2019年

2月

19日

拒絶したくなった時には

 どうしても苦手だと感じてしまう人と、関わりを持たなければならない場合。バッチの中では、こんな時に対応してくれるものとして「ビーチ」が有名ですが、私はオーストラリアンブッシュの「ボウヒニア」もお勧めしたいです。

 作り手のイアンさんは、アボリジニに案内されてボウヒニアに出会い、エッセンスを作ることにしました。ボウヒニアの下でしばらく瞑想をしていたら、「私を抱きなさい」というメッセージがやってきました。見た目がゴツゴツしていたその樹を、最初は抱く気になれなかったそうです。けれど、そのメッセージが更に強くやってきたので、イアンさんは思い切って抱きしめることにしました。すると、

 

自分が好きではない人も受け入れなさい

 

 という、この花の本当のメッセージがやってきたのだそうです。

 

 私達は、今まで自分が出会ったことのない人や、体験したことのない環境に接した時、最初は抵抗を覚えるものです。人には皆、それぞれ生まれ育った過程で身に着けた固定観念というものが、多かれ少なかれ内在しています。また、変化というものを元々好まないタイプの人もいます。年と共に固定観念がますます強固なものとなり、変化に対する抵抗が強まっていくと、それだけ、新しい概念や人を受け入れることが困難になります。

 ボウヒニアは、そんな状況にいる人に柔軟性をもたらしてくれます。異質なものに接した際のストレスを緩和し、偏見のない心で受け入れることを助けてくれます。

 

 自分と全く生き方が異なっていたり、考え方や行動パターンが理解しがたい人と出会うと、どうしても違和感を感じて拒絶したくなってしまうかもしれません。似たような価値観を持つ人達と一緒にいる方が、はるかに心地良いものです。けれど、もし自分と同じように考え、似たような価値観のもとで似たような発言をする人達ばかりに常に囲まれていたら、どうなるでしょう。おそらく、自分が成長することはあまりないのではないでしょうか。

 

 私達は、他者を見ることで己を知り、自分と異なる人と接することで刺激を受け、成長していくものです。それは、必ずしも自分にとって望ましい人や状況ではないかもしれません。目に優しく、聞こえの良いことだけを提供してくれる人ばかりが、自分にとって最高の教師であるとは限りません。

 

 今自分が接している、とても苦手な人も、自分の見方が変わることで、180度違う反応が生まれる可能性だってあります。その人そのものは変わらなくても、です。

 

 他人を変えることはできませんが、自分を変えることはできます。人生で出会う人や身に起こる出来事に対して、どんな意味づけをするのかは、自分次第です。拒絶してストレスを感じ、挙句の果てに罵詈雑言を吐き出して自らのエネルギーフィールドを汚すのか。受け入れる覚悟を決め、謙虚な姿勢で状況を眺めてそこにあるレッスンを学び、自分の成長の糧としていくのか。どちらの選択をするのかも、自分次第です。

 

 

2019年

2月

12日

愛と感謝のエネルギー

 私達は日々様々な出来事に遭遇し、様々な人々に出会います。時には、自分が関わらなければならない人が、あまり気が合わなかったり、受け入れることに抵抗を感じることもあります。

 

 フラワーエッセンスにも、そんな時に役立ってくれるものがたくさんあります。”心の偏見を癒す”エッセンスや、”自分と異なる概念を受け入れる”エッセンス、”他者のネガティブな側面ではなく、ポジティブな側面に目が行くことを助ける”エッセンス、それから”他者との健全な境界線を築く”エッセンス等々。

 

 私が最近特にお気に入りなのが、オーストラリアンブッシュの、「ピンクフランネルフラワー」です。こちらは、「愛」と「感謝」のエネルギーをもたらしてくれるエッセンスです。この二つは、大変波動の高いエネルギーです。今自分が目にしている状況、接している人、自分の身に降りかかっていること、その全てを、「愛」と「感謝」の目で見ることができたら、私達のハートは癒され、ストレスを減らすことができます。作り手のイアンさんは、このエッセンスは、私達が周りを「ピンク色のメガネで見る」ことができるように助けてくれる、とおっしゃっていました。

 なんとこの花は、2004年に40年ぶりに咲いたのだそうです。その話をしていた時、イアンさんは、「今世紀に生まれた子供達は、この世を癒す目的で来ている」ともおっしゃっていました。

 

 愛と感謝。頭では、この二つが本当に必要で、この二つのエネルギーに満たされたいと望んではいても、なかなか実行することが困難なこともあります。ピンクフランネルフラワーは、飲む人が自然な形で、愛と感謝の観点で物事を眺めることができるように、導いてくれます。人生のあらゆる局面で感謝の気持ちを持つことができたら、日々のどんなに些細な出来事に対しても、喜びを感じることができるようになるでしょう。

 

2019年

1月

29日

Acceptance~その2

 前回は、自分以外の誰かの選択を受け入れることについて書きました。

 

 それとは別に、私達は、自分自身の身に降りかかった出来事を受け入れることを、困難に感じることがあります。

 

 この世には、自分で変えられる領域と、変えられない領域とが存在しています。変えられる領域は、意図して行動すれば、変わっていきます。けれど、どうしても変えられない領域については、私達は降伏して受け入れるしかありません。私達が煩悶するのは、大概、変えられない領域のことを諦めることができない場合です。もしくは、変えられる領域に踏み込んでいく勇気がなく、躊躇している場合です。

 

 起こるべくして起こる出来事は、とめられません。この世は変化していくし、私達も変化していきます。不変の法則が働いているので、永遠に同じ状態が続くことなどありえません。変わっていくこと、変わってしまったこと、期待通りに進まなかったこと、失いたくないものを失ったこと、災難が降りかかったこと。変えられない領域で起こった出来事は、神の領域です。悲しいけれど、辛いけれど、受け入れることでしか前に進む術はありません。

 起こった出来事に抵抗して、「こんなこと起こるべきでなかった」とか「どうしてこんなことが私の身に降りかかったのか」といった思考でグルグル回っていると、同じところでストップしたまま、成長もなければ平穏も得られない状態がずっと続きます。

 

 私達は、変えられない領域に対しては無力ですが、変えられない領域で起こったことに対する、自分の見方を変えることはできます。私達の内面の状態は、私達の領域です。自由で、柔軟で、可能性に満ちています。変えられないと思っているのは思い込みで、意地だったり怒りだったり、恐れが邪魔をしているだけで、本当はいくらでも変えることができます。

 それから私達は、変えられない領域で起こった出来事から学び、そこを踏み台にして飛躍することもできます。それには、まず初めに抵抗をやめ、拒絶ではなく受容の状態に自分をもっていかなければいけません。

 

 性暴力のトラウマから立ち直った女性達について、アメリカの心理学博士であるジュディズ・ハーマン女史は、次のように書いています。

 

『しかし、私たちははっきり知っているのである。もっともよく回復する女性とは、個人に降りかかった悲劇という枠を超えてみずからの体験に何かしらの意味をみいだす人たちである。いちばんよくみられるのは、この意味を他の人たちとともに社会運動に加わることにみいだす女性たちである。』

~ジュディズ・L・ハーマン著「心的外傷と回復」みすず書房 より抜粋

 

 どんなに悲劇的な出来事に見舞われても、人は本来、そこから立ち上がる可能性と、パワーと、道を用意されているのではないかと思います。私達は、起こったことを受け入れ、そこから何が学べて自分に何ができるかを判断する、謙虚さと冷静さ、そして柔軟性が求められています。

 

 たくさん泣いて良いと思います。何リットルでもいいから一通り涙を流したら、あとは一度ゼロになってみて、自分がどんな状態で今後の人生を生きていきたいかを考える。そこは、私達に委ねられている領域です。

 

2019年

1月

28日

Acceptance

 アンジェリックエッセンスの”Acceptance”。解説には、次のようにあります。

 

『受容。人生をありのままに受け入れる。他者や状況を変えたくなる衝動を解放します。ありのままを十分に受け入れ何も間違ったものなどないのだと気づかせてくれます。何かが間違っていて変える必要があるのだという思い込みを解放します。内なる自由をもたらします。』

 

 この、「受け入れる」というテーマほど、私達が葛藤し、苦悩し、困難に感じるものはないのではないかと思います。受け入れられたら楽なのだろうけれど、それができないから悩むわけだし、苦しいわけです。

 

 特に自分と関係が近かったり、思いを強く抱く相手ほど、自分の理想の姿でいてほしいと望んでしまうものだし、期待と異なる言動をされた時に、動揺したり時には怒りさえ覚えてしまいます。関係が近ければ近いほど、思いが強ければ強いほど、期待も大きくなるし、それと同時に動揺や失望も大きくなります。つまりそれだけ執着が強いから期待というエゴも強くなるわけです。とはいえ、家族のような間柄だったら、執着を完全になくすことは難しいので、期待しないでいるなんてそもそも無理なのかもしれません。

 

 家族や特別な間柄には、その関係性の中に何かテーマがあるものです。お互いが共鳴し、影響し合いながら、学び、気づき、成長していく契約のようなものが事前に定められているようです。そういう関係性であれば、自分が相手に対して負う責任や、なすべき仕事があったりします。大抵、本当に必要な言葉や行為というのは、自然な形で生じるものだし、相手にもストレートに響くものです。なすべき仕事は、自然な形でなされることがほとんどです。

 その一方で、自分が本当に負うべきではない仕事、自分が本来求められていない役割というのは、相手にも受け入れられません。あれこれお世話を焼いたり、アドバイスをしてあげたり、手を貸してあげたくなったとしても、本来自分がやるべき仕事でなければ、それは相手にとって必要なことではないので、拒絶されたり抵抗されたりします。

 

 私達に"Acceptance"が必要なのは、そんな時です。自分がその”仕事”をする立場ではないこと、相手が自分にそれを求めてはいないこと、少なくとも今は、そのタイミングではないこと。そうしたことを受け入れ、身を引く。難しいことですが、自然な形で進まないことは、そこに何か摩擦が生じているのです。

 

 相手の選択を受け入れ、リスペクトする。私だったらこうするのに、というエゴの観点を手放す。葛藤があるかもしれませんが、相手の選択をリスペクトできるようになると、”何も間違ったことなどない”という事実が、染み渡るように理解できるようになります。

 

 自分がなすべきことと、そうではないこと。その違いを賢く見極めることが、受け入れることへの鍵となるように思います。

 

 

2019年

1月

07日

新年を迎えて

 新しい年になりました。皆さま今年もどうぞよろしくお願いいたします。昨年も、多くの方にうぶすなをご利用頂き、ありがたい限りでした。まだまだ未熟者の私ですが、うぶすなをやりながら、自分自身もたくさん学ばせて頂いております。私生活では、反抗期の子供に手を焼く一主婦でもあり、他の方々と同じように悩み、迷い、反省をしながら進む日々です。一生勉強、一生前進をモットーに、今年も謙虚に学び、成長していきたいと思います。

 

 こんなことをやって誰か来てくれる方がいるんだろうか、と思って始めたうぶすなですが、今年でいよいよ5年目になります。この5年の間に、うぶすなを始めなかったら出会っていなかったであろう方々と出会たことは、私にとっても得難い経験でした。

 中には、何年もかけてご利用くださっている方や、何度も何度も足を運んでくださる方もいらっしゃいます。うぶすなを訪ねてくださるお客様が、フラワーエッセンスの力を借りながら、ポジティブに変容されていく姿を見るのは、本当に喜ばしいです。

  そういう方々を拝見して、私は、ポジティブに変わっていく人には共通点があると感じています。それは、「謙虚さ」と「変わろうとする意志」、それから「自分に向き合う勇気」です。特に謙虚さというのは、人が成長するために欠かせない要素だと思います。己の小ささを知り、未熟さを認め、学びの過程にいるということを受け入れることで、今目の前にある課題や、自分が向き合うべき問題が明確になります。謙虚さがなければ、自分が何に向き合えば良いのかが見えてこない(見ようとしないだけなのですが)ので、上手くいかないことやトラブルを他人のせいにしたり、運命を呪ったりすることになりがちです。

 「変わろうとする意志」は、当然ですが、これがなければ物事はなかなか動きません。まずは、「変わろう」と決心することが、変化が起こる原動力になります。そして、受け身の姿勢から「自分次第で変わることができる」と心持が切り替わることで、未来に対する希望が湧いてきます。そうなると自然に、自分が為すべきこと、取るべき行動が明確になります。変わるも変わらないも自分次第、変わろうとして努力すれば、状況はいくらでも変化していく、という真理に確信が持てるようになれば、もうこっちのものです。このからくりを信じることなく、物事は変わることがないと、諦めてしまっている方がとても多いのが残念です。

 それから「自分に向き合う勇気」ですが、これもなかなか難しいことです。謙虚さにも結び付くことですが、今ある苦しみの原因は己にあるということを受け入れるには、最初は抵抗を感じるものです。そして、そこを受け入れた後、誰もが一番見たくない、自分の内側を見つめるという作業が待っています。フラワーエッセンスは、この作業をスムーズに進めるのを助けてくれます。気づきを促し、気づきを加速させ、その時に生じる埃やゴミを素早く浄化してくれます。

 

 難しいことのようですが、上に挙げた3つさえあれば、逆に自分が進むべき道や取るべき行動がクリアーになるので、様々な問題が解決しやすくなります。要は、受け入れられるかどうかだけです。ポジティブに変わっていく方々は、物事や真理を受け入れる許容があり、柔軟性が高いと感じます。そしてとても謙虚です。謙虚だけれど勇気があります。真の強さを持っていらっしゃいます。私の方がパワーを頂いていると感じるくらいです。そういう方は、フラワーエッセンスとの接し方も心得ていらっしゃって、決して全てをエッセンス頼みにはしませんし、上手くいかないこともエッセンスのせいにはしません。高い山に登る時、防具やステッキに助けてもらうように、自分の歩みの支えとなってくれる助っ人として、エッセンスを利用されています。

 

 

 こうしたことは、私自身も、フラワーエッセンスを使いながら、様々な気づきを経てわかってきたことで、最初からちゃんとできていたわけではありませんでした。今も、毎日様々な気づきがあり、反省があり、お客様にも教えられ、日々学んでいます。

 

 謙虚さといえば、若い頃の私は謙虚とは程遠い状態でした。思い出すのも恥ずかしいほど、謙虚ではありませんでした。その頃と比べると、今はだいぶ謙虚になったとは思いますが、それでもまだまだです。ただ、以前よりは謙虚になったことでわかったのは、人は謙虚になった方が実は楽だということです。それから、謙虚になればなる程、サポートがやってくるということも知りました。物理的なサポートに限らず、見えない世界からのサポートも、謙虚な人の所へやってきます。謙虚になるのは難しいことですが、それだけの価値があります。

 

 今年も謙虚さに磨きをかけるべく、日々邁進していこうと思います。