感情との向き合い方

 フラワーエッセンスを飲んでいる方からはよく、

 

「エッセンスを飲むようになってから、感情が次々出てくるようになりました」

 

 というご報告を頂きます。フラワーエッセンスは、その人が前に進むための障害となっているものを、優しく引きはがしてくれる作用があります。

 長年埋もれていた感情や、封印していた過去の傷などは、ポジティブな自分でいるためには一度浄化する必要があるものです。癒されない状態でいつまでもそこにあると、何かきっかけとなるような出来事が起こる度に、ネガティブな思考や感情が湧き出してきて、潜在意識を汚すことになります。

  フラワーエッセンスは、その人本来のクリアーな状態まで導いてくれるものですから、もうその人にとって必要のない、古い傷に気づかせて、そこを癒すことを促してくれるのです。忘れていた昔の記憶が蘇ったり、幼い頃の感情が今頃になって出てきたりするのは、”傷”の存在に気づかせるために起こっている現象なのです。

 

 もし、そのような形で古い感情が湧き出してきたら、素直に、ただ素直に、それを感じてみてください。否定したり、追いやったり、やり過ごそうと気づかないふりをしても、いずれ再び浮上してくることになります。お掃除を先延ばしにしていつまでも心に闇を抱き続けるか、「今」きれいにして自由になるか。どちらが楽でしょう。

  フラワーエッセンスは、こうした心のお掃除が大得意です。感情に気づかせることを助けてくれるだけでなく、手放しや浄化のスピードも高めてくれます。また、感情に飲み込まれるのではなく、客観的に自分を観察する冷静な視点も授けてくれます。感情のお掃除にお勧めなのは、

「クラブアップル」「アップルブロッサム」「セージブラッシュ」「フクシア」「イブニングプリムローズ」「イルカ」「Release」「Purification」「Releasing Resentment」辺りです。(これ以外にもたくさんあります)

 

 

 昔の古い傷のお掃除をする一方で、今現在、毎日を過ごす上でも、感情をため込まないということは大きなポイントです。私たちは人間なので、感情とは一生縁が切れることはありません。まずそこを認めて受け入れましょう。感情は、私達の魂の望みを教えてくれる指針となってくれるものですから、本来味方でもあるのです。それが敵のように見えてしまうのは、無理やり押し殺した感情が、歪んだ形で浮上している状態の時です。

 空気がパンパンに詰まった、丸い大きなビーチボールを思い浮かべてみてください。それを力づくで水の中に押し込めようとします。深く沈めようとすればするほど、それは上に上がろうと抵抗する力が働きます。それでも無理やり水中深くに沈めようとします。ある瞬間にパッと手を離すと、ビーチボールはとても大きな力でポンッと水中から表に飛び出すでしょう。

 押し殺した感情も、このように作用します。押し殺して封印したかのように見えても、実は心の奥深くに居座り続けているのです。そして、何かのきっかけがあった時に、ポンッと表面に出てきます。最初に抱いた時よりもはるかに大きなエネルギーを伴って。

 また、抑圧された感情は肉体にもたまります。それがどんどん蓄積され、何十年もたってから病気という形で表面化することもあります。

 

 そうならないためにも、自分が抱く感情には、いつも正直であってください。ただ否定さえしなければいいのです。そもそも、感情に良いも悪いもありません。ジャッジしているのは私達の頭(エゴ)です。誰かに対して負の感情が湧いてきたら、ただその感情があるということを認めてください。感じてみてください。相手に直接感情をぶつける必要はありません。感情は武器ではなく、己を知るための羅針盤です。

 怒りが爆発しそうだったら、すぐに1人になれる場所に行って、吐き出してください。泣いてもわめいても大丈夫です。ただ、誰も傷つかない場所でやってください(信頼できる友人やカウンセラーなどがいれば、聞いてもらうのもいいかもしれません)。紙に書くのも良いです。出てきた感情をそのままただ書いて書いて、そして破って捨ててください。

 悲しかったら思い切り泣いてください。声を出して、涙を流し、気が済むまで悲しんでください。涙が枯れるころには、浄化され、それまで見えていなかった希望の光が、ぽっと心に灯っていることに気づくと思います。

 

 

 フラワーエッセンスには、傷ついた心の穴を埋めてくれるものもたくさんあります。感情を出すお手伝いをしてくれるもの、リリースを助けてくれるものを飲んだら、次はぽっかりと空いた心の穴を埋めるお手伝いをしてくれるものを飲むのがお勧めです。