら、アナではなく圧倒的にエルサが好きと答えた人が多かったのだそうです。性格的には決して明るいタイプではないエルサなのですが、幼い頃から両親の教えと自分の心の声との葛藤に苦しみ、大きくなってから自分の意思でその呪縛を解き放ち、自分らしく自由に生きようと決心する姿に、子ども達も共感しているのかもしれません。

 

 後にエルサは、一度凍らせてしまったものを元に戻す方法を見つけ(気づく)、やがて山を下り、城に戻って女王として平和に国を治めることになるのですが、その魔法を解く方法がまた示唆的で素敵でした。なるほど、この力をもってすれば何でもできる、そんなパワフルな力が自分には備わっているということに、エルサは紆余曲折を経た後にようやく気付いたのでした。

頭脳明晰のゴールデンコンビ

 今、とある検定試験に向けて勉強をしているのですが、何かを集中的に学びたい時にいつも飲むエッセンスがあります。それは、アラスカンの”Easy Learning(イージーラーニング)"です。説明書きには、以下のように書いてあります。↓

 

・テストや試験の勉強と準備に。

・新しい物事と新しい学習法への興味の活性化に。

・明晰さと注意力を増し、精神的混乱をなくします。

・入ってくる情報が多すぎて圧倒されている人に。

・簡単に注意をそがれたり、集中するのが難しい人に。

・授業で読んだり聞いたりすることから得る情報の記憶向上に。

・直観的考えの過程を実践的行動に統合する能力を高めます。

 

ブルートパーズ、バンチベリー、ラピスラズリ、スタールビー、スティンギングネトル、ホワイトスプルース、の6種類のシングルエッセンスが一本にまとめられた、コンビネーションエッセンスです。

 

 これを飲んでから本を読んだり勉強をすると、自分でも驚くほど集中して取り組むことができ、覚えたいことがスッスッと頭の中に入っていく感覚があります。頭脳明晰効果が高まっていく感じです。また、喫茶店のような騒がしい環境にいても、周囲の雑音が気にならなくなり、自分の目の前の文字しか視界に入ってこなくなります。

 読書や試験勉強だけでなく、スクーリングをしたり講習を受ける時にも一役買ってくれています。私は講習などを受ける時には必ずこのエッセンスを飲んでいくのですが、たとえ1日6時間の講義であっても集中力を欠くことなく、講師の方の話を全身全霊で聴くことができています。

 

 また最近は、このエッセンスと並行して、講習を受ける時や気合を入れて学びたい時には「マテ」のハーブティーを飲むようにしています。マテ茶は、ブラジル、アルゼンチン、パラグアイ等の南米地域で栽培されているお茶で、カルシウム、マグネシウム、鉄分、亜鉛、ポリフェノール、ビタミン類や食物繊維が多量に含まれており、「飲む野菜」や「飲むサラダ」などと呼ばれています。マテ茶が栽培されている地域は、火山溶岩流の赤土で栄養分が豊富な土壌であるため、マテ茶にもその栄養素がたっぷり含まれているわけです。マテは、土中の栄養分を余すところなく吸収するため、一度収穫したら数年間土地を休ませなければならないそうです。遥かインカ帝国の時代から飲まれていました。

 南米の方々はお肉を大量に食べますが、脂肪燃焼効果や利尿作用もあるこのお茶のおかげか、肥満率は意外と低いのだそうです。ブラジル、アルゼンチン、パラグアイ・・どれもサッカーが強い国々であることも、何か関連性でもあるのかと思ってしまいます。

 

 マテ茶は味も飲みやすく、他のハーブティとブレンドして煎れても美味しいです。睡眠不足で朝ボーっとしている時でも、これを飲むと目がパッと冴えて眠気もなくなり、体の奥からパワーが漲ってくるのがわかります(そしてそれが一日中持続する)。カフェインが入っていますが、量としてはコーヒーの約4分の1程度ですから、カフェインのおかげのみで眠気が覚めているとは思えません。マテ茶は疲労回復効果や抗鬱効果もあり、健康面だけでなく精神面でもリフレッシュさせてくれるのです。身体中にエネルギーが満ち溢れ、気持ちも前向きになってやる気が湧いてきます。

 

 フラワーエッセンスとマテ茶。このゴールデンコンビで、どんな試験勉強も怖くありません。

 

*"Easy Learning(イージーラーニング)"は、授業や家庭学習に集中できないお子さんにもお勧めです。サロンうぶすなでもお取扱いしておりますので、購入ご希望の方や試してみたいという方は、お気軽にお問合せください^^

華麗なる貴族社会

 現在放映中のNHK海外ドラマ『ダウントン・アビー~華麗なる英国貴族の館』を見ました。今まで様々な英国貴族ものの映画やドラマを見たり本を読んだりしてきましたが、いつも思うことがあります。ああいったいわゆる上流社会は一見華やかで浮世離れしたような印象がありますが、結局根底にあるものは”庶民”と一緒なのではないかということです。嫉妬や羨望、欲、恐れと不安、自己顕示、恋愛、家族愛、喜び、悲しみ。どの国のどんな地位や階級にいる人でも、人間である以上は本質的に他と変わりがなく、抱く感情も同じようなものであるのだと思います。ただ、身にまとう衣装や住んでいる環境、言葉遣い、動作や表し方が異なるだけで。

 美しいドレスに身を包み、連日連夜パーティ三昧、仕事をしないことが「仕事」。ベルサイユのばらに出てくるような華やかな王侯貴族社会に、私も子どもの頃は憧れを抱いていたものです。しかし実際は、位が高ければ高い程、その分自由もなかったはず。行動も制約され、結婚相手も自分で選ぶことは難しかったかもしれません。身の回りのことは全て他人任せで、自分を着飾りよく魅せることに注力し、社交界での身の振り方を常に気にしながら生活することなど、果たして本当に楽しいものだったのかどうか・・ダウントン・アビーに出てくる人々も、地位や財産に縛られ、とても窮屈そうです。今は、そんな人生を羨ましいとも送ってみたいとも考えなくなりました。

 この世で何よりも尊いものは、「自由」なのではないかと思います。制限がなく、心から自分が望む人生を送る。そんな人生こそが、最も豊かで幸せなんじゃないのかなあ、と思います。

不安や恐れを癒すフラワーエッセンス

 この4月に小学校に入学した我が家の長男。学校好きの長女が毎日楽しく通っているのに対し、長男は入学式が近づくにつれてテンションがどんどん下がっていき、入学式も浮かない顔で参加、授業が始まってからも毎日のようにため息をつきながら「幼稚園は楽しかったなあ・・」といったことを呟いていました。ようやく楽しみにしていたゴールデンウィークを迎え、おじいちゃんおばあちゃんの家に行くなど、楽しい時間があっという間に過ぎていきました。予想はしていましたが、ゴールデンウィーク最後の日の悲壮感漂う様子といったらありませんでした。「明日からまた学校かあ・・」とつぶやく姿は、どんよりと曇った悲しみオーラに包まれていました。

 なぜそんなに学校が嫌なのかと聞いても、あまり詳しいことは教えてくれません。それでも、時々ポツリポツリと話してくれることから察すると、どうも彼は先生に怒られることを極端に恐れている様子。それから、自分の席の近くにとても面倒見の良い女の子がいて、その子にあれこれと細かいことを注意されるのも嫌なようです。

 そんなにしょっちゅう先生に注意されている訳でもないそうなのですが、他の子が怒られているのを見たりして、自分もいつか失敗して怒られるのではないかという不安に怯えてビクビクしているようです。「そんなに気にしなくていいんだよ」とか「誰だって失敗するんだから大丈夫だよ」といった慰めの言葉をかけても、今の状態では全く心に響いていない様子。不安や恐怖といった感情は、一度湧き上がると理性が効かず、どんどん肥大化していく傾向があります。

 本人からのリクエストもあり、この『学校恐怖症』ともいえる状態に対して、フラワーエッセンスを調合することにしました。選んだエッセンスは次の通りです。

 

☆リカバリープラス・・・緊急用のエッセンス。学校という環境に対して極端な緊張感を抱いており、考えただけでドキドキや不安、恐怖心を感じているようなので。

☆アスペン・・・漠然とした恐れに。本人も理由がわからない恐怖心があるようなので。

☆ミムラス・・・具体的な恐れに。”先生に怒られるかもしれない”といった具体的なイメージをもった恐れがあるので。

☆スターオブベツレヘム・・・トラウマの解消。過去において、学校とリンクするようなショックなことや恐怖心を抱いた場合、それが未だに影響している可能性がある。

☆ホワイトチェストナット・・・考えたくないことをいつまでも考えてしまう状況に。特に夜、モヤモヤと嫌なことを考えてしまうらしく、険しい表情を浮かべているので。

☆クラブアップル・・・浄化のエッセンス。学校や先生、苦手なタイプのお友達に対してネガティブな感情を抱いても、すぐに流せるように。

☆ジニア・・・喜びと笑いをもたらすエッセンス。人生をもっと軽やかに捉え、明るく楽しむことができるように。長男は、他の人が受け流すような出来事でも、深刻に捉えていつまでも引きずる傾向があります。

 

 以上の7種類をボトルに入れて、飲み物に10滴程垂らして飲ませてみました。すると、飲み始めたその日のうちから、次のような変化が見られました。

 

〇ため息をついて幼稚園時代を懐かしむことがなくなった

〇不安や恐れの言葉を発さなくなった

〇嫌なことをいろいろ思い浮かべて暗い表情になることがなくなった

〇日曜日の夜になっても、「明日学校に行くの嫌だな」といったことを言わなくなった

〇感情を抑えられずキレることがなくなった

〇本来のひょうきんさが前面に表れ、ふざけたりおどけたりする回数が増えた

 

 このエッセンスを取りはじめてからまだ数日しかたっていませんが、もう既にこのような落ち着きがみられています。

 不安や恐怖といった感情は、多かれ少なかれどのような人でも抱いているものですが、それが極端に大きくなってしまうと、病気や体調不良といった形で体に弊害が出てくるだけでなく、ネガティブな精神状態が更にネガティブな事象を引き起こしてしまうという恐れがあります。自分がネガティブな波長を出すことによって、同じ波長の状況を呼び寄せてしまうのです。ネガティブな状態というのはその人本来の姿ではありませんから、ポジティブな状態に「戻す」ためにも、こうしたフラワーエッセンスのような波動療法は、とても有効です。

瞑想がもたらしてくれる恩恵

 数年前に通っていた整体気功の先生に勧められて以来、時々瞑想を行うようになりました。背筋を伸ばして座禅を組み、呼吸を整え目をつぶる。ただそれだけのことですが、やればやるほど奥が深く、極めるための道は遥か遠くまで続いているような気がしています。

 瞑想をやり始めた頃は特に、座禅を組んで座ってから数十分~1時間くらいは、頭の中を様々な雑念が回り、なかなか精神統一といえる状態には至りませんでした。毎日毎日座り続け、ひたすら雑念を追い払おうとしても簡単には心が静まらず、もうこれはいくらやっても無理なのだろうかと諦めたこともありました。

 それでも何とかくじけずに愚直に瞑想を続けていた所、ある時、ほんの一瞬だけでしたが、心と体が「フッ」となくなったような感覚を味わったことがありました。あ、この感覚が「無」というものなのかな、と思いました。

 

 覚醒者は、この「無」の感覚を常に保った状態で生きているのだそうです。”自分”も”肉体”も”感覚”も、”心”さえも「無い」という感覚です。おそらく、お釈迦様やイエス・キリストのような存在は、その境地に至っていたのではないでしょうか。

 

 そこまでの境地に至らなくても、瞑想をしていると心の雑音が明らかに減っていくので、思考の整理にとても役立ちます。故スティーブ・ジョブズ氏も瞑想を行っていたそうですが、瞑想を習慣にしていると感覚が研ぎ澄まされ、インスピレーションが自然と湧いてくるようになるので、自分の本当の望みに適った生き方ができるようになります。今何をやるべきか、必要なものは何か、手放すべきものは何か、といった判断も簡単にできるようになるので、人生における「迷い」がなくなっていきます。

 

 座禅を組んで座る場所さえあれば、いつでもどこでもできる瞑想。お金もかかりません。座禅を組んで座ることができない場合でも、電車の中(少々難しいかもしれませんが)やお風呂に入っている時、誰かを待っている間など、軽く目を閉じるか半眼にして、呼吸を整えて心を空にするイメージを持てば、瞑想をしたと同じような効果が得られます。ほんの数分間だけでも、頭と心がすっきりすること間違いなしです。

 

*5月20日(火)10:00~11:30 浦和駅東口の『からだバランス治療院』にて、「気づきのための瞑想会」(参加費3080円)を行います。講師は、院長の二宮太一先生です。

こうした瞑想会は、これからも不定期で開催する予定ですので、ご興味のある方は気軽にお問合せください^^

植物の癒しとパワー

 ハーブやアロマテラピー、フラワーエッセンス等を学ぶようになってから、主に肌につけるものの多くを手作りするようになりました。今現在、手作りで使っている日用品は、

 

・化粧品

・乳液

・ボディクリーム

・ハンド&ネイルクリーム

・ヘアオイル

・ヘアワックス

・消臭スプレー(トイレ、デオドラント、靴 等)

・石鹸

・日焼け止めクリーム

・リップクリーム

 

といったものです。材料はほとんど全て植物性で、主にインターネットの手作り化粧品サイトから取り寄せています。作ると言ってもそんなに難しいことはなく、手作り化粧品の本を読めば、誰でも作れるようなレベルです。

 私(家族も)はこのように手作りのものを使うようになってから、肌や髪の調子がとても良くなりました。使った感覚が優しいのが子どもにも伝わるのか、子どももとても気に入っています。

 また、ラベンダーやティーツリー精油、創傷治癒効果のあるハーブエキス、フラワーエッセンスを入れたオイルが常備してあるのですが、ちょっとしたケガや火傷の際には、これを患部に塗ると痛みがすぐに引き、治りも早いです。子どもが「痛い、痛い」と騒いでいる時でも、これを塗るといつのまにか騒がなくなり、ケガをしていたこともすぐに忘れてしまいます。

 

 このように様々なものを手作りするようになってから、市販のものを店頭で見かけると、ついクルッとひっくり返して、裏側の成分表示を見る癖がついてしまいました。どんな成分で作られているのか、自然と気になるようになったのです。そうしているうちに、いろいろなことに気づいてきました。

 まず、ドラッグストアやスーパー等で安く売られている化粧品の多くは、植物系ではなく石油系の成分でできています。たまに、「〇〇(植物の名)エキス入り」などと表記されているものもありますが、成分全てが植物性なのではなく、ほとんどが石油系の化学合成成分で、ほんの少しだけ植物性の成分が入っている、という場合が多いです。安価なものでればある程、自然界に元々存在しない化学合成成分が多くなる傾向があるようです。

 百貨店や雑貨店などに置かれているような、ナチュラル系をうたっている化粧品であっても、よく見ると原材料全てが植物性でない場合もあります。ただ植物性の成分が比較的多いというだけでも、いかにも天然成分100%であるかのように見せて売っている商品もよく見かけます。

 希少成分で美容効果が高いことで知られる「アルガンオイル」入りの商品も最近よく見かけますが、そういったものも裏側をひっくり返して見てみると、アルガンオイルはほんの少しだけ入っているだけで、水やエタノールでかなり薄めてあることもあります。成分表記は、入っている分量が多い順に書かれているので、大体どのくらいの分量が入っているのか見当がつくのです。化粧水や美容液、美容オイルは、一番最初に「水」と書かれているものが多いです。その後に、エタノールがきたりします。界面活性剤(合成のもの)を使って水とオイルを親和させると、一見100%オイルが入っているかのように見えるのです。オイルや植物エキスは、一番最後の方に表記されていたりします。それでも「アルガンオイル入り」とうたってしまえば、何も知らないで見た人は「ほとんどがアルガンオイルだ」と思ってしまうのではないでしょうか。

 希少なオイルをたっぷりと使い、植物抽出エキスを多くしてしまうとどうしても単価が高くなってしまうので、大量に売りたいと考えれば、このようにけちけち使うしかないのかなと思います。

 

 植物性の化粧品は、原材料の調達にコストがかかり、天然のものなので保存もあまり効かないことから、どうしても安価な石油系化粧品が大量生産され、消費者もそれを選んでしまうのは仕方ないのかもしれません。

 

 でも、市販で買うと高くつく植物性の化粧品ですが、手作りすると実はそんなにコストがかさむものではないのです。インターネット等で、植物性の材料を少量から売っている良心的な店舗がありますので、そういった所から材料を取り寄せれば、シンプルな方法で驚くほど様々なものが手作りできます。作り方を紹介しているサイトもありますし、手作り化粧品の本も本屋さんに行けば置いてあります。

 手作りするようになったら、今まで何の疑問も持たずに使っていた、石油系成分が多く入っている化粧品が、どうしても使えなくなってしまいました。体も心も、やはり自然のものを喜ぶようです。

究極のデトックスエッセンス

 前回、春先の湿疹の話を書きましたが、今回湿疹ができて気づいたことがあります。それは、湿疹は体の後ろ半分にしか出ないということです。少なくとも、今回の私のケースではそうでした。主に足から背中にかけて出ていたのですが、不思議と足の前半分や、お腹の方には出ないのです。

 それでハッと思い出したのが、気功の師匠が言っていた『身体の邪気は、背中から出ていく』という言葉です。気功を行っていると、背中の背骨の線に沿って、もくもくと”邪気”が出ていくのがわかります。湿疹が出る時というのも、体の毒素が外に排出されている状態の場合が多いです。必要のないものが背面から出ていくという部分で、肉体と霊体は共通しているのだなと思いました。

 

 今回、なぜこのように湿疹が出続けているのだろうと考えてみたところ、どうも今飲んでいるエッセンスにも要因があるような気がしてなりません。今飲んでいるエッセンスは、写真にもあるアンジェリックの”DNA Clearing”。『今生や過去世、両親、家族、文化、国家、惑星、宇宙などによるトラウマのパターンをDNAから取り除く。大きな自由、明晰さ、生き方をもたらし、病気や事故などのパターンから解放する』というエッセンスです。

 天使のスピリットから作られているアンジェリックエッセンスの中でも、大変人気があるものです。無意識の深いレベルから浄化をしてくれるので、しばらく飲んでいて気づいたら、自分でもなぜそうなってしまうのかよくわからなかった悪しき習慣やパターンから抜け出せていた、ということがよくあります。

 もうこのエッセンスを飲み始めて3週間程たちますが、思えばこれを飲み始めた時期と、湿疹が出始めた時期は同じ頃です。肉体的な疾患が起こる時というのは、まずは霊体(オーラ等)に変化が表れ、その後に肉体に症状が現れるという順番になっています。恐らく、このエッセンスを飲んで深いレベルでの浄化が起こり、自分にとって必要のないものが外に出されたことによって、肉体的にも毒素が排出され、湿疹という形で現れたのではないかと思います。

 

 フラワーエッセンスは、直接肉体に作用するものではありませんが、時々このような肉体に症状が出る、「好転反応」と呼ばれる現象が起こる場合があります(ほとんどは出ません)。肉体と霊体はつながっているので、そのようなことが起こっても不思議ではありません。ただ、それが今回の湿疹のように不快な症状であれば、一時エッセンスをとるのを休み、様子を見るのが良いかもしれません。

 

 ちなみに、”DNA Clearing”を飲もうと思った訳は、このエッセンスカードを引いたからです。私はよく、自分で今何を飲むべきかを決める際に、このようにカードを引きます。タロットと同じで、今自分が最も必要とするカードが引き寄せられ、驚くほどぴったりのエッセンスを選ぶことができます。自分自身の状態はなかなか客観的に見るのが難しいので、カードで選ぶ方法はとても便利です。

 

 春先は、肉体だけでなく精神面でのデトックスを行うのに適した時期なのかもしれません。

 

*"DNA Clearing"は、サロンうぶすなでもお取扱いがございます^^