チャレンジを助けてくれるエッセンス

 長かった夏休みが終わりました。静かな家で、1人静かに過ごす時間がとても久しぶりな感じです。

 

 この夏休みは、子供関係のお仕事がいろいろとありました。今年は、上の子の学校のPTAや部活の保護者役員をやることになったため、何となくせわしなく動いています。中学校になったら、PTA活動や保護者の仕事は小学校と比べて減るのかなと勝手に思っていましたが、意外とそんなことはありませんでした。PTAの組織はむしろ小学校より堅固だし(これは学校によるのかもしれませんが)、活動している方達はとても熱心です。また、中学校になると仕事をしているお母さんの割合が一段と増えるため、私のような、日中比較的動ける人の負担が自然と増えることになるのは致し方ないことなのかもしれませんが、保護者の負担の不公平感は小学校よりも増えているように感じます。

 PTAのお仕事というのは、一体どこまで携わったら良いのか、今でもよくわからないなと思います。関わり方の度合いが、その人のやる気と状況と考え方等によって大きく変わってきますし、「ここまでやったら合格」といった明確な目標があるわけではありません。そもそも、任期は基本は1年間なので、なんだかよくわからないうちに気づいたら1年が経ってしまった、という感じでいつも終わってしまうように思います。

 

 ちなみに私はPTAのお仕事というのは決して嫌いではないのですが、いつもこの「どこまでやったらいいのか」という加減の部分でよくわからなくなり、引き受けた仕事をいい加減にできない性格も相まって、任期中は何となく気ぜわしくなり、心身ともに疲弊してしまうパターンがこれまでは多かったです。

 ただ今年は、やるからには楽しんでやろう、そして誰も責めないようにしよう、と心に決めているので、あまり心理的にモヤモヤすることなく、ポジティブに頑張れています。PTAのお仕事というのは、何をやるかということよりも(もちろんやっている内容も大切なことですが)、PTAに関わることによって得られる、先生や他の保護者とのコミュニケーションや情報の方が大きいような気がします。PTAを引き受けた年は何かと負担が増えるものですが、その分、やらなかったら得られなかったであろう目に見えない報酬がたくさんあります。それに気づいてからは、他の人に代わって仕事を引き受けることも全く苦にならなくなりましたし、自分の時間と労力を提供できることにありがたさを感じるようにもなりました。

 

 そんなわけで、自分のできる範囲で頑張ろうと決めたために今年はあれやこれやとやることが増えてしまったわけなのですが、結局増やしているのは自分なんじゃないかとも思いつつ、あと約半年だし後悔しないようにやりきろうと自分にはっぱをかけている状態です。

 特に部活に関しては、例年にない酷暑だった今年の夏、そのことでいろいろと心配している保護者の声が聞こえてきたこともあり、先生に対して保護者としての意見・要望を代表して伝えるようなこともありました。ただ感情的に訴えるだけでは効果がないかもしれないと思ったので、保護者のLINEグループをまず作り、ちょっと一体感を出してから、そこで皆さんの声を集めて、それをまとめて先生に提出するという形をとりました。やはり集団の声は強いです。保護者が1人でワーワー言っても、うるさい親だなで済まされてしまったかもしれませんが、保護者全体としての意見です、という形できちんとした書面で提出した所、訴えがきちんと通りました。

 今年になって、スポーツ庁から新しい部活のガイドラインが出されましたが、今部活というものが大きく見直される流れになってきています。かつては当たり前だったスポ根気質のやり方も、今のご時世と、今の子供達にはフィットしていないなと感じますし、そういう昔風の威圧的な指導法をごり押ししている先生方は、子供達の心が離れ、どんどん空回りしていっているように見えます。

 私が中学生だった頃も、部活という狭い世界の中で自分の持てる権威を最大限に振りかざし、ピュアで力のない中学生の心と体を傷つけている教師はいましたが、その頃は部活とはそういうものだと思っていたし、親が助けてくれるという発想もありませんでしたから、黙って耐えるしかありませんでした。

 しかし自分が親になって、自分の子供や他の子供達が似たようなシチュエーションの下、教師の一方的な(時には理不尽な)指令に歯向かうこともできず従っている姿をみると、大人としてできることがあれば助けてあげたい、という気持ちが湧いてきます。たまたま今年は役員という立場になったこともあり、いろいろと工夫しながらチャレンジしています。今自分がやっているやり方が正しいのかどうかもわかりませんが、理不尽なことを黙って見過ごすことができない性格なため、直観を信じて、他の保護者の方達の協力も仰ぎつつ、時代に合った部活の指導方法を模索して頂くよう、これからも訴えていこうと思います。

 

 

 とこんな状況ですが、フラワーエッセンスにもたくさん助けてもらっています。特に心から感謝したいのが、アンジェリックの「Archangel Michael(大天使ミカエル)」。時には先生に面と向かって意見を伝えなければいけないシチュエーションもあるのですが、そんな時に勇気と力を与えてもらっている気がします。自分でも話しながら、「あれ、私よくこんなことが言えるな」と驚くことがあります。こんな時は、バックで自分を支えてくれる存在を感じますし、言っているのが自分であって自分ではないような感覚があります(言わされているような感じ)。うぶすなでのセッション中でもよくあることなのですが、この”言わされている感じ”になっている時は、自分の口から言葉が自然に出てくるに任せていると、相手の心にスーッと響いていくのがわかります。

 それから、意思をもって行動する時には、周りの反応とか、自分に返ってくる否定的な念などが気になって不安に陥ってしまうものですが、そういう不安も払拭してもらっている感じがします。不安があると、ともすればその裏返しで攻撃的になってしまう危険性があります。決して自分自身もモンスターになってしまわないよう、細心の注意を払って、冷静な判断と行動を心がけていこうと思っています。