2021年

8月

17日

心は自分が創るもの

 人の心の状態と、その人の健康状態には密接なつながりがあること。このことは、おそらく世の中の多くの人が知っていると思います。

 

 更に、人の心の状態が、その人の現実を創るということ。このことにも、最近は多くの人が気づき始めています。

 

 その人の心の状態が、その人の身に起こる出来事を創り出しているのではないかということには、物心ついた時からなんとなく感じてはいたものの、確信が持てないまま、ずっと過ごしていたように思います。確信が持てずにいたことで、私自身、様々な経験を経ていくうちに、たくさん心の重荷をしょい込み、怒りや不安、罪悪感、自己嫌悪感といったネガティブな感情をコントロールできないまま(というより、しようとしなかったというのが正しいかもしれません。感情は自分でコントロールできるのだということを、長い間信じていませんでしたし、努力を怠っていました)、そうした感情にのまれ、それに見合ったネガティヴな事象を引き寄せ続けていました。

 

 

 同じ世界をみていても、その人の心の状態によって、全く異なる見方をするものなのだなということをハッキリ認識したのは、高校生の時でした。

 まだ高校生活が始まって間もない頃、もう既に学校に来ることが難しくなり、時々来ては一時間も授業を受けないうちに教室を出てしまい、次の日からまたしばらく休む、ということを繰り返しているクラスメートがいました。その子は、学校に来ても特に誰と話すわけでもなく、ただ不安げな顔で周囲から隠れるようにして席に座っているのでした。地方の女子高で、クラスメートは今考えても心優しい、良い子達ばかりでした。その子に対してきつく当たったり、意地悪をしたりする子など一人もいませんでしたし、皆心の中で「この子は一体どうしたのだろう」と不思議には思っていたかもしれませんが、口に出すこともせず、ただそっと見守っていたように思います。

 その子は常に何かの恐怖に怯えていました。恐れや不安に圧倒され、自信もエネルギーも枯渇してしまっているように見えました。実際は、周囲の誰も攻撃などしないし(少なくとも学校では)、先生も級友達もその子には特に優しく接していたはずなのに。

 これはもしかして、この子が自身の内側で創り出している恐れなのではないだろうか。この子の心は、自分が創り出した大きな大きな恐れに支配されており、もはや自分でも制御できず、見えているあらゆる人や物事が恐れを通してしか見えなくなっているのではないだろうか。そんな風に感じました。その時はどうしてそのようになっているのか、よくわからなかったのですが、大人になってから思い返すと、彼女はそこに至るまでに、様々なトラウマを抱え込むような経験をしてきたのだろうと察せられます。元々の性格もあるでしょう。

 当時の私にはそうした背景はうっすらと予測することしかできませんでしたが、どのような事情があったにせよ、その子を見ていて思ったのは、恐れそのものを生み出しているのは、その人自身なのではないかということでした。家族でも友達でも先生でもなく、その子自身が、自分で、恐れを創り出し、自分が創った恐れによって圧倒され、支配され、制御できなくなっているということ。その時の私には、そのように感じられたのでした。

 

 心は自分が創り出すもの。そのことを、ハッキリと認識したのでした。

 

 

 更に、そうした心の状態が現実をも創り出しているということに確信を持つようになったのは、もっとずっと先のことです。

 

 

2021年

7月

13日

サイキック・アタック

 フラワーエッセンスは、人間のエネルギーフィールドに作用するものです。エネルギーは多くの人の目には見えませんが、肉眼で見えないだけであって、確実に存在しています。

 

 人の認識できる色彩の範囲は、時代と共に拡大していっている、という説があります。ある時代より前の絵画には、パステルカラーが一切出てこないそうです。それは、昔の人々は、パステルカラーを認識できていなかったからだといいます。

 

 一昔前より随分と、人々のエネルギーを感じる能力が高まってきているように思います。人類は進化と共に、色彩能力と同様、エネルギーを感じる能力がどんどん拡大されていくのかもしれません。最近作られているドラマや映画、アニメなども、霊的な世界や、精神世界、魂の世界を扱った作品が増えてきています。それだけ、人々の感じる能力や関心が高まってきているのだと思います。

 

 エネルギーの世界に関心が高まり、自分もその世界に足を踏み入れる際には、物理次元を渡り歩いていくのと同じように、道徳心を保ち、良心に従って行動することが大事です。自制心と謙虚さをもってエゴの声を制御すること、そして愛に基づいた選択をすること。これさえ守っていれば、あまり心配するようなことは起こりませんし、おかしな方向に進んでいくこともないかと思います

 

 また、自分をコントロールするのと同じくらい大切なのが、精神世界、霊的世界の仕事に携わる人達を冷静に観察する眼力を持つことです。悲しいことですが、サイキックな能力(霊能力)を使って、人を欺いたり、コントロールしたり、必要以上のお金儲けをしている人たちもたくさん存在します。そして、そうした人々の餌食になっている人も。現実世界と同じように、自分の身は自分で守らなければいけません。

 

 エネルギーを操って他人に害を与えたり、攻撃したり、また相手のエネルギーフィールドに侵入することを単純に面白がり「遊んで」いる人たちもいます。『自分が出したエネルギーは自分の元に返ってくる』というのは、宇宙の不変の法則なので、そうしたダークなエネルギーの使い方をしていれば、いずれその人の身にネガティブエネルギーが跳ね返ってくることになります。ですから、愛に基づかないエネルギーの使い方をして結果的に得することはないのですが、そういった人たちは一時の満足のために行動しているのでしょう。

 たまたま自分がそのようなサイキック・アタックのターゲットになってしまうこともあるので、ある程度用心したり、対処方法を知っておくことも必要かと思います。

 

 そもそも、ネガティブなエネルギーの使い方をしている人とは関わらない、距離を置くことは当然のことですが、常にエネルギー的なバリアーを張っておくことも大事です。バリアーの張り方には様々な方法がありますので、ご自身に合った方法を選べばよいかと思います。

 

 それでも、サイキック・アタックの被害に遭ってしまった場合。サイキック・フィールドで起こったことは、霊的な対処が必要になります。海塩やハーブ、天然石といった、エネルギーフィールドに作用するグッズを使ったり、もちろんエッセンスも浄化を助けてくれます。サイキック・アタックに一番お勧めなのは、アンジェリックの『Shamanic Extraction』です。

 先祖から引き継いできていると思われる、念や呪いのようなネガティブエネルギーがあるようであれば、『DNA Clearing 』や、『Ancestral Healing』などで一度大掃除をすることをお勧めします。

 また、祈りの力で癒しを求め、霊的なサポートを求める、神社やお寺、教会でお祓いしてもらったり、除霊や浄霊ができるヒーラーにクリアリングをお願いする、といった方法もあります。

 

 

 残念なことですが、霊的な能力があるからといって、必ずしも良心に基づいてその力を使っている人ばかりではないのです。そういう人々を見抜くこと、用心すること、自分を守ること、被害を受けたら対処すること、を念頭においておく。それと同時に、自分自身がそちらの側に堕ちていかないように常に戒める。こうしたことが、これから更に拡大していくと思われるエネルギー社会において、問われてくることのように思います。

 

 

2021年

7月

02日

パワープレイ

 お客様からのご相談で多いものの1つが、人間関係のお悩みです。

 

 中でも、属している集団の中で、誰かとの関係がこじれてしまい、感情のもつれが生じて問題が複雑になっているケースをよく聞きます。

 この、「感情のもつれ」が生じているということは、もう既に問題そのものを客観視できなくなっている場合がほとんどです。相手も自分も、現実的な問題そのものより、自分の方が尊厳を傷つけられたという衝撃からくる怒りや悲しみ、恨み、復讐心といった感情にとらわれ、そこから抜け出せなくなっているのです。

 

 異性同士より、同性同士の方が、こうしたパワープレイに陥りやすいようです。ちなみに、他人だけでなく家族内でもこうしたパワープレイは起こりうるものですが、こちらも、同性同士の方が起こりやすいです。

 

 

 

 自分が今まさに、パワープレイに陥っていると気づいた場合。まずは、気づけたということに感謝をしてください。気づいた時点で、問題解決への道のりをかなり進んだことになります。中には、一生気づかないまま、不毛な感情的駆け引きにエネルギーを費やし続ける人だっているのです。

 

 その次に何をしたらいいのか。それは、その渦の中から抜け出すことです。

 

 それができないから悩んでいるんじゃない・・と言いたくなるのもわかります。ハッキリ言っておきますが、ドツボにはまっていればいる程、大変なエネルギーが必要になります。簡単にできることではありません。時間もかかると思います。

 けれど少なくとも、自分が心の底から、「こんなくだらないゲームから抜け出そう。この先も誰かを恨みながら人生を歩むのをやめよう」と決心をしなければ、ことは進みませんし、何も変わりません。この、決心をするということが、とてもとても大事なのです。そして大抵の場合、決心をすること自体が、大変難しいです。自尊心が邪魔をして、自分が引き下がるのではなく、相手をひれ伏したい欲求に駆られてしまうからです。

 

 感情の渦の中にはまってしまっている場合、そこから抜け出すには、感情レベルの上にまで自分を引き上げなければいけません。解決するには、今いる次元より高い次元からの癒しが必要なのです。マインドも解決を助けてはくれません。色々と頭で「考えて」いるだけでは、先に進めません。同じ所で行ったり来たりするだけでしょう。

 

 祈り、高次の存在のサポートもお願いしてください。人が愛に根差した決心をした時には、必ず助けがやってきます。

 

「私を助けてください。この感情に根差した無意味な争いから、私を引き離してください。この問題に、大きな愛のエネルギーを注いでください。私が赦し、赦され、あらゆる恨みや怒りから解放されますように。相手を変えたい、相手に私の痛みをわからせたいという欲望を、私が手放すことができますように。私の悲しみや苦しみが癒され、相手の心も癒され、お互いが憎しみではなく愛の関係で結ばれますように。この問題に携わるあらゆる人に祝福を与えてください。

 最後に、このレッスンを私に与えてくださったことに感謝をいたします。私はこの問題から多くを学び、成長することができました。ありがとうございます。感謝と共に手放します。」

 

 

 

 アンジェリックの、「Unconditional Forgiveness」や「Ho'oponopono」「Release」なども力になってくれると思います。毎日瞑想をして、自分を感情や頭のおしゃべりから解放する時間をとってください。感情や頭のおしゃべりばかりを聴いてしまっているなと感じたら、高い次元の声を聴くように意識をしてください。魂に響く声がきこえてくるはずです。

 

 

2021年

6月

28日

言葉の毒

 時々テレビなどに、「毒舌タレント」「毒舌芸人」なる人たちが登場し、しばらく面白がられては消えていきます。これまで、ただ毒舌だけを売りにして、長く人気を保つことができた人はいないように思います。一言で毒舌といっても、厳しい言葉の裏に愛が感じられる場合もあります。それとは違って、ただ誰かの悪口を言ったり、物事を罵倒する言葉を吐くだけの毒舌は、一時的にウケることがあっても、やがて飽きられ、本人もだんだん行き詰まっていくようにみえます。

 

 そういった芸能人や有名人に限らず、毒を吐いてばかりいる方々をみていると、次第に顔相や、纏う雰囲気も変わっていくのを感じます。言葉もエネルギーなので、口から出た毒によって、自分のオーラ層もどんどん汚れていくのでしょう。

 

 「呪詛」というのは、言葉の力でもって他人を呪うことです。言葉は、魔力を持ち得るほどパワフルなものなのです。エネルギーフィールドに、呪いからくるブロックがある場合は、本格的な浄化が必要な場合もあります。

 

 遠い昔、誰かからかけられた言葉に、長年苦しむこともあります。多くの場合、言った本人より、言われた方がいつまでも覚えています。そもそも、その言葉に執着し、手放さずにいるのは、言われた本人の意思がそうさせているからです。よく、「あの人があの時私に言ったことは、一生忘れない」といったことを言っている人がいますが、それは、その言葉によって今後も呪縛され続けることを自ら宣言しているようなものです。

 赦し、手放すことによって、言葉によって受けた心の傷は癒すことができます。本人が心の底から望みさえすれば。言った本人も忘れているような言葉をいつまでも引きずり、思い出しては怒りに燃え立たされるより、理解をもって赦し、愛と共に手放した方が、千倍楽です。人生のどこかでそれをやらない限り、残りの人生をずっと、言葉の毒に侵されたまま、恨みと共に生きることになります。

 何度も言いますが、この世で一番強いのは愛のエネルギーです。自分を苦しめてきた言葉に、今後も苦しみ続けたくなければ、愛の力で浄化するしかありません。憎しみが解決してくれることは絶対にありません。

 

 

 そもそも言葉の毒に侵されたくなかったら、毒々しい言葉を吐く人を見ない、聞かない、距離を置く。もし、不可抗力で言葉の毒を浴びてしまったとしても、それを自分の中にとどめておかない。その人が吐いた言葉は、その人の内側を反映したものです。たとえ自分に向けられたとしても、個人的に受け取らないことです。自分はたまたまそこにいただけです。

 

 

2021年

6月

01日

火を消すのは自分

 キャンプに行って、火を起こす時のことを考えてみてください。火が弱いなと感じたら、薪をくべます。反対に、強すぎるなと思ったら、くべる量を減らします。火を強くするか弱くするかは、私たちの選択にかかっています。

 

 感情についても、同じことがいえます。例えば何かに対して怒りが湧いてきた時。それは起こった出来事に対して、個人的な反応が起こることによって生じています。

 

 その湧いてきた怒りを、そのまま燃え上がらせるのか、それとも鎮火させるのか。それを選ぶのは、私たちです。選んでいないと思うかもしれませんが、選んでいるのです。

 

 怒りに限らず、あらゆる感情が常に沸いては消え、沸いては消えていきます。人間である限り、感情から完全に解放されることはないでしょう。感情が肥大化し、そこに飲み込まれて圧倒されたようになることもあります。そういったことが起こったとしても(それが良いとか悪いということではありません)、その状態を維持するのか、そこからさっさと退出するのか。どちらを選ぶのか、私たちが決めています。

 

 沸いてきた感情に逐一翻弄されることなく、サッと流す。これは訓練次第で、できるようになります。

 

 そのためにはまず、感情に対して意識的になること、そして客観視することが重要です。感情は、コントロール不能なモンスターではありません。主導権は、自分が握っています。コントロールできるものなのです。

 

 心を静め、フラットな状態にさせるために、瞑想は効果的です。瞑想の習慣がつくと、感情を冷静に眺められるようになります。フラワーエッセンスも、感情を客観視するのを助けてくれます。浄化のスピードも速まります。

 

 感情に対して落ち着いて向き合えるようになってきたら、今度はその出所に目を向ける段階に進みます。この感情は、私の「何」に反応して生じているのか。繰り返し沸き起こってくる感情が、いつも似たようなシチュエーションで生じていることに気づいたりします。

 

 それがわかったら、今度は手放しです。繰り返し同じような状況で、同じような感情に苛まれ、苦しい思いをしたくないのだったら、その原因を手放せばいいのです。大抵の場合、この段階で葛藤が生じます。どこかではわかっているのだけれど、なかなか決心がつかない状態です。もしかしたら、抱えている問題次第では、何年もこの段階で足踏みしているかもしれません。意識に深く根付いている信念ほど、手放すのにエネルギーがいります。あまりにも長い間自分の中にあった場合、自分が特定の固定観念を抱いていることにすら気づかないことが多いです。気づかないくらい当たり前になってしまって、一体化しているのです。

 

 

 こうしたプロセスは、何度も何度も、お掃除が終わらない限りは延々と続きます。いきなり大浄化が起こって、一気に楽になるなんていうことはまずありません。一つずつ、根気強く、やっていかなければいけません。忍耐、忍耐、忍耐。一歩進んではまた戻り、の繰り返しです。がっかりすることもたくさんあるかもしれません。でも、あきらめずに、少しずつでもお掃除を進めていけば、感情の奴隷でいるよりもはるかに楽になれるでしょう。

 

 

2021年

5月

29日

ヒマラヤの女性から学ぶこと

 小さい頃から、自分とは全く異なる生活圏に住み、全く異なる生活を送る人々の様子を見たり聞いたりするのが好きでした。

 

 今は動画で簡単に地球の反対側にいる人々の生活の様子などが見られるようになり、とても興味を惹かれます。特に最近気になっているのが、ヒマラヤの麓の山々で、過酷な環境の中でも逞しく生きている人々の動画です。電気やガス、水道といった設備はなく、ほとんど自給自足に近い生活を送るそれらの人々の暮らしは、恐らく何百年も昔からほとんど変わらないのではないかと思われるくらい、素朴で自然と一体化したものです。小さい子供も水くみや家畜の世話、食事の支度などを積極的に手伝い、嫌そうなそぶりさえ見せません。生きるため、生活するために自分が動く、つまり働くということが、当たり前に受け入れられているように感じます。こういうごくシンプルな生活スタイルを目にすると、文明化が進んだ社会が、あまりにもいろいろなことが複雑になっているように思えてきます。きっとその分、考えることや不満に思うことが増えてしまうのだろうなとも思います。

 

 彼らの生活を映した動画を見ながら、文明って何だろうと考える日々を送っていた私は、ある時、ある動画に出てくる一人の女性に目が留まりました。その女性は、一年前に夫をなくし、近所に家一軒見当たらないような山奥の小さな小屋で、10歳くらいの男の子と、赤ん坊一人を抱えながら生活しているのでした。当然電気ガス水道といったインフラは全く整っておらず、住んでいる小屋も、嵐が来たら吹き飛ばされてしまいそうなくらい頼りなく見えます。家の隣に小さな畑があるのですが、人手が足りないためか、作物も十分に育っていません。食べるものがあまりないようで、ある時など、お鍋の底にこびりついてカピカピになった、わずかなおかゆの残りを息子に食べさせていました。暖を取るための手段もなく、恐らく大変に寒いと思われる中で、ボロボロになった布を何枚も赤ん坊に巻き付けて、寒さから守ってあげているのでした。

 

 文明化社会で育ってきた立場で見れば、普通は「貧しさ」や「虚しさ」といった視点でこの女性を見てしまうと思います。ところが彼女自身は、いつも大変穏やかな表情で、不思議と満ち足りた様子でいるのです。食べ物も、自分は食べずに子供にあげているので、ガリガリに痩せています。夫を病気で亡くしているので、この先も恐らく一人で子供を育てていかなければいけないでしょう。そうした状況でも、彼女からはまるで悲壮感というものが感じられないのです。それどころか、なけなしの食事を子供に与えている時の慈愛に満ちた表情や、赤ん坊を片手に抱えながら鍬で畑を耕す時の笑顔からは、至福さえ伝わってきます。一体このような状況で、なぜ彼女は幸せに満ちていられるのだろう。なぜ笑顔でいられるのだろう。物質的価値観にどっぷりと浸かった視点で見てしまうと、彼女の内なる幸福は信じられないかもしれません。

 

 この動画はシリーズのようになっていて、実はその後の彼女の様子が記録されています。それを見ると、更に興味深いことになっていきます。この動画を撮影した人や、それを見た人々が、彼女を助けたいという気持ちになり、世界各国から次々と寄付が集まったのです。お金だけでなく、あちこちから人材も集まるようになり、あれよあれよという間に、あの今にも倒れそうだった彼女の家は立派に改築され、水道も引かれ、更に遠くにいっていた一番上の息子も呼び戻すことができました。

 

 私はこの様子をみて、彼女の内なる状態と釣り合っていなかった現実が、ようやく釣り合ったのだなと思いました。

 

 ただし当の本人は、家がボロボロだった時と、立派に改築された後とで、何ら変わりがない様子なのが印象的でした。きっと彼女は、貧しいままの状態でいたとしても、常に笑顔でいたことでしょう。内なる至福に満ちている人は、周囲の現象などあまり関係ないのかもしれません。

 

 

 

2021年

5月

28日

次の段階

 アンジェリックエッセンスには、説明だけきいていると不思議に感じるものがいくつかあります。『The Next Level』(次のレベル)というエッセンスは、そのうちの一つです。エッセンスの解説は以下の通りです↓

 

『The Next Level』

とても高いバイブレーションのエッセンス。次の段階の意識や存在のエネルギーのようです。現存するエネルギーより高いエネルギーで、私たちがより高次の意識とバイブレーションへ進化することを助けてくれます。 私(ルース)がこのエッセンスを初めてつくって試したところ、エネルギーに満たされ充電されました。エネルギーを見たり感じたりする私の能力が高められたようです。このエッセンスは、その人のバイブレーションを引き上げるのにぴったりです。

~(株)ネイチャーワールドのホームページより抜粋~

 

 作り手のルースさん自身も、エッセンスが出来上がってからでないと、そのエッセンスのバイブ

レーションがどんなものなのか、わからないようです。

 

 

 私がこのエッセンスを試したくなるのは、「自分では次の目標が明確にわかっていて、そこにいきたいのだけれど、どうしてもそれまでの習慣や、過去の記憶に足を引っ張られてしまい、なかなか次の段階に進めずにいる時」です。頭ではわかっているのだけれど、現実的になかなか動きだせずにいる、そんな停滞したような状態です。そんな時は、まずは自分のバイブレーションを上げてしまうのが手っ取り早いです。様々な方法があると思いますが、私はこのエッセンスの力(高次の力)を借りて、エネルギーを高めてもらいます。そうすると、高まったエネルギーフィールドにそぐわない、古いエネルギーが自然と去っていきます。

 

 人間は常に内なる成長を続けていく存在です。何かを学んだからといって、それで終了ということはなく、次から次へと課題がやってきます。一つの学びが完了しても、また次の段階へ進むための課題が目の前に現われます。ずっと成長し続けなければいけないのです。

 

 成長の過程で障害となるのは、それまで継続し続けてきた習慣(物理的な習慣に限らず、思い癖や考え方のパターン)や、過去の経験です。今までこうだったから、これからもこうなる。過去にできなかったのだから、今後も無理だろう。人間は自然とこのような、過去に引っ張られた考え方をしてしまいます。過去を称賛しているわけではなくても、です。これまでやったことがないことにチャレンジすることや、それまでの自分とは違う自分になることが怖かったり、上手くいかなかったときのことを考えてしまい、ひるんでしまうのです。疑心と恐れというエゴの罠にはまってしまっている状態です。

 

 『The Next Level』は、エネルギーが先にグンと引き上げられ、とりあえずそういった頭の中のゴチャゴチャしたおしゃべりが吹っ飛ばされていくような感覚があります。ただし、このエッセンスの恩恵を深く受けるためには、その人本人の「変わりたい」という強い決意が必要不可欠かと思います。自分が変わるためには、時には勇気のいる行動をしなければいけないこともありますし、それまでにこだわっていた何かを捨てなければいけないこともあります。そんな時、それまでと変わらない世界に安住し、過去と同じ自分でいることは、一種の安心感を得られる場合もあります。変わることよりも、過去と同じ状態を選んでしまうのは、この見せかけの安心感に心を引っ張られ、「このままでいいんだ」と自分に言い聞かせている時です。

 

 恐れを払拭するくらいの強い意思を持った時、このエッセンスは、望む方向に一気に導いてくれます。迷いがなくなります。そして、それまでどうしてもマインドに引っ張られてうまくいかなかったことが、フッと楽にできるようになったりします。

 

 高次の存在は、魂の成長を心から望む人に対しては、協力を惜しみません。「求めよ、さらば与えられん」です。その望みが高い志からくるものであればあるほど、強力なサポートがやってきます。

 

2021年

5月

27日

コロナ禍で役に立ってくれそうなエッセンス

 思っていた以上にコロナはしぶとく、閉そく感が靄のように私たちを覆っています。私たち個人個人で置かれている状況は異なるでしょうが、人々の意識のフィールドは、深い部分でつながっています。いくら個人的な生活が守られていようと、周囲の人々や集団(地域、国家、地球)に蔓延する鬱屈したエネルギーの影響は、どうしても受けてしまうことでしょう。

 

 このように、世の中全体に不安や閉そく感、あきらめ、怒りといった感情が蔓延している時、私たちは無防備でいると、簡単にそれらの感情にのまれてしまいます。

 

 少し冷静に自分のエネルギーフィールドを眺めてみてください。今そこをネガティブな感情が覆っているとしたら、それはどこからくるものでしょうか。自分自身が置かれている状況から(に反応して)くるものなのか、それとも周囲や世の中全体を覆っている集団意識の影響を受けているものなのか。前者であれば、粛々と自分のなすべきことをこなしていき、状況を好転させる努力をしていけば良いだけです。もし後者であるならば、これ以上「無駄に」外からくるエネルギーの影響を受けている必要はないのではないでしょうか。もちろん、それらの感情にみんなと一緒にどっぷり浸りたい、と望んでいるのなら別ですが。

 

 自分のエネルギーフィールドの中で、どれが自分のもので、どれが自分のものではないのか、客観的に眺める訓練をしておくと、周囲で何が起ころうと、どんなに世の中に慟哭が渦巻いていようと、自分以外の人々の感情に必要以上にとらわれることなく、淡々と流していくことができます。エネルギーに敏感なタイプだからといって、常に誰かのネガティブな念や感情をスポンジのように吸収し、それに翻弄され、具合すら悪くなる日々を繰り返していく必要はないのです。全てはチョイスです。自分はどう生きたいのか。敏感体質だから弱い自分でいるのか。敏感体質だけれども、自分の領域はきちんと守りながら確固たる「私」でいるのか。選択しているのはその人自身です。

 

 まずは、もし今特定の感情にのまれているとしたら、その感情を流す練習をしてみてください。感情もエネルギーです。流動的で、常に変化しています。本当は、手放したかったらいつでも手放せるものなのです。特定の感情にしがみついたり、溺れていたりする時には、そうした状況を選んでいるのは自分自身だということを認めてください(誰か他に強要している人がいるでしょうか)。感情に溺れたくなかったら、手放せば良いのです。ただそう決断するだけです。そして具体的に動いてください。深呼吸をしたり、お風呂に入ったり、瞑想をしたり、自然の中を歩いてみたり、芸術に触れてみたり。

 

 感情の渦からとりあえず脱却することができたら、次にその感情はどこからきたのか、冷静に見つめてみてください。感情は必ず、発生源があります。自分の特定,の「思い」が発生源である場合。きっと自分は、何かに期待をしているか、何かを失うのが怖いか、自分を信じることができていないのです。理想通りにいかない現実に反応して、怒りや悲しみが生じているのです。

 

 自分以外の感情を拾ってしまっている場合。とにかくその感情にとらわれず、せっせと流していきましょう。特に今のような状況下では、常に自分のエネルギーフィールドを守る意識を保っていた方が良いです。あちこちに不満や慟哭が渦巻いていますから。自分以外のエネルギーは、自分の中に取り入れない。"Go Away!!"と心の中で叫んで追い払ってください。人間の意思と感情だったら、意思の方が強いのです。

 

 

 このような時に助けとなってくれそうなエッセンスをいくつか挙げてみます。

 

『エンジェルソード』(オーストラリアンブッシュ)

 自分にとって何が真実で、何が真実でないか、判断する明晰さをもたらしてくれます。様々な混乱や間違った情報の渦の中で、自分にとっての正しい情報を見極めることを助けてくれます。また、オーラに穴が開いてしまった時、そこに入ってきたエネルギーをカットしてくれます。

 

『フリンジドバイオレット』(オーストラリアンブッシュ)

 ショックやアクシデントがあった時に空いてしまったオーラの修復をしてくれます。過去にトラウマ経験があるような場合、これをとるのがお勧めです。オーラに穴が空いていると、そこから簡単にネガティブエネルギーが入ってきてしまいます。

 

『ジニア』(パワーオブフラワー)

 人生に喜びのエネルギーを。人生が停滞しているように感じる時や、人生を深刻にとり過ぎてしまっているような時に。緊張をほぐし、幸福感を高め、生きる活力を取り戻し、軽やかな希望と喜びの感覚をもたらしてくれます。

 

『Purification』(アンジェリック)

 浄化のエッセンス。日々様々なエネルギーに接し、その都度疲弊してしまうような方にお勧めです。一日の終わりだけでなく、朝起きた時や日中にもこまめにとると、望まないエネルギーに翻弄されることなく、一日を軽やかに過ごすことができます。

 

『Creating Healthy Boundaries』(アンジェリック)

 周囲との境界線を保つ。これを飲んでいると、必要以上に他人の影響を受けることなく、「自分」を保つことができます。周囲に苦手な人がいる場合や、常に他人の顔色を窺ってしまうような方にお勧めです。

 

『Protection』(アンジェリック)

守りのエネルギー。ネガティブなものから自分を守ってくれます。

 

 

2019年

3月

12日

繊細な人の宿命

 エネルギーに敏感な方は、知らず知らずのうちに自分がスポンジのようになってしまい、種々雑多なものを一度に吸収し、どっと疲れたり、他のものの影響を強く受けて自分を見失ったり、ということが起こりがちです。そういう方ほど、本当はきちんと意識してバリアーを張り、他人との境界線をきちんと保つ必要があるのですが、なかなかそれが上手くいかないことが多いようです。

 というのも、エネルギーに敏感体質の人(エンパスとも言う。最近はHSP=Highly Sensitive Personなどという表現も出てきました)は、心優しく繊細なタイプが多く、他者に共感し、痛みを分かち合おうとする気質が生まれつき備わっているからなのです。それは、その人の持って生まれた能力でもあり、宿命でもあるのですが、だからといっていつも無防備でいては、自分がやられてしまいます。

 

 そういう方は通常、他者の痛みを感じ取り、それを癒したり、愛に変換する使命があって、この世にやってきているのですが、その使命を果たす前に自分が倒れてしまっては、道半ばで折れてしまうことになります。繊細で敏感な方は、持って生まれた繊細さを活かすためにも、強くなければいけません。繊細で敏感だから弱い、と消極的になるのではなく、繊細で敏感であるけれど強い、という強気の状態に持っていくことが大切かと思います。そのためには、ある程度意思を強く持つことと、自分を守る努力が必要です。

 

 繊細で敏感な人が、強さを手に入れたら、ブレることなく、他者をサポートすることができます。持って生まれた能力を活かしながら、自分の使命を果たすことができます。

 そのためにも、一度自分のエネルギーフィールドがどうなっているのか、チェックしてみた方が良いかもしれません。自分以外のエネルギーに浸食されていないか、誰かに自分を乗っ取られていないか、ちゃんと自分の軸を保てているかどうか。芯を保っていないと、敏感なだけに、簡単に他人のエネルギーを自分のフィールドに招き入れてしまうことになります。

 エッセンスにも、バリアーを張ってくれるものや、邪悪なエネルギーを跳ね返してくれるものがいろいろあります。アンジェリックで人気なのが、「Creative Healthy Boundaries(健全な境界線を引く)」です。「Angelic Lance(天使の槍)」や「Archangel Michael(大天使ミカエル)」もお勧めです。

 それから、定期的に(できれば毎日)自分のエネルギーフィールドをお掃除する努力をした方が良いです。海塩を入れたお風呂に浸かるのが簡単で効果的ですが、その他にもパワーストーンやセージといった浄化グッズの力を借りるのも手です。私はもちろん、エッセンスの力にも頼ります。それから、祈りの力も大変強力です。

 

 私自身、最初から自分の軸を保てていたわけでも、他人との境界線を意識していたわけでもありません。特に思春期辺りからは、何が自分で何が自分のものではないのか、よくわからなくなって様々なものの影響を強く受け過ぎてしまい、混乱したり、不安定になったり、周囲に引っ張られて流されて・・ということをずっと繰り返してきました。長い長い漂流生活を経て、今やっと地に足を着けて自分の意思をきちんと保てるようになってきました。

 

 思春期というのは、特にバリアーが薄くなるのか、急速に他人、それも同世代の人の影響力を強く受けやすくなるようです。この時期に自分をしっかり保つというのは、特に敏感体質の人には難しいのかもしれません。それでも、自分の経験からすると、どこかで自分の芯というか、信じる気持ちがコアの部分に保てていれば、多少周囲に流されたり、自分を見失ったりしたとしても、再び戻ってくる時期が来ると思います。

 この、思春期特有の流される時期に、いくら周りの大人達がうるさく言ったとしても、本人だってどうしようもなくてそうなっているのだから、うるさい、と思われても仕方ないかもしれません。おそらく人間は、一度自分を見失う経験をすることで、本当の自分というものを発見していくのではないでしょうか。

 

 ですから、人生で起こったことに何一つ無駄なんてなく、流されて自分を見失った経験さえも、愛して受け入れてあげてもいいのではないかと思います。ただ、もう大人になったのであれば、いつまでも漂流生活を続けるのはやめて、きちんと現実と自分に向き合う努力をした方が良いかもしれません。おそらく、その時期がきていれば、なんらかのサインを受け取っているはずです。もしくは、今までの生き方がどうにもうまくいかなくなったり、それまで仲良くやっていた人たちに違和感を覚えるようになっていったりしているはずです。

 

 意思の力と勇気を使って、バリアーと浄化を心がけながら、周囲に必要以上に振り回されることなく、自分の道を歩むこと。難しいことかもしれませんが、信じて進むときっと良い事があります。

 

2018年

11月

26日

感情の癒しと浄化

 2018年に新しく出たばかりのアンジェリックエッセンスその2は、『Emotional Healing(エモーショナルヒーリング)』です。

 

 このエッセンスは、感情をしっかり「感じる」ことをサポートすると同時に、私達が感情に支配されるのではなく、感情に寄り添い、そしてスムーズに浄化していくプロセスを助けてくれるものです。

 

 私達には、日々様々な出来事が起こり、その1つ1つに対処していく過程で、たくさんの感情が生まれます。感情そのものは、自然発生的に起こっており、ただのエネルギーです。ただ、中にはきちんと「感じる」のが不快に思えるものや、自分がそうした感情を抱いているという事実に向き合いたくないこともあります。

 人がなかなか自分の感情に素直に向き合うことができないのは、文化的、宗教的な教えとして、人が感情を表に出すことはあまり良いことではないとされていることや、成育過程において、安心して感情を露わにすることが困難な環境にいたことなどが、背景としてあるかもしれません。

 自分の内側から自然に沸き起こっている感情を直視することができなかったり、受け入れることができない状態だと、感情は中途半端に昇華されるにとどまり、不完全燃焼のままいつまでも私達の内部に留まることになります。そして、沈静化したかと思えばまた浮上し、何とかなだめすかせていなくなったかと思ったら、忘れた頃にまた表に出てきたり、という負のループを繰り返し、その都度振り回されることになります。

 

 今まできちんと自分の感情に向き合った経験がなかったりすると、感情というものが、何かコントロールのきかない魔物であるかのようなイメージを抱いてしまっているかもしれません。感情は、押さえつけるか、なんとかしてコントロールしなければ、暴走して自分を苦しめ、そしてしまいには肥大化した感情の海に溺れることになる・・・そんな誤解をしてしまっているかもしれません。

 

 しかし、本来感情というものは、私達が思っている程危険なものでも、怖いものでも、”悪い”ものでもありません。感情で死ぬことはありませんし、私達を支配できるほど強くもありません。いざ、沸き起こってくる感情に対して完全にオープンになり、しっかり感じ切ってみると、それは意外なほどあっさりと私達の中から外に出て行ってくれます。否定せずに受け入れれば受け入れる程、スムーズに、スピーディに浄化されます。抵抗したり、中途半端に感じる程度に終わってしまっているから、いつまでも私達の内面でくすぶり続け、それに対して真摯に向き合うきっかけを逃してしまっているのです。

 

 

 これまで、しっかりと感じ切ることがなかったたくさんの感情は、私達の内部に長年蓄積されてきました。準備ができて、浄化のタイミングがやってくると、長い間閉まっていた蓋が開いて、ため込んでいた感情が次々と出てくることがあります。そんな時、フラワーエッセンスやアンジェリックエッセンスはとても力強い味方となってくれます。感情に対する恐怖心が和らぎ、私達が感情に向き合う勇気をもたらしてくれます。そして、感情に飲まれることなく、スムーズに浄化するお手伝いをしてくれます。