植物の癒しとパワー

 ハーブやアロマテラピー、フラワーエッセンス等を学ぶようになってから、主に肌につけるものの多くを手作りするようになりました。今現在、手作りで使っている日用品は、

 

・化粧品

・乳液

・ボディクリーム

・ハンド&ネイルクリーム

・ヘアオイル

・ヘアワックス

・消臭スプレー(トイレ、デオドラント、靴 等)

・石鹸

・日焼け止めクリーム

・リップクリーム

 

といったものです。材料はほとんど全て植物性で、主にインターネットの手作り化粧品サイトから取り寄せています。作ると言ってもそんなに難しいことはなく、手作り化粧品の本を読めば、誰でも作れるようなレベルです。

 私(家族も)はこのように手作りのものを使うようになってから、肌や髪の調子がとても良くなりました。使った感覚が優しいのが子どもにも伝わるのか、子どももとても気に入っています。

 また、ラベンダーやティーツリー精油、創傷治癒効果のあるハーブエキス、フラワーエッセンスを入れたオイルが常備してあるのですが、ちょっとしたケガや火傷の際には、これを患部に塗ると痛みがすぐに引き、治りも早いです。子どもが「痛い、痛い」と騒いでいる時でも、これを塗るといつのまにか騒がなくなり、ケガをしていたこともすぐに忘れてしまいます。

 

 このように様々なものを手作りするようになってから、市販のものを店頭で見かけると、ついクルッとひっくり返して、裏側の成分表示を見る癖がついてしまいました。どんな成分で作られているのか、自然と気になるようになったのです。そうしているうちに、いろいろなことに気づいてきました。

 まず、ドラッグストアやスーパー等で安く売られている化粧品の多くは、植物系ではなく石油系の成分でできています。たまに、「〇〇(植物の名)エキス入り」などと表記されているものもありますが、成分全てが植物性なのではなく、ほとんどが石油系の化学合成成分で、ほんの少しだけ植物性の成分が入っている、という場合が多いです。安価なものでればある程、自然界に元々存在しない化学合成成分が多くなる傾向があるようです。

 百貨店や雑貨店などに置かれているような、ナチュラル系をうたっている化粧品であっても、よく見ると原材料全てが植物性でない場合もあります。ただ植物性の成分が比較的多いというだけでも、いかにも天然成分100%であるかのように見せて売っている商品もよく見かけます。

 希少成分で美容効果が高いことで知られる「アルガンオイル」入りの商品も最近よく見かけますが、そういったものも裏側をひっくり返して見てみると、アルガンオイルはほんの少しだけ入っているだけで、水やエタノールでかなり薄めてあることもあります。成分表記は、入っている分量が多い順に書かれているので、大体どのくらいの分量が入っているのか見当がつくのです。化粧水や美容液、美容オイルは、一番最初に「水」と書かれているものが多いです。その後に、エタノールがきたりします。界面活性剤(合成のもの)を使って水とオイルを親和させると、一見100%オイルが入っているかのように見えるのです。オイルや植物エキスは、一番最後の方に表記されていたりします。それでも「アルガンオイル入り」とうたってしまえば、何も知らないで見た人は「ほとんどがアルガンオイルだ」と思ってしまうのではないでしょうか。

 希少なオイルをたっぷりと使い、植物抽出エキスを多くしてしまうとどうしても単価が高くなってしまうので、大量に売りたいと考えれば、このようにけちけち使うしかないのかなと思います。

 

 植物性の化粧品は、原材料の調達にコストがかかり、天然のものなので保存もあまり効かないことから、どうしても安価な石油系化粧品が大量生産され、消費者もそれを選んでしまうのは仕方ないのかもしれません。

 

 でも、市販で買うと高くつく植物性の化粧品ですが、手作りすると実はそんなにコストがかさむものではないのです。インターネット等で、植物性の材料を少量から売っている良心的な店舗がありますので、そういった所から材料を取り寄せれば、シンプルな方法で驚くほど様々なものが手作りできます。作り方を紹介しているサイトもありますし、手作り化粧品の本も本屋さんに行けば置いてあります。

 手作りするようになったら、今まで何の疑問も持たずに使っていた、石油系成分が多く入っている化粧品が、どうしても使えなくなってしまいました。体も心も、やはり自然のものを喜ぶようです。