家族とフラワーエッセンス

 我が家では、家族1人1人にトリートメントボトルがあります。それぞれに今必要と思われるエッセンスを2~3週間に1度くらいの頻度で私が調合し、毎日飲んでもらっています。

 主人は、フラワーエッセンスのことを当初は懐疑的にみていたのですが、効果が知りたい私に半ば強制的に飲まされ続けるうちに、いつの間にかそのパワーの確かさに気づいていったようです。今では自ら朝・晩とお水に入れて欠かさず飲んでおり、ボトルがなくなると「あれ?俺のエッセンスは?」と聞いてきます。

 

 お客様からよく、

「うちの主人にも飲ませたいんですが、こういうの信じるタイプじゃないんですよね・・」

 といったお声を頂戴します。我が家の主人もそういうタイプだったのでよくわかります。私の場合、”生きた実験台として仕事に協力してもらう”という名目があったので強引に飲んでもらってはいたものの、最初はおそらく気が乗らなかったのではないかと思います(注:一般的には、本人の了承を得ないまま無理やり飲ませるべきではない、とされています)。

 男性は特に、こうした目に見えないエネルギーを扱うものに対して、論理的な説明がないと納得できず、最初から拒絶反応を示すことが多いようです。また男性は、弱みを見せることに抵抗を感じることが多いようで、悩みや抱えている問題を他人に打ち明けることを恥ずかしいと思ったり、悟られないようにすることさえあります。たとえ問題を抱えていたとしても、フラワーエッセンスなどの力に頼るのではなく、己の力で克服したいと思うものなのかもしれません。

 

 ちなみに我が家の主人は、私と違って完全に理系の分野で生きてきた人です。科学的に証明できないことに対しては最初から一刀両断していました。けれど、私と結婚してこれまでとは全く異なる世界観に触れるようになってから、少しずつ自分の考えるこの世の成り立ち観が変わっていったようです。物理畑出身で、元々宇宙とか波動といった話には興味がありました。私なりの観点で学んできた宇宙観やエネルギー観をあれこれと話すうちに、視点も柔軟に変化し、次第に宇宙とスピリチュアルな世界は繋がっている、という感覚になっていったようです。

 アインシュタインやニュートンといった著名な物理学者も、この宇宙を束ねる”神”的な存在について、深い洞察と熟考を重ねてきました。科学や物理の世界をどんどん突き詰めていくと、誰しもが自然と、この宇宙を創造している存在に考えが及んでいくのかもしれません。

 

 そんなわけで主人に関しては、いきなりフラワーエッセンスのパワーを信じさせようとしたのではなく、「徐々にこちらの世界に引き込んでいく」作戦が功を奏しました。

 

 

 息子(小3)は、物心ついた頃から自然にエッセンスに触れていたので、抵抗も何も、飲むのが当たり前くらいの感覚でいるようです。今より幼い頃は、エッセンスの効果を本人に確認しようもうまく説明できずにこちらもよくわからない感じでしたが、近ごろは、「最近怒りっぽくなってきたから怒らないの入れて」とか「暗い部屋が怖くならないの入れて」などと自分から言ってくるようになりました。エッセンスがエネルギーレベルで作用していることを感じているようで、つい先日「体の不調はお薬とかハーブで、心はエッセンスだよね」と言っていました。

 小学校に入り、いろいろなお友達と接するうちに、自分の感覚と全く異なるタイプの人に戸惑ったり、思うようにならないシチュエーションに苛立ちを覚えることも増え、そんな状況にいかに対応していくかを学んでいるようです。

 息子が、「クラスに嫌なことを言ってくる人がいるんだよ~」といった悩み(?)を言ってきた時には、怒りを抑えてくれるエッセンスと一緒に、他人の悪い所だけでなくその人の良い面にも目を向けられるよう、他人を受け入れることを助けてくれるエッセンスを入れます。そんなエッセンスを飲んでいると、次第にその子のことを批判的に言ってくることがなくなっていきます。それは、その子が変わったというより、息子の中でその子に対する見方が変わり、折り合いをつけることができるようになり、ネガティブな感情が湧き出なくなったのだろうと思います。

 また、言うべきことはきちんと伝えられるように、勇気をもたらしてくれるエッセンスや、必要以上にネガティブな攻撃を受けないよう、エネルギー的に守ってもらえるようなエッセンスも入れることが多いです。男の子特有の人間関係の中で、学ぶべきことを学びながら、できるだけスムーズに解決に導いてくれるような、力強いサポートをエッセンスから受けているように感じます。

 

 娘(小6)は、最初から唯一私のしていることに興味津々で応援してくれていました。お花のエネルギー的な力を元々感じていたようで、時々何十本も並ぶエッセンスの中からピンポイントで「これ!」と自分に必要なエッセンスを選んだりもしていました(エッセンスの知識もなければ英語のラベルも読めない頃です)。

 最近は、思春期の女子特有のお友達関係のお悩みや、この春から始まる中学生活に向けての不安などに対応したエッセンスを選ぶことが多いです。ちなみに今飲んでいるのは、物事を自分でコントロールしようとするのではなく、なるようになるさと流せるようになるエッセンスです。これを飲み始めてから、とっても楽になったとのこと。思春期に入った子供達や、その指導を受け持つ先生達も、日々様々なうねりの中に身を置いていることでしょう。ちょうど今は受験シーズンなので、誰それがどこを受けた、受かった、落ちた、等々様々な情報が飛び交っています。ただ楽しく毎日を過ごしていれば良かった子供時代から、自分の生き方、進路を考え決めていかなければならない時期に差し掛かり、皆不安や迷いに心が揺れているのかもしれません。不安な気持ちを払拭するために、お友達につい辛辣な言葉を投げかけてしまう子もいるようです。

 「なるようになるさ」のエッセンスと一緒に、大天使ミカエルのエッセンスも入れています。こちらも大変助けになっているようで、「自分がやりたいことがハッキリ見えるようになって、周りに流されなくなった」とのこと。大天使ミカエルは守りのエネルギーもとても強いので、ネガティブな人間関係などからも身を守ってくれます。一時期お友達関係であれこれと悩むことが多かった娘ですが、最近は安定した友人関係の中で楽しく過ごすことができているようです。

 

 

 このように家族がそれぞれにエッセンスの恩恵を受けている我が家ですが、もしエッセンスと出会っていなかったら、こんなに日々穏やかに過ごせていたかなと考えてしまいます。人生の流れを決めているのはそれぞれ自分自身だと思うのですが、その過程をスムーズに乗り切れるよう、極端に横道に逸れることなく安定した気持ちで歩めるよう、家族1人1人をエッセンスがサポートしてくれているのを感じています。